東京湾に乗っ込みマダイシーズン到来【一之瀬丸】金沢八景発で1kg級マダイを手中

2023年04月18日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

記録的な早さでサクラの開花のニュースが全国へ伝わった今年。海の中も、にわかに春の気配が色濃くなってきている。東京湾のマダイもそのひとつ。今年はすでに剣崎沖を中心に乗っ込みの第一陣がスタートしている。 今年の乗っ込み状況を確認するため、3月24日(金)に東京湾金沢八景(洲崎町)の一之瀬丸からコマセマダイで出船した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

東京湾に乗っ込みマダイシーズン到来【一之瀬丸】金沢八景発で1kg級マダイを手中

マダイの乗っ込みシーズン開幕

舵を握る瀧本晃史船長に現況を聞くと、「剣崎はすでに乗っ込みがスタートしていて、久里浜沖も浅いところに魚が入っています。マダイのタナもだいぶ上ずってきていますし、徐々に乗っ込みも本格化すると思います」と話してくれた。

東京湾に乗っ込みマダイシーズン到来【一之瀬丸】金沢八景発で1kg級マダイを手中コマセマダイのタックルセッティング(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

大きなウネリが行く手を阻む

観音崎まではナギだったが、久里浜沖に差しかかると海況が一変。大きなウネリが船の行く手を阻む。出船から1時間で久里浜沖のポイントに到着。「準備のできた方から始めてみてください。ハリスの長さは10mを基準に、海面からの指示ダナをアナウンスします。上から30mでやってみましょう。水深は46mです。マダイを浮かせていきたいので、指示ダナよりも下のタナでは絶対に待たないようにしてください」とアナウンスが流れてスタート。

大きなウネリで、船の上下動とロールが激しい。当日は大潮で、11時半ごろが干潮のため、下げ潮の流れも川のように速い。潮は右舷トモ方向へと流れ、私の釣り座は潮上となり、竿先が真横に向いてしまうほど。これでは、海中での仕掛けも吹き上がっていることが予想された。

東京湾に乗っ込みマダイシーズン到来【一之瀬丸】金沢八景発で1kg級マダイを手中コマセマダイで釣れた東京湾のマダイ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

船上で1㎏級のマダイがヒット!

何回かコマセの打ち変えを行なったが、付けエサも無傷なまま。そこで、まず最初の一手としてハリの上1mの部分にガン玉を打って、仕掛けの角度を変えてみる。

数回続けるものの、付けエサに変化なし。そこで、仕掛けの重量を重くするため、テーパー仕掛けにチェンジ。10mを試すも変化なく、次にガン玉を打つも、やはり変化はない。

東京湾に乗っ込みマダイシーズン到来【一之瀬丸】金沢八景発で1kg級マダイを手中コマセマダイで釣れた1kg級の良型マダイ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

私が試行錯誤を繰り返しているなか、右舷胴の間の木村さん(川崎市)にヒット。危なげないやりとりで1kg級を手中。次に竿を曲げたのも木村さんで同級。その左隣の田中さん(川崎市)もアタリをとらえ1kg級を手に笑顔を見せてくれた。

東京湾に乗っ込みマダイシーズン到来【一之瀬丸】金沢八景発で1kg級マダイを手中東京湾で釣れた良型マダイ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

アタリが出始める右舷に対して、私はまだエサも取られない。そこで、テーパー仕掛けのまま長さを12mにチェンジ。ガン玉を最初から装着して、指示ダナの30mで様子を見る。すると、この日初めてエサ取りに付けエサが潰された。

そこで、エサ取りにやられないタナを上へと探り、25mを基点に50cmほどの幅で落とし込むとようやく竿先が消し込まれた。手にしたのは1kg級。この厳しい状況のなかで本命に辿り着けたことがとてもうれしい。

東京湾に乗っ込みマダイシーズン到来【一之瀬丸】金沢八景発で1kg級マダイを手中東京湾で釣れたマダイ3尾(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

竿頭はマダイとイナダをキャッチ!

この日、的確な判断で本命を次々とヒットさせていたのは、左舷トモに座った相澤さん(川崎市)。エサ取りの層を避け、上のタナを的確に探り、仕掛けの張りや角度をイメージしながら落とし込みの誘いで次々とアタリを出していた。

釣り方を聞くと、「エサ取りが多い状況なので、それを避ける高いタナへの意識と、付けエサがないことには始まらないので待ち時間は短くし、手返ししていくことで組み立てたことが奏功しました」と、最終的にはマダイ7尾、イナダ1尾をキャッチ。

東京湾に乗っ込みマダイシーズン到来【一之瀬丸】金沢八景発で1kg級マダイを手中東京湾で釣れたマダイ7尾とイナダ1尾(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

沖上がり1時間前。海が少し穏やかになり、上げ潮が効き始めたタイミング。エサ取りを交わせる指示ダナよりも3m上を基点に、小さな幅での落とし込みの誘いで私も2尾を連釣。右舷ミヨシの斉藤さん(金沢区)もこのタイミングで本命を手にし、安堵の表情。

乗っ込みが本格化すると大型が釣れるチャンス!

14時半すぎに沖上がり。船中釣果は0.5~1.2kg0~7尾。竿頭は相澤さんで、木村さんが5尾、私は3尾で終了。

瀧本船長に今後の展望を聞くと「今日は潮を嫌ったのか同じようなサイズばかりでしたが、乗っ込みが本格化すれば大型のチャンスもどんどん増えてきます。指示ダナを守って船でのチームワークを高め、大型に挑んでいきましょう」と締めくくってくれた。

<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>

 

一之瀬丸

船宿の画像
一之瀬丸(いちのせまる)  >

全10隻の釣り船でさまざまな釣り物に出船。定番のアジやシロギス、人気のタチウオやカワハギ、高級魚マゴチやマダイ、多彩な魚種を狙えます。初心者もベテランも誰もが楽しめる。

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