海上釣り堀で本命シマアジ手中【沼津・まるや】バナメイエビエサが大当たり
2023年03月13日 17:00
抜粋
2月23日(木・祝)、沼津市の海上つり堀まるやへ釣行しました。この日は気温が上がる予報で、朝の冷え込みも先月と比べてかなり落ち着いたように感じます。ただ、昼前から西風が強まるとの予報も出ていたために実釣中の影響が心配です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
海上釣り堀まるやでシマアジ狙い
2月23日(木・祝)、沼津市の海上つり堀まるやでは、釣行当日に放流していた魚種はマダイ・シマアジ・イナダ・カンパチの4魚種でした。
今回の目標は、大好きなシマアジを釣ることにしました。放流量と気まぐれな性格から狙って釣るのがむずかしい魚種ですが、運よく釣れるタイミングがあれば十分にチャンスがあります。
また、放流しているカンパチのサイズが少しずつ上がってきたようで、重量が増したパワフルな引きに期待です。
海上釣り堀まるやでのタックル
当日使用したタックルは以下の3つになります。
マダイ・シマアジ狙い(脈釣りタックル)
ロッド:がまチヌ イカダ競技スペシャルⅢ 1.65 ※穂先は先調子を装着
リール:セイハコウSP RC83
ライン:フロロカーボンライン2.5号(通し)
針:マダイ10号
オモリ:0.5号
マダイ・シマアジ狙い(ウキ釣りタックル)
ロッド:ブルーキャビンFL 300MH
リール:インパルト2500SH-LBD
道糸:ナイロン3.5号
ウキ:1.5号
オモリ:クッション付1.2号
ハリス:フロロカーボンライン3号
針:マダイ10号
青物狙い(ウキ釣りタックル)
ロッド:アナリスター64 80-390
リール:ツインパワーC5000XG
道糸:PEライン5号
ウキ:8号
オモリ:クッション付6号 ※活きエサ使用時はハリスに1号追加
ハリス:フロロカーボンライン8号
針:カン付伊勢尼12号
使用したエサ
・ダンゴエサ2種類(赤・黄)
・冷凍海エビ
・漬け込みエサ2種類(バナエイエビのむき身・ササミ)
・カツオの切り身(ペースト漬け)
・活きアジ
持参したエサのうち、バナエイエビとササミは、前日の夜に漬け込み液とニンニクで漬け込んで着色したものです。どちらもスーパーで購入できるもので、工夫によっては特効エサになりえることも。実際、今回の釣行では漬け込みエサが火を噴く結果になりました。
むずかしいイケスへ
出船時刻の8時前に港を離れ、沖から2番目のイケスに渡りました。
このイケスはむずかしいことで知られており、過去の荒天でイケスの金網が変形してしまって、場所によって深さのばらつきが大きいのが特徴です。
同じイケスに乗ったグループの人数が多いため、釣り座決めはじゃんけんすることに。釣り座決めの結果は惨敗で、ハズレの釣り座になってしまいました。
魚の居場所に偏りがあるため、釣り座で釣果が大きく変わることも。魚の少ない釣り座になったのは痛いですが、気持ちを切り替えて少しでも釣果が伸びることを祈ります。
相当渋い状況
ダンゴエサと漬け込んだバナエイエビをローテーションして探りますが、筆者の釣り座はしばらく反応なし。対面ではポツポツと釣れている様子、でもやはり魚が少ないイケスのようです。
遅れてようやくアタリが出たと思いきや食いが非常に渋く、何度か素針を引いてしまいます。普段の感覚でアワセを入れると、素針を引くか皮一枚といった状況で、タイミングをつかむのに苦労しました。
周囲を見渡すと、ほとんどの方があまりに食いが渋いために、脈釣りタックルでマダイを狙っているようです。このイケスの光景からも、非常に厳しい状況なのが伝わってきます。
青物放流でイナダとカンパチ
マダイとシマアジが放流され、その後遅れて青物の放流タイムがやってきました。ここまで非常に厳しい状況が続き、いまだ釣果がありません。
青物の放流でようやく食いはじめ、活きアジとカツオの切り身でイナダとカンパチを1匹ずつキャッチできました。
ここから続いてくれるかと期待しましたが、すぐに活性が落ちてしまい、再び沈黙モードに。仕方なくマダイ狙いに切り替えます。
マダイも顔見せ
青物と入れ替わるように、ようやくマダイの反応が多くなってきました。
とくにアタリが多いのが漬け込んだバナメイエビのむき身で、ダンゴエサよりも断然反応がよい状況です。仕込んできたエサを食ってくれると嬉しい気分になります。
クロダイ釣りのような小さなアタリを捉えながら、前半の遅れを一気に挽回、立て続けにマダイをキャッチできました。
本命シマアジをゲット
途中、周囲でシマアジがヒットしたのを見て、考えるよりも先に、直感でウキ釣りタックルに持ち替えました。すると、目標にしていた大好きなシマアジをゲットできました。
しかし、この時合いは一瞬ですぐに落ち着いてしまいました。
このシマアジも漬け込んだバナエイエビでヒットしたので、当日の数少ない当たりエサだったのは間違いないようです。
最終釣果
その後は反応が途絶えてしまい、なにも起こらぬままに終了時刻となってしまいました。前回1月の釣行も厳しかったですが、今回はむずかしい状況のなかでも、かなり奮闘できたと思います。
最終釣果はマダイ7匹、シマアジ・イナダ・カンパチをそれぞれ1匹ずつでした。むずかしいイケスのハズレ釣り座に加え、魚の食い渋りとむずかしい条件がいくつも重なったなかで、これだけの釣果があれば十分です。釣果回収時には海上つり堀まるやのスタッフから、ねぎらいの言葉もいただきました。
バナメイエビが当たり
今回の釣行は、先月(1月)の釣行に引き続き食い渋る魚に苦戦し、漬け込んだバナエイエビの反応に助けられた釣行となりました。正直、ここまでバナメイエビに反応がよかったのは意外です。匂いと見た目で魚が気付きやすく、遠くからでも見つけてもらえる分アタリが出たのではないかと考えています。
これから春にかけて水温が上がってくることで、魚の食い渋りも落ち着いて元気が戻ることを期待します。当日はイケスの外でアオリイカの釣果も見られ、少しずつ確実に春が近づいているのを実感しました。水温が上がるまではもう少しの辛抱です。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>
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