堤防フカセ釣りで36cm頭に数釣り達成【表浜名湖】車横付けポイントで連打
2023年03月22日 11:00
抜粋
外海の影響を大きく受ける静岡県の表浜名湖と呼ばれるエリアでは、12月初旬からフカセ釣りやダンゴ釣りでクロダイの好釣果が続いている。型は中~小型が中心となるが、アタリが多く数釣りが楽しめるようなので、2月14日に釣行してきた。その時の様子を踏まえながら、フカセ釣りで狙う表浜名湖のクロダイを紹介していきたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)


表浜名湖の網干し場
浜名湖に釣行する時、注意しなければならないのが潮の干満時間。表浜名湖は潮流が速く、ポイントによって干潮では激流で釣りにならず、前もって確認する必要がある。
今回釣行先は表浜名湖のメジャーポイント、舞坂漁港の網干し場だ。ここは上げ潮ポイントで、沖の方を速い潮が流れ手前の緩くなる反転流を狙うのがセオリーだ。
表浜名湖全体図(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)網干し場について
当日の潮見表では午前4時16分が干潮となっていて、網干し場では時間差がありプラス2時間の6時ごろに干潮の潮止まりを迎えて、上げ潮を狙う絶好のタイミングとなる。
有料駐車場やトイレも完備されていて安心して釣りができ、足場もフラットでのんびり釣りができるのが魅力だ。
網干し場ポイント図(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)網干し場で実釣
当日は6時ごろ駐車場に到着。網干し場は西の大曲がりに近いほど足元の敷石やストラクチャーがきつい。やり取りに注意が必要なので、ゆっくりやり取りを楽しめる真ん中辺りに釣り座を構えて、さっさと準備して6時半ごろから釣りを始めた。
天気は晴れで申し分ないが、前日確認した通り西寄りの風が強く吹いて早朝で4m。時間の経過とともに7mの爆風となる予報。横風なので頑張れば釣りができる状況だ。
足場のいい護岸が続く網干し場(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)当日のフカセタックル
クロダイ狙いとなれば軟調ザオでのやり取りが楽しいので00号をいつも使用しているが、この日は爆風なので余計なサオブレを押さえるために、0.6号をチョイス。
浜名湖は釣れてくる魚種も豊富で、40オーバーのグレや青物などケダモノクラスがアタってくる夢のあるエリアなので、1~1.5号をチョイスするのもアリだと思う。
タックル参考図(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)リールとライン
リールは2500番程度のレバーブレーキ付きスピニングリール。フカセ釣りでは魚とのやり取り時やタモ入れ時などの所作の中でミチイトを出し入れするので、レバーブレーキ付きが便利。ミチイトはナイロンライン1.5号程度で良いが、私はフカセ用のPEライン0.6号を使用。
強風時では仕掛け投入後にミチイトを風に取られないように海面下にナジませる必要があり、海中にサオ先を突っ込んでミチイトを巻き取るのだが、ナイロンの3分の1程度の巻き取り量でナジんでくれる。
さらに細いおかげで風の抵抗を受けにくく、仕掛け投入後のミチイトの管理が楽にできるメリットがあるので、メインラインとして使用している。これにショックリーダーとして1.5号のフロロカーボンラインカーボンを5m結んで使用した。
もちろん磯ダモは必須(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)ウキとハリス
ウキはクロダイ狙いだと円すいウキより棒ウキをメインに使用してアタリを見て楽しんでいる。いつもはT‐LANCERとスリムグレ自立を使用しているが風によるふらつきを考慮して、この日はスリムグレ自立の00号を選択。この2品種は棒ウキの中でもコンパクトなクラスなので操作性、取り回しが楽だ。
ハリスはフロロカーボンライン1.5号を2ヒロ。ハリはオーナー遠投ハヤテ6号でスタートし、状況に合わせて各号数を変更しながら攻めていった。
ウキはT-LANCERとスリムグレ自立。当日はスリムグレを使用(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)実釣開始も爆風で…
まずは際から10mの近距離からスタートすると、1投目からハリがなくなった。前情報で聞いてはいたが、フグの活性が高くてさしエサが持たない。
さしエサはオキアミを中心にむき身やオキアミボイル、サナギ、マルキユーの食わせコーンに練りエの食い渋りイエローや荒食いブラウン、高集魚レッドなど複数用意。全部試したが全く残らないので、徐々に沖に投入点を変えて攻めてみる。
すると25~30mラインでボイルと練りエが残りやすいので、重点的に攻めてみる。しかし結果が出ないまま時間が過ぎていき、さらに爆風が正面寄りに変わってきて飛沫をかぶる始末(泣)。
見切りをつけて風を避けられそうなポイントへの移動を決断した。
