釣り場での事故を未然に防ぎたい!対処のための準備+ライフジャケット着用
2023年04月04日 07:01
抜粋

釣り場での事故を未然に防ぎたい!対処のための準備+ライフジャケット着用
水辺で楽しむ釣りには、死亡事故につながるリスクが伴なっています。
何とか未然に防ぐ方法はないのでしょうか?
ここでは、釣り場での事故の防止方法や対策・アングラー個々の心構えについてご紹介します。
釣り場での事故はどんなふうに発生するの?
釣り場での事故には、どんな種類があるでしょうか。
まず挙げたいのは、海や河川・池などに落水するケースです。
魚の棲む水辺に立つことが、釣りをする前提条件ですから、当然落水する危険性が伴なっています。
泳ぐのが得意だから別に構わない!と考える人がいたら、それは大きな間違いです。
例えば、海に面した防波堤で釣りをしていたとしましょう。
落水したタイミングで、護岸に頭をぶつけるようなことがあれば、意識を失います。
高さがあるので、どんな沈下物が水面下にあるか分からず、ぶつけた衝撃ですぐに泳ぐことができなくなれば、ケガを負う程度のトラブルで済まなくなるでしょう。
もし上手く落水できたとして、意識がしっかりあったとしても、足場の高い防波堤を這い上がることなどできません。
パイプ製の緊急ハシゴは、全ての防波堤に常設されているわけではないのです。
以前に磯場で落水した人を救助した体験がありますが、本人はすぐに磯場に泳ぎ着いているのに、なかなか揚がってきません。
どうしたんだろう?と救命ブイとロープを持って助けに行くと、なんと岩に付着した藻によって滑っていたのです。
手でつかもうとしてもスルリ、足をかけようとしても全く引っ掛からない状態でした。
このような状態では、もし単独で釣行していたら、磯場に揚がる前に体力を消耗してしまっていたでしょう。
淡水域の池でも、同様の落水事故を目撃しました。
堰堤のコンクリートに薄く藻が生えていて、落水した本人はそこに着岸しているのに、滑って揚がれないのです。
揚がれないという事実に焦って、パニックになるケースも考えられるので、落ち着いて行動することが重要といえるでしょう。
池での落水の場合は、立ち上がって上陸しようとせず、腹ばいのままズリ上がると滑ることを防ぐことができます。
しかし、前述の磯場や防波堤だと、そんな方法では戻れないかもしれません。
どんなふうに対処すればいいのでしょうか。
釣り場での事故から身を守るためにすべきことって何?
釣り場での落水事故が起こることを想定して、まず釣り場に着いたら助かるためのルートを確認しましょう。
防波堤なら、パイプ製ハシゴや常設階段の有無を確認し、無ければそこでは釣りをしない!と徹底しておくのです。
磯場なら、這い上がれそうなルートを確認し、決して単独では磯で釣りをしない!と決めておきましょう。
救護用のロープやブイは、必ず携行するようにしたいものです。
波の高いときは、沖へ流される危険性が増しますから、出来る限り短い時間で救助できるように努めましょう。
ライフジャケットを必ず着用しよう!
釣り場での死亡事故を未然に防ぐアイテムとして、ライフジャケットの着用は必須です。
最近ではとてもコンパクトなデザインのライフジャケットがリリースされているので、釣りの動作を邪魔する展開にはならないでしょう。
ただし、自動膨張式・手動膨張式といった、落水してから浮力が発生するタイプが多いですから、確実に膨張するように操作方法をマスターしておきましょう。
自動膨張式のライフジャケットなら、何もしなくていいんじゃないの?と考えがちですが、それは誤りです。
実は膨張させるためのガスカートリッジには使用期限があり、それを過ぎたまま放置していると、いざというときに膨らんでくれません。
購入した釣具店などに持参すれば、新しいガスカートリッジに交換してくれるはずなので、定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。
おすすめのライフジャケットをピックアップ!
釣り場での事故から身を守るために、ライフジャケットを装着しましょう。
おすすめのアイテムを2点選んでみました。
まずは、自動膨張式の腰巻きタイプから。
ガスカートリッジを取り換えることになりますが、一度浅い場所で水に浸かってみて、空気室が膨張するかどうか確かめてみるのもいいかもしれません。

シマノ(SHIMANO) ライフジャケット 釣り 大人用 ラフトエアジャケット ウエストベルトタイプ 桜マーク 国土交通省認定品 自動膨脹式 VF-052K 救命胴衣 カーキチャコール
シマノからリリースされている、自動膨張式のライフジャケットです。
サイズはフリーサイズで、腰回り60cmから105cmに対応できます。
これなら冬場に防寒服を着込んだ上からでも、しっかりと装着することが可能でしょう。
ライフジャケットの素材は、外側をナイロン100%で、気室はポリウレタン加工を施したナイロン100%になっています。
浮力性能は、74N/24時間以上に設定されています。
国土交通省の検定品と同レベルの基準をクリアしている、桜マーク付き=タイプAです。
本体から浮力材を取り外すと、洗濯機による洗浄が可能なウォッシャブル仕様に作られています。
全体的にコンパクト設計なので、機動性と快適性が向上しています。
気室は畳みやすく、収納はとてもカンタン。
腰裏にはダブルラッセルメッシュを使っているので、軽くて通気性が高いのが特徴です。
ホイッスルやボートのエンジン停止用キルスイッチを接続できるD環が標準で付いています。
インジケーター付きガス充填装置を搭載していて、落水センサーが水分に反応して自動で膨脹します。
引き手も付いていますから、それを引っ張って手動で膨脹させることも可能です。
実際に着用してみましたが、しっかりと腰周りに装着できました。
釣りにおけるキャスティングやフッキングの動作に対し、特に邪魔になるような感じは受けませんでした。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

ダイワ(DAIWA) インフレータブルライフジャケット(肩掛けタイプ自動・手動膨脹式) レッド フリー DF-2608
ダイワから発売中の、肩掛けタイプのライフジャケットです。
ベーシックなデザインで、膨脹式の空気室を備えています。
国土交通省の型式承認品=桜マーク付きで、小型船舶用救命胴衣TYPE-Aに属しています。
本体は立体裁断設計なので、首周りにフィットし動きやすく作られています。
調整域の広いウェストベルトと、背面アジャストベルトを採用しています。
ウェストサイズは、55cmから140cmまで切り換えが可能です。
UML社製インフレーター・MK5=充気装置を使っているので、交換の際はこれに合わせてください。
ライフジャケット本体の表地はナイロン100%で、気室もナイロン100%になっています。
浮力は、膨脹時に7.5kg/24時間以上に設定されています。
実際にフィールドで着用してみると、柔軟に動きやすい印象を持ちました。
特に肩にかかる負担はさほど強くなく、これなら長時間の釣行でも苦にならないでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
上半身にしっかりと浮力が備わるので、安心感が得られるライフジャケットといえるかもしれません。
カラーバリエーションは。レッドとブラックの2種類から選べるようになっています。
釣り場での事故を未然に防ぐ努力を続けよう!
釣り場での事故の対処方法や、おすすめのライフジャケットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
通い慣れた釣り場だと、つい過信して安全対策が疎かになりがちです。
水辺は常に危険と隣り合わせだという認識を持ち、安全確認をしてから釣りを始めるようにしましょう。
落水の際にスマホや車の電子カードキーなどを濡らさないように、防水パッケージに入れて携行することも忘れないでください。

















