レイクトラウト開幕 解禁当日にフライで59cmニジマス【芦ノ湖】
2020年03月18日 16:30
抜粋
神奈川箱根にある芦ノ湖のトラウトシーズンが開幕。3月1日(日)、開催されたルアーフライ限定特別解禁釣り大会に参加。特別解禁日はチビマス2尾のみに終わったが、一般解禁日には59cmを頭に17尾を釣ることができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)


「芦ノ湖」特別解禁日
芦ノ湖は、バスゲームの聖地であり、トラウトの宝庫でもある。後者はニジマスのほか、ブラウントラウト、サクラマス(サツキマス)、イワナ、コーホサーモン、ヒメマスが釣れる。「箱根町の魚」に指定されているワカサギを飽食したトラウトたちは最高の引きで釣り人を迎えてくれる。
今年は新型コロナウイルスの感染防止策として、前夜祭と表彰式が中止になる異例の開幕だったが、今年も美形の魚たちに出会えることが楽しみだ。
元箱根湾の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)私は釣友の川喜田さんとともに元箱根の吉原窪で開幕を待つ。6時半、エアホーンの合図とともに大会スタート、トラウトシーズン開幕だ。
4時間でようやく1尾目
大きな期待を込めていたが、1時間経てども2時間経てども、手に伝わってくる魚からの反応はない。ようやくアタリがあったのは開始から4時間以上が経った11時ごろ。コツン、ギュインの反応とともにチビマスが釣れた。
私のタックル(作図:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)釣友に65cmニジマス
30分後、釣友から「藤崎さん、きたよ」の声。「60cmくらいかな」と言うので、あまり気にせず自分の釣りに集中していたら、思った以上に手こずっている様子。10分ほどのファイトの末、ネットインしたのは後検65cmのナイスサイズのニジマスだ。しかし、川喜田さんの釣果はこの魚のみ。私は、チビマス2尾のみと伸び悩み、特別解禁日を終了した。
川喜田さんと65cm(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)この日の朝の水温は8.5度、2月の最高水温は10.5度だった。例年なら5~6度まで下がるが、今冬の暖冬の影響で4月中旬の水況。2月20日以降に放流された魚は、沖へ出て行ったものと推測される。
例年なら、吉原窪で目視できる大型のニジマスも、当日は全く確認できなかった。今年は解禁直後からゴールデンウィーク頃の釣りが求められるような釣況だ。
「芦ノ湖」一般解禁日
翌2日(月)の一般解禁は、暖かかった前日とはうって変わって雨。本降りではないが、終日、しとしと降る状況。たまに吹く風はやや強く、フライでは釣り辛い状況。雨のせいで水温は0.5度下がって8度。それでも、例年に比べると高い。前日同様、元箱根の吉原窪をボートから攻める。
当日の吉原窪(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)6時20分に出船。ワンド奥で船道になっている深場にゾンカーを沈めて釣り始めると、開始早々チビマス3尾。雨の影響か、魚の警戒心は薄れており、前日より活性が高そうだ。
例年なら大型が泳ぐ姿は目視できるのだが、水温が高いためか湖水は透明度3mほどと濁っており、魚影は確認できない。この様な時は、魚から見てシルエットがはっきりするダーク系のカラーが有効。ゾンカーで底層付近を集中的に狙っていくと、ポツポツとチビマスは釣れる。
ヒレピン59cmニジマスを御用
11時までにツ抜けを達成。船上で早めの昼食をとり、少し休憩して再開。次は、恩賜公園側の浅場を探る。しかし、30分間攻めてアタリなし。諦めかけて「最後の1投」とキャストした直後、ガツンの反応と同時に大きく横走り。ロープ越しにキャストした水深1mほどの超浅場でヒット。
吉原窪は係留用のロープが幾重にも張り巡らされた場所。ロープ2本潜られた先でジャンプ2回。一旦、走らせて、水中に潜らせた後、ロープをかわして引き寄せる。その後もジャンプ3回、横走り2回の大暴れに10分以上かかってランディング。やや痩せてはいたが、尾の大きなヒレピンの奇麗な魚体。後検で59cmだった。
この大きな尾ビレが爆発的な力を生む(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)午後からも大型を求めて浅場や深場でキャストを繰り返す。重量級のアタリは1回あったがフッキングせず。チビマスを5尾と40cm級のブラックバス1尾を追釣して納竿した。
最終釣果と今後の見通し
この日の釣果は28~59cmを17尾、50cm以下は全てリリースした。釣れたのは全てニジマス。
この日は、雨と風のせいで何とか釣れてくれたが、今年は厳しそうだ。雨が続くか寒気が南下して水温を下げてくれることを期待したい。
沖へ出た人の話では、ヒメマスの群れにかなり大型の魚が着いているとのこと。この二日間は40cm前後のサクラマスが順調に釣れたようなので、芦ノ湖の季節は既に4月中旬と思っていい。バスが釣れたのもそれを裏付けている。ボートで沖へ出るか、雨の日を選んで釣行することをお勧めする。
<週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
芦ノ湖









