「まるで最終日のバーディーラッシュ」 女子プロゴルファーとシーバスジギングを満喫
2023年03月20日 16:30
抜粋
2月上旬、人気女子プロゴルファーの成田美寿々さん、青木瀬令奈さんと東京湾川崎のつり幸のシーバスジギングでご一緒させていただきました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)
プロゴルファーとシーバスジギング
定刻に出船。30分ほどで到着したのは、水深30mほどの羽田沖。「船釣りはほぼ初めて」と言う2人に、まずは釣り方をレクチャー。海底までジグを落としたら、船長の指示ダナまで巻き上げ、この繰り返し。
「巻くスピードはいろいろ試してほしい」と伝えたら、釣り初心者とは思えないほどすぐにコツをつかんでベイトリールを操っていました。
しばらく釣り続けるもアタリはなく、船長さんは魚の群れを探してポイント移動を繰り返します。
セイゴがポツポツと顔出し
スタートしてから2時間くらい経ったころ、ポツリポツリ釣れ出したのは30cmほどのセイゴクラス。可愛いサイズでも釣れればハッピー。
その後は釣れない時間が続きますが、休まずに竿を振っています。そして、周りの釣り人たちの巻くスピードやルアーアクションを真似ています。
「観察力がさすがアスリート」と思っていると「このルアーの色が可愛いから使いたい」と、可愛らしい女の子の顔になったり。釣りを心から楽しんでいるなぁ、と感じました。
木更津沖で良型登場
船中で良型シーバスは釣れないまま、時間的に最後の木更津沖のポイントへ。ここからドラマの始まりです!
突然、美寿々さんの竿が大きく曲がりました。「慎重に、ラインテンションをかけたまま止めないで巻いて、魚が見えたら竿を下に向けて水面で魚を止めてください」と私の指示通りこなしてくださり、シーバスがエラ洗いをすることなくタモ入れに成功。無事に60cm級シーバスをゲットです。やったぁー。
二人とも良型シーバスをゲット
その数分後、隣の瀬令奈さんにもヒットし、60cm超の良型をゲット!これを機に2人とも良型をバンバン釣り上げていきます。一度もバラすことなく釣り上げていく様子は、「絶対釣り初心者ではない」と思うほど(笑)。
美寿々さんに「タモ入れやってみますか?」と、タモをバトンタッチ。すると、すんなりと瀬令奈さんの魚を誘導して完璧にランディング。
爆釣タイムはまだまだ続きそうでしたが、沖上がりの時間を迎えて泣く泣く終了。2人の満面の笑みで、私も大満足の釣行となりました。
釣行の感想はプロゴルファーらしく
船宿に戻る船内で感想をうかがうと、今回の釣りをゴルフ用語に例えてくれました。
「4日間の競技で3日目まで上位の順位が目まぐるしく入れ替わるなか、1バーディ1ボギーくらいでじっと耐えて、最終日にそのうっぷんを晴らすようなバーディラッシュで見事優勝! という感じでした(笑)」
釣った魚は寿司屋に持ち込み
釣った魚は川崎駅近くの「寿司と日本酒 よってき」に持ち込み、お刺し身やお寿司に。「自分が釣った魚は、おいしさが違いますね」と、ニコニコ食べている2人がとても微笑ましかったです。
<週刊つりニュース関東版 石坂衣里/TSURINEWS編>