のべ竿エサ釣りでアマゴ2桁【小柿渓谷放流釣り場】釣れない時に試したこととは?
2023年03月11日 11:30
抜粋
放流釣り場といえば、厳寒期でも釣果がカタいHOTな釣り場。大爆釣を期待して釣行したが、予想外の事態により悪戦苦闘。あらゆる手を駆使してなんとか二桁のアマゴと出会うことができた小柿渓谷放流釣り場での釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)


小柿渓谷放流釣り場とは
小柿渓谷放流釣り場は、兵庫県三田市にある自然河川・羽束川を岩で区切り、その区画にアマゴを放流して釣らせてくれる自然に近い状態の管理釣り場。
小柿渓谷放流釣り場の事務所(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)ここはスタッフの方々の対応が毎回素晴らしいので、著者は解禁前によくお世話になっている。今回の釣行も、簡易的な取材を快諾してくれた。
無料駐車場と休憩スペースあり
釣り場のすぐ横には無料駐車場があり、受付を行う事務所は休憩所も兼ねている。暖房で温度管理されている上にカップ麺や簡易釣り具もそろうので、ファミリー連れでも安心だ。
料金
遊漁量は大人男性1人3800円+河川清掃協力金200円(3/1から400円)がかかるが、女性や午後からの釣りの場合は割引もある。エサはイクラが1パック500円、ブドウムシ600円、ミミズが350円。貸し竿もあるので、手ぶらで楽しめるもの魅力の一つだ。
バーベキューも可能
釣り場ではバーベキューも楽しめるようになっており、訪れた当日も楽しんでいるグループがおられた。アウトドア派には嬉しいサービスとなっている。
釣り場は区画貸し切り型
入釣する際に数ある区画から1か所を選び、その場所にアマゴを放流してもらう。この区画は自分専用エリアとなるので、オマツリの心配やソーシャルディスタンスを気にしなくても良いのがありがたい。
小柿渓谷放流釣り場の区画(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)当日の使用タックル
今回は川釣り初心者である釣り友のタカヒコさんと同行。経験者である筆者が二人分のタックルを用意した。
筆者の仕掛け
ノベザオ天井イト付き通し仕掛け(作図:TSURINEWSライター荻野祐樹)渓流釣り愛好家の著者は、普段から使い慣れている通し仕掛けで挑む。普段は5.3mの竿を愛用しているが、この日は今シーズン新たに使用する6.3mの竿の試運転を兼ねている。
タカヒコさん用初心者向け仕掛け
ノベザオ天井イト付きハリス別仕掛け(作図:TSURINEWSライター荻野祐樹)管理釣り場が三回目となるタカヒコさん用に用意したのは、取り扱いやすい4.3mのノベザオ。さらに、ハリを呑みこまれることを想定してハリス交換式の仕掛けを自作しておいた。これなら、ハリを呑みこまれてもすぐにハリスごと交換できるので、ハリスが傷んでしまう心配もない。アタリが取りやすいよう、目印も1つ多くしてある。
放流直後は荒食いのはず?
事務所での受け付け後に区画を決め、支度が出来てしばらく経った8時15分頃、スタッフの方が放流するアマゴを持ってきてくれた。今年は少しサイズが大きいそうだ。
小柿渓谷放流釣り場の放流アマゴ(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)放流されたら放流時の目印であるタスキを回収してもらい、アマゴが馴染むまで5分ほど待って釣りを開始。すると1投目から目印に反応が出て、あっという間にゲット。
小柿渓谷放流釣り場で釣れたアマゴ(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)しかしこの後は、初めて使用する竿の感覚に悪戦苦闘。時に強風に煽られたり、アラレや雨が結構な勢いで降ってきたりと、中々に厳しい状況だ。一方タカヒコさんは順調に釣りあげていくため、徐々に焦りを感じ始める。
釣れない時に試したこと
管理釣り場とはいえ、相手は警戒心の強いアマゴ。著者も様々な手を試してみた。
探る場所を変える
放流直後のアマゴは流れの緩い場所に溜まるが、時間が経てば徐々に流れの方に出ていく。流心脇のヨレや岩の影等は絶好のポイント等で、積極的に攻めていく。
タナを変える
ジンタンの重さを調整し、水面近くから底付近までを幅広く探っていく。
エサを変える
イクラだけだと見きられてしまうため、今回著者はブドウムシも購入しておいた。特に曇天や濁り時はイクラより強いこともある。
誘いを変える
自然渓流ならいかに自然に流すかが重要だが、管理釣り場では意図的に仕掛けを止めたり、底付近で軽くチョンチョンと誘いをかけるのも有効だ。
本来ならこれでアタってくるはずのアマゴが、なかなか当たらない。これは流石におかしいと感じた著者は一度昼休憩を挟み、思い切った手に出てみることにした。
区画を移動し入れ食い
時刻は既に13時半、この時点で僅か3匹。テコ入れが必要だった著者は、竿を使い慣れた5.3mの物に持ち替え、天井イトの長さを1mほどカット。これで6.3m用の仕掛けがそのまま使用できる。そしてさらに、周囲の区画は誰もいなかったこともあり、思い切って正面側の区画に移動してみた。すると驚くことに、あっという間にアマゴがヒット!
小柿渓谷放流釣り場で釣れたアマゴ(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)そしてここから、まるで放流直後のような入れ食いに遭遇。先ほど紹介したあの手この手を使い、ヨレ・流心・底とあらゆる場所を攻め続け、午後の時間だけで10匹を追加することに成功。なんとか二桁達の釣果を達成できた。
小柿渓谷放流釣り場の様子(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)区画を移動する頃に気づいたのだが、よく見ると私の区画に一部流れが緩やかな隙間が空いており、ここからアマゴが移動してしまっていたのだと思われる。増水時はこのようなトラブルもありえるのだと勉強になった。
最終釣果
小柿渓谷放流釣り場での最終釣果
16時前に納竿となったのだが、最終的な釣果は私が13匹、タカヒコさんが11匹。22cm程の良型も混ざり、なんとか2人ともツ抜けを達成できた。悪天候且つトラブルがあった中で、この釣果は素直にありがたい。
マナーを守って楽しく釣ろう
小柿渓谷放流釣り場は、いわば放流魚を買って釣りをする釣り堀といったスタイル。その区画から離れると「この区画、私はもう大丈夫です」といっているようなもので、すぐに近くの釣り人が入ってくることがある。場所移動する際には非常に勇気がいるが、この日のように別の区画でよく釣れるなんてこともあるのだ。
釣行する際は自分にとって釣りやすいと思える区画をじっくり吟味し、その場所に合わせた釣り方を行うのが釣果を伸ばす秘訣といえる。管理釣り場と侮るなかれ。警戒心の強いアマゴとの知恵比べを、皆様も楽しんでみてはいかがだろうか。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>
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