ハナダイ五目釣りで本命他メバルにイサキにマダイと多彩【千葉・直栄丸】
2023年03月16日 11:30
抜粋
外房片貝の直栄丸のハナダイ五目乗合は、冬季から3月末までメバルが狙いどき。2月18日(土)、常連の佐藤さんと示し合わせて乗り込んだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)


直栄丸でハナダイ五目釣り
前日に電話を入れて、集合時刻が5時半であることを確認。5時に到着したが、同行の多田さんと私が最後で、空いていた左舷胴の間に並んで入れてもらった。
左舷6人、右舷5人を乗せて山本義雄船長の操船で5時50分に出港。ナギの海を東へ進むと、航程約40分で水深約30mに漁礁が沈めてあるポイントに到着。船を旋回させてヤマダテを始めた船長から「準備をしておいてください」とアナウンスがあった。
船着場周辺略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)開始直後は沈黙
天候は晴れ、風は北からの微風、潮の流れは外房で「出し真潮」と呼ばれる東へ流れる潮流。船を北向きに立てると、右舷が潮先となった。潮の色はわずかに濁りを含んだ深緑色で、表面水温は約17度。この時期としては暖か過ぎるのが気がかりだった。
日の出時刻の6時半、船長から「海底から20mまで探ってください。はい、どーぞ」と投入OKの合図が出た。しかし、不安が的中し、まったくアタリがない。15分程度流しては次々とポイント移動を繰り返す。
直栄丸ハナダイ五目タックル図(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)船中で良型イサキ登場
そんな状態が9時まで続き、船長は船を沖へ向けて30分走らせ、中根と呼ばれる水深約40mの釣り場へ。ここで出た指示ダナは「海底から35mまで」というもの。魚の反応が海底近くにへばりついている証だ。
流し始めてから5分ほどが経過したころ、船の前からアタリが出始めた。左舷前でゆっくりリールを巻いている中乗り大ちゃんが、30cm級イサキをゲット。
直栄丸の広い釣り座(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)多彩な魚種が顔出し
続いて、2番目のX氏が20~25cm級マダイの一荷を披露するが、魚体が白っぽい。これは低水温時に見られる現象と聞いたことがある。表面水温と違って底潮が冷たいため、魚が海底近くにへばりついているようだ。
案の定、2投目に25cm級クロメバルを釣り上げた同氏はたびたび根掛かりさせていたので、底付近を狙っていたことがわかる。
次のアタリは、胴突き仕掛けの私を飛ばしてトモ寄り3番目に入っていた多田さんにきた30cm級イサキ。
多田さんに良型イサキ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)右舷では前寄り1番の大和さんが27cm級イサキ、30cm級マダイを連続ヒット。前寄り2番に入っていた常連の堀中さん(八千代市)は27~28cmイサキ、同級クロメバルの3点掛けを2回。30cm級を筆頭にマダイも追加していた。
大和さんは型揃い(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)仕掛け変更が功を奏す
右舷トモ寄り2番に入っていた佐藤さんは、私と同じく胴突き仕掛けでメバル狙い。ただし、仕掛けはミキイト、枝イトともに2号。エサは塩イワシを使い、2時間ほどでメバル3尾とイサキ1尾をゲット。
この間に私が釣ったのは27cm級カサゴだけ。釣り座の違いや偶然という可能性もあるが、私はミキイトに4号を使っていたにもかかわらず、枝イトが25cmしかなかったのが敗因かもしれない。
良型メバル(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)堀中さんがハナダイ用のコマセシャクリ仕掛けでメバルを釣っているのを見て、私は胴突き仕掛けからハリス1.5号3.5mのイサキ用コマセシャクリ仕掛けに変更。
タナを海底から仕掛けの長さぶんにして置き竿で待つと、すぐにアタリが出て17~18cmマダイの一荷。
仕掛け変更後の2投目はタナを1m上げて待つと、20cm級マダイの一荷。良型ほど魚の活性が低い状態だった。
堀中さんは五目計20尾(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)周囲よりも大幅に遅れをとってしまった私だが、ハリス1.5号のイサキ仕掛けが周囲のハリス2号のハナダイ仕掛けを上回る働きをして、3投目に30cm級イサキ、4投目に船中最大の35cmを釣り上げることに成功。
ただ、時間とともに集まってきたウマヅラには弱く、ハリ、ハリスともにたくさん切られた。
筆者の35cmイサキ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)最終釣果
正午に沖上がり。船中釣果は23~28cmメバルが赤・黒交じりで0~9尾、20~33cmマダイにハナダイ交じりで5~8尾、25~35cmイサキ2~10尾、カサゴ、マハタなどが少々交じった。竿頭は左舷トモに入った渡部さん。
渡部さんが五目計36尾で竿頭(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)船長のコメント
「今日はいいナギだったのに釣果が伴わず残念でしたが、3月いっぱいはハナダイ五目で出船。良型の根魚、メバルも狙えますので、ぜひ遊びに来てください」
多彩な魚種が狙える(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)直栄丸

臭いが服やタオルに付かないようにコマセ(寄せエサ)を洗ってから配るほどお客様目線のサービスが徹底されている船宿です。ちょっとコワモテの船長ですが、実はとても優しく丁寧な人格者。通年のコマセハナダイを得意としながら旬のイサキ、夏からのヒラメなどで受付。駐車場所の目の前が船着場という便利さも嬉しいポイントです。
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>


