サシエはオキアミ、練りエ、コーンなど(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)新居漁港 砂揚げ場
次に訪れたのが砂揚げ場。こちらもメジャーポイントの1つで、車を横付けできるありがたい場所。週末にはたくさんのファミリーが訪れ、チョイ投げやサビキ、フカセ釣りなどさまざまな釣りを楽しめるエリアだ。
砂揚げ場ポイント図(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)冬のシーズンに多い北西寄りの風だと、横風や背後からフォローの風となるので釣りができる。11時ごろに移動してきて様子をうかがうと、横風で網干場より幾分弱い。何とかやれそうなので、早速空いていた真ん中辺りに釣り座を構えた。
砂揚げ場での釣り座の様子(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)3番ミオ筋から離れているので潮は緩く、海底は砂地。ストラクチャーもないので釣りやすい。
その分まきエサでクロダイが寄ってくるのを待つ釣りとなるので、まずは爆風の中でも仕掛けのコントロールをできる25mラインにポイントを決め、しっかり柄杓で固めたまきエサを20杯ほど投入してからタックルを組んだ。
マキエを作るのに便利なマゼラー(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)砂揚げ場で実釣開始
潮が緩いのでG7のガン玉の付け外しや位置をずらして探ってみる。時には底にさしエサを置いて下を向いてエサを拾っているクロダイがいないか試してみる。
するとすぐにヒトデが2回連続で掛かってきたので、このスタイルはなし。変化が出たのは、スタートして1時間半後だった。
集魚剤は白チヌと湾チヌSP(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)本命が登場
潮止まりからの下げ始めで、潮がゆっくり右に動きだしたタイミング。それまでは底潮が動かず上層だけふらふらしていたが、さしエサがウキを引っ張るように流れだした。するといきなりウキをスパッと消し込むアタリが出て、サオを立てたがハリに乗らなかった。
エサ取りとは思えず、今度はG7のガン玉を追加し、ハリスのたるみを少なくして再投入。すると仕掛けがナジんで2mほど流れた時に、ゆっくりウキが沈んでいった。
アワセを入れるとガツンとサオに乗り、首を振る独特の引きが伝わってきて、上がってきたのはこの日第1号のクロダイ34cm。爆風のなかひと安心の1匹だった。
砂揚げ場に移動してから待望の初ヒット(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)2匹目は36cm
連発を狙って再投入すると、潮が右から左に変わっていた。クロダイが寄っていたら釣れるだろうと思ったが、反応がない。さしエサをむき身や練りエサに変えても反応がなく、難しいものだ。
水深が4~5mと浅いので狙うタナは底付近。流し方に変化をつけて攻めていると、潮が右に動きだした時にやっとアタリ。さしエサが底付近を流れるようにミチイトの張り具合をコントロールして流していくと、ウキがモゾモゾとした後に反応がなくなった。仕掛けを回収するとさしエサはかけらが残り、チモトがキンクしていた。
違和感があって食い込まなかったかも? とハリを6号から4号に交換して再投入。すると今度は一発でハリ掛かり。36cmのクロダイが上がってきた。
無事取り込んでひと安心(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)ポツポツと追釣
右に流れる潮がいいのか、ここからポツポツとアタリが出だした。型は30cm台前半でそろっていて、少しでも良型を狙って練りエやむき身、サナギを使ってみた。しかし当日はオキアミしかアタらなくて不発だった。
底潮の流れが表層より遅く、ミチイトを張りながら流してさしエサをウキが引っ張らないようにコントロールできると、素直に食い込んでくれる。ダメだとアタリだけ出てさしエサも残る難しい状況で、この駆け引きが最高に楽しい釣りとなった。
太陽をバックに軟ザオがきれいに弧を描く(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)まきエサのなくなった午後3時すぎ、まだまだアタリが続いていたなかで泣く泣く終了。小型ながら32~36cmのクロダイを釣ることができた。
車横付けポイントでこれだけ釣れれば大満足。感謝を込めてこぼれたまきエサを洗い流し、納竿とした。
前半はどうなることかと思ったが…(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)まとめ
今回紹介したメジャーポイントの網干し場は上げ潮がメインだが魚影が濃く、砂揚げ場は少々魚影は落ちるものの上げ下げ両方できてしかも車横付けの楽ちんポイントと魅力たっぷり。
今なお釣れ続いているので、乗り遅れないようにぜひチャレンジしてほしい。
当日最大の35cm(提供:週刊つりニュース中部版 濱田晃行)<週刊つりニュース中部版 濱田晃行/TSURINEWS編>


















