ヤリイカ釣りで「着乗り大作戦」成功 スルメ交じりで30尾【千葉】
2020年03月13日 17:00
抜粋
こんにちは、杉田千紘です。2月26日（水）、内房勝山の船宿からヤリイカ釣りへ行きました。当日はスルメイカも交じり、途切れないアタリを楽しむことができました。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版 杉田千紘）
ヤリイカ釣りのタックルと仕掛け
6時すぎ、大釣りを願っていざ出船。ポイントまでは航程約1時間。海況はあまりよくなくて、潮が速いようです。バラシを考えると直結仕掛けでは難しそう。
今回のヤリイカ釣りのロッドは専用竿。3000番の電動リールにミチイトはモーリスの「バリバス10×10 船プレミアムPE」4号をセット。
仕掛けは6本のブランコ、ミキイトには「バリバスハードトップ船ハリス5号」、枝スには同3号を使った自作をセットします。
早々に40cm超え良型をキャッチ
水深170mのポイントで船長の合図。素早く投入して「着乗りしないかなあ…」なんて思いながら着底を待ちます。オモリが海底に到達したら「よいしょ！」と、持ち上げます。残念ですがイカは掛かってなさそう。
「3回細かくシャクり、ピタッと止める」という動作で誘うと、ツンツンッと竿先にアタリ。「イカが乗った！」ズッシリとした感覚が手元まで伝わってきます。
追い乗りを狙いたいのでゆっくり巻き上げます。重量感が増したところで電動リールのスイッチオン。速すぎないスピードで慎重に巻き上げます。上がってきたのは40cmを超える良型で、幸先いいスタートをきることができました。
「着乗り大作戦」で好釣
ベテランは多点掛けを繰り返して、どんどん数を伸ばしています。私もポンポンとまではいかないものの取り込んでいきます。投入の合図で誰よりも早く仕掛けをタナに届けるイメージの「着乗り大作戦」を展開。できるだけたくさんイカを掛けて巻き上げる、という事を繰り返しました。
アッという間に20尾。半分くらいはスルメイカで、2種ゲットとは「なんてぜいたくな釣りだろう」と気分上々。今回使っているハリスはグリーン系の色を採用しているので警戒心を与えにくくイカに好適。強度がしっかりあるのでスルメが掛かっても安心です。
シブくなった時間帯は、欲張らずに1尾ずつ拾い釣り。途切れないアタリを楽しむことができました。
最終釣果
13時30分に納竿。釣果はヤリ・スルメ交じりで30尾。大釣りとはいえないかもしれませんが楽しむ事ができました。マル、ムギ、アオリ…季節によって様々な種類がターゲットになるイカ釣り。今後も楽しみたいです。
ヤリイカのトマトパスタ
ヤリイカのトマトソースパスタは、プリプリの歯ごたえと旨味のあるヤリイカに、トマトソースの酸味、それがパスタに絡んでとても美味しいです。
材料
パスタ・100g、ヤリイカ・1尾、トマト缶・1缶、グリーンピース・飾り用、ニンニク・適量、アンチョビ・適量、唐辛子・適量、塩・適量、オリーブオイル・適量
作り方
1.鍋に十分な水を入れて沸騰させる
2.フライパンにオリーブオイルを入れて、弱火でアンチョビ、ニンニク、唐辛子を熱する
3.フライパンから香りが上がったら、イカを投入して軽く炒める
4.トマト缶の中身を全て入れて、水分を飛ばしながら煮詰める
5.塩で味を調整
6.パスタとグリーンピースを茹でる
7.茹で上がったパスタにオリーブオイルを回しかけ、皿に盛りつける
8.ソースをかけてグリーンピースを盛り付ければ完成
簡単でプリプリ。とても美味しいのでぜひお試しあれ！
＜週刊つりニュース関東版 杉田千紘／TSURINEWS編＞
出船場所：勝浦港
