【清水港2020】クロダイ乗っ込みが前倒しスタート 3つの攻略法を紹介
2020年03月12日 11:00
抜粋
2020年は暖冬だったため、人気釣り場「清水港」でのクロダイの乗っ込みが前倒してスタートした模様だ。年無し含み数釣り達成の釣行レポと併せて攻略法を解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)


清水港クロダイ乗っ込みシーズン
春が近づき、クロダイ(チヌ)の乗っ込みが気になる時期になりました。筆者の地元にある清水港は、クロダイの乗っ込み開始時期が周辺地域よりも早いことが特徴で、例年であれば2月中旬ごろから本格的に乗っ込みが始まります。
腹パンの乗っ込みクロダイ(提供:WEBライター・杉本隼一)この時期になると、陸っぱりからのフカセ釣りやカセからのダンゴ釣りが盛り上がりをみせ、釣り場もクロダイ狙いの釣り人で賑わいます。
2月頃から始まった乗っ込みはおおよそ3月末頃まで続き、それ以降は少し釣果が落ち着きますが、遅れて乗っ込んでくるクロダイの群れに当たるとシーズン本番を過ぎても大釣りできる可能性があります。しかし4月下旬以降はほとんどのクロダイが産卵後の回復期間に入るため、釣果をあげることが厳しくなってきます。
2020年の乗っ込みは早い!
今年の乗っ込みは2月下旬頃になって本格的にスタートしたようで、すでにお腹が膨れた卵持ちの個体が多く釣れています。また、沖から入ってきたと思われる銀色の綺麗な魚が多く、運良く群れに当たれば入れ食いを楽しめることもあります。
例年でも乗っ込みが始まるのが早い清水港ですが、一昨年や去年の乗っ込みは今年よりもさらに早い1月下旬頃に始まっており、冬になっても水温が高めであったことが原因であると考えられます。
清水港乗っ込みクロダイ攻略法3選
それでは清水港での乗っ込みクロダイの攻略法を紹介します。
コマセに押麦やコーンをブレンド
クロダイは雑食であり、オキアミや練りエサといった定番エサのほかにもコーンや押麦なども好んで摂餌します。釣り上げたクロダイの胃袋を見てみると、ほとんどのクロダイが押麦を食べていることが分かると思います。
市販の押麦(提供:WEBライター・杉本隼一)押麦やコーンをコマセの中に配合すると、水中でヒラヒラと落ちていくのでクロダイの視覚にアピールができます。また、押麦にオキアミのドリップを吸わせることで強い集魚効果が期待できます。
コマセに押麦をブレンドする(提供:WEBライター・杉本隼一)底狙いを基本に中層も探る
乗っ込みシーズンはクロダイが群れていることも多いため、エサを取り合うのか魚が中層に浮いてくることも多いです。クロダイ釣りの基本は底狙いですが、魚が浮いている状況で底を狙っても釣果に結びつかないので、中層をゆっくり攻められる全層仕掛けを使用したり、誘いを入れるなどの対策が必要になることもあります。仕掛けをタナに入れていく途中でいきなりアタリがでることも多いので、注意が必要です。
コマセに浮いているクロダイのイメージ(作図:WEBライター・杉本隼一)午後からが勝負
午前中にアタリがなくても午後になって突然群れが回遊してくることもあります。午前中にしっかりコマセを撒き、ポイントにコマセを溜めることで回遊してきたクロダイの群れをを足止めできます。釣れないからといってコマセを撒かないと午後の釣りに影響が出やすいので根気強くコマセを撒き続けましょう。
乗っ込みクロダイ狙いで清水港に釣行
2月28日、清水港でエギング釣行をしていたところ、クロダイを狙っていた師匠から「クロダイがよくアタっているからチャンス」との連絡があったため、急いで自宅へ戻り、フカセ釣りの道具を持って師匠がいるポイントへ行くことになりました。
当日の天気は曇りで、日差しが少なかったため少し肌寒く感じましたが、風は穏やかで釣りがしやすい状況でした。
タックル図(作図:WEBライター・杉本隼一)筆者にアタリがこない理由とは
釣り場に到着するとすでに師匠のスカリに腹パンの本命が2匹入っていました。丁度群れが回ってきている様子だったので、隣に入らせてもらい急いで準備を始めると、横にいる師匠の竿が弧を描いています。上がって来たのはサイズこそ30cm台後半ですが、銀白色が美しい乗っ込みのクロダイ。
フカセ仕掛けを準備してスタート(提供:WEBライター・杉本隼一)ワクワクしながら準備を終え、11時頃釣りスタート。ところが、こちらには全くアタリがありません。隣の師匠にはアタリが頻発しているので、釣り方を観察してみると、仕掛けが馴染んでから底へ入る前に食ってきている様子。魚が浮いていると判断して中層を狙ってみることにしました。
中層狙いでアタリ頻発
12時半頃になり、中層も丁寧に探ると、筆者と師匠の2人ともアタリが頻発するようになりましたが、素針やハリ外れが多発してなかなかヒットに持ち込めずにいました。
清水港の様子(提供:WEBライター・杉本隼一)中層で良いアタリがあり、アワセを入れると今度は乗りましたが、食いが浅かったようで痛恨のバラシ。それでもアタリは続いているのでまだ群れは移動していない様子。気持ちを切り替えて集中します。
しばらくすると、師匠に手応え十分な魚がヒット!浮いてきたのは50cmちょうどの年無しサイズ。
やはりクロダイが群れているようです。筆者にもアタリがきたので今度はしっかり食い込ませてからアワせると心地の良い重量感が伝わり、魚がグングンと竿を絞り込んで抵抗します。あまり引きませんが、重量感があるので大型であると予想して慎重に浮かせてきます。
51.5cm年無しクロダイ登場!
姿を見せたのは大きな本命!無事タモ入れしてやっと最初の1匹目をキャッチできました。サイズを測ると51.5cmの年無しでこの日の最長寸となりました。
51.5cm年無しクロダイ浮上(提供:WEBライター・杉本隼一)乗っ込みシーズンは50cm以上の年無しサイズが釣れやすいのも魅力で、調子が良い時には年無しクラスの大物が連発することもあります。
13時頃になると群れが移動したのか、アタリが落ち着いてしまいました。しかし、そんな状況でも師匠はさすがの腕前で、40cmクラスのクロダイを追加し、筆者も苦戦しましたが何とか40cmクラスを1匹追加することに成功。その後は残念ながらアタリが無くなってしまいましたが、本命のほか外道のアタリも多く、釣れなくとも楽しい釣りになりました。
最終釣果と今後の展望
15時前にはコマセが切れたので納竿することにしました。最終釣果は師匠と合わせて7匹(師匠が知り合いに1匹あげたので厳密には8匹)。釣ったクロダイは全て腹パンの乗っ込み個体で、沖から入ってきた綺麗な魚が多い印象でした。
年無しと40cm級をゲットした(提供:WEBライター・杉本隼一)今回は急な釣行になったにもかかわらず、年無しサイズも含めて乗っ込みのクロダイ釣りを満喫することができました。この釣行の2日後、師匠が1日で13匹も釣り上げたらしいので、今後しばらくは清水港の乗っ込みクロダイを楽しめそうです。初心者でも十分チャンスがあるので、皆さんも乗っ込みのクロダイ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
<杉本隼一/TSURINEWS・WEBライター>
清水港













