往年!?の名釣り場御前崎!今期の乗っ込みに期待!!(漁栄丸/駿河湾御前崎港)

2023年03月28日 11:30

[FISHING JAPAN]

抜粋

往年!?の名釣り場御前崎!今期の乗っ込みに期待!!(漁栄丸/駿河湾御前崎港)

駿河湾御前崎港の漁栄丸、嶋村速夫船長とはもうかれこれ20年近くお付き合いさせてもらっているだろうか。
 
温和で優しく、自由に釣りを楽しませてくれる船長だから人気があり、釣り人のリクエストにはなんでも応えてくれる。

釣り物のレパートリーも幅広く、御前崎の金看板であるマダイ・イサキはもちろんオニカサゴ、金洲などの遠征釣り、ヤリイカ、アマダイからアコウダイなどの深海釣り、一つテンヤの五目釣りまでなんでもござれ。
 
そんなわけで予約乗合はもちろんだが、グループで仕立てて好みの釣りをリクエストする人も多い。
 
今回の取材はそんな6人組の仕立船に交ぜていただいたもので、リクエストはコマセダイだった。
 
本当は今話題になっている御前崎のシマアジを狙いたかったのだが、それについては船長に伺った話を元に巻頭特集32ページにまとめておいたのでご覧いただきたい。
 
さて、気持ちを切り替えて御前崎のコマセダイ、こちらもだいぶ久しぶり。

ここ数年はあまり派手な話が聞かれなかったので取材する機会もなかったが、かつてはマダイの乗っ込みといえば御前崎から始まるのが通例だった。
 
昨年は全くダメだったなんて話もあったから、果たして現況はどうなっているのか見聞するのは楽しみ。

長ハリス発祥の地

御前崎では竿入れ時間が決まっており、3月中は7時投入開始。

なのでゆっくりめの6時に集合して出船となった。
 
まずは近場からやっていくとのことで、水深35m、海面からの指示ダナ20mでスタートするも、船内メジナが1尾釣れただけでポイント移動。
 
やや南下して到着したのは一枚芝。

水深は55m前後で、指示ダナは海面から40m。
 
ちなみに御前崎は長ハリス発祥の地!?でもあり、ずいぶん昔から15m長が標準になっており、船によっては20m、30mなんていう超ロングハリスを使っているとか。
 
こうなるともう付けエサの位置をイメージするのは難しく、だからこそ中間にスイベルを入れたテーパーハリスやカミツブシオモリをたくさん打ったビシマハリスなんかが発展してきた経緯がある。
 
ただ、ロングハリスじゃなきゃ釣れないのかというとそんなこともなく、乗合船で他の人よりもよく釣ろうとハリスが長くなっていっただけで、船内でハリス長を統一していれば、もっと短くてもマダイは釣れる。
 
この日は皆さん当地としては短めの10mハリス。

船長もそんなお客さんの好みを知っているから、それに合わせてタナの指示を出してくれる。

もし全員が15mハリスを使っていれば、指示ダナももう少し高めに取ると教えてくれた。
 
余談はさておき、ファーストヒットは右トモ2番の方。

なかなかの手応えで上がってきたのはきれいな魚体の本命マダイ。

目測1.2kgくらい。
 
30分ほどして今度は右ミヨシ2番の方にヒット、同じようなサイズのマダイが上がる。
 
しかしその後は大サバが増えてきたためポイント移動となる。

釣行の写真

3m以上のロングロッドもまだまだ現役

釣行の写真

ハリスは4~5号と太めを使う人が多い

エサの写真

御前崎ではコマセカゴのオモリは100号が標準

釣行の写真

当日のタナは海面下40~50m前後

名ポイントがたくさん

続いてやってきたのはオモリ。

御前崎にはカド根、東海根、伝吉山、一枚芝などマダイの好ポイントがいくつもあるが、そんな中でもオモリは比較的新しく発見されたポイント(といっても25年以上前になるが・・・)。
 
最盛期にはそれこそ何十隻ものマダイ船が集まり、4kg5kg当たり前の大型がバカスカ釣れ、これぞ乗っ込みフィーバーという景観だった。
 
この日もマダイ船が数隻集まっていたが、当時のにぎわいはない。

ただ時代の流れか、スパンカーを下げてドテラ流しで狙うタイラバ船が散見された。

いわゆるディープタイラバというやつで、近年人気になっているようだ。
 
オモリはポイントの水深が少し深く70m前後で、指示ダナは55m前後。
 
前日には乗っ込みらしい黒ずんだ魚体のマダイも上がり始めたというから期待したが、なかなか本命は上がらない。
 
確かに投入のたびにアタリはあるのだが、掛かってくるのはアカイサキがほとんどで、時どき大サバが邪魔して、たま~にイサキが交じってくる展開。

潮が悪かったのか、時期がまだ早かったのか・・・。
 
昼前には一枚芝に戻ったが、今度は逆にアタリが少なくなり、エサも取られないような状況。

左トモで800gほどのマダイが1枚上がっただけで、13時の沖揚がり時間を迎えた。
 
あいにくこの日は今一つの結果に終わってしまったが、御前崎の持つポテンシャルはこんなものじゃないはず。

例年ならこれから5月の連休くらいまでが乗っ込みのピーク。

今後の朗報に期待したい。
 
なお4月からは金洲も解禁となり、こちらはコマセ釣りでマダイやシマアジ、オナガダイなどが期待できるほか、泳がせでの青物狙いなどもできるというから楽しみだ。

釣り人の写真

この日マダイが釣れたのは一枚芝、オモリでは不発だった

釣り人の写真

沖揚がり直前に本命ゲット

知っ得!時にガン玉も効果あり!?

これまた昔話で恐縮だが、今から17年前、相良坂井の某船宿から釣行した際、マダイの活性が悪くあまり浮いてこないことがあった。

そこでハリの上30~50cmにガン玉を付けるとバカスカ連発、船長も驚いたことがあった。

当時はまだそうした工夫をする人は少なかったのかなぁ・・・。

あ、やったのは私じゃなくて同行のO名人でしたけどね。

仕掛けの写真

当時はもっと重い6Bを使った

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Tackle Guide

当日は仕立船のためハリス長は各自の好きに決めていたが、乗合船の場合は船長のタナ指示がハリス何メートルを基準にしているか確認しておこう。

また、御前崎ではコマセカゴのオモリは100号が基準になるのでお間違えのないように。

御前崎のコマセダイ仕掛け例

仕掛けの図

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隔週刊つり情報(2022年4月15日号)※無断複製・転載禁止

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