乗っ込みシーズン迎えた東京湾コマセマダイ釣行でトップ本命6枚【一之瀬丸】
2023年05月13日 06:00
抜粋
東京湾口でのマダイ釣りが、本格的な乗っ込みシーズンを迎えている。5kgまでは日常茶飯事。7kgや8kg超も顔を出し、4月後半には10kg超が登場するなど、まさにハイシーズン。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)


一之瀬丸でコマセマダイ釣り
とはいえ、簡単に釣れるわけではなく、基本に忠実な組み立てが求められるのも乗っ込みシーズンの特徴だろう。4月24日(月)に東京湾金沢八景(洲崎町)の一之瀬丸から釣行した際も、基本の大切さを痛感させられた。
この日集まったマダイファンは8人。私は空いていた右舷トモに座を構え、両舷に4人ずつが分かれて7時に出船となった。
約1時間で剣崎南沖に到着。瀧本晃史船長から「ポイントに到着しましたので始めていきましょう。指示ダナは海面からのアナウンスです。リールのカウンターではなく、必ずミチイトのメーターマークで合わせるようにしてください。1人でも低いタナで待っていると、マダイが浮いてきませんし、船全体の釣果を下げてしまいますから、この点だけは注意してくださいね。では50mでやってみましょう」とのアナウンスがあり、スタートとなった。
開始直後は反応なし
船は船首を北に向け、北西から南東へとゆっくり流れながら狙っていく。私の釣り座は潮上となり、左舷ミヨシ方向が潮先となる状況。そこで、元ハリス6号7m、先ハリス4号5mの全長12mのテーパー仕掛けをセット。ハリはマダイバリの10号で、先バリから2mの位置から枝バリを出した2本バリ仕様。
コマセマダイのタックル(作図:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)「船の流れに身を任せるだけでは、 付けエサが浮きすぎてしまうのでは?」と考え、やや重い仕掛けを使用して、仕掛けを立て気味に狙っていくイメージで始めた。
テーパー仕掛け(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)何度かコマセを打ち返しても、付けエサはきれいなまま。何かきっかけをつかみたいと、仕掛けの元部に3m追加して全長15mに変更した。
その後も、ガン玉を打ったり、高めのタナから指示ダナまでを積極的に落とし込みの誘いを繰り返したが、エサも取られない時間が過ぎていく。
本命マダイ顔見せ
そんななか、左舷ミヨシの渡邉さん(横浜市)に船中ファーストヒット。2kg超の良型をゲットした。
コマセマダイで本命手中(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)続けて、左舷トモ2番の大貫さん(品川区)も体高のある2kg級をキャッチ。
マダイ狙いで見事キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)船長は何度か流しかえてくれたものの、その後はマダイが口を使わなくなり、剣崎沖へと移動。
移動後に続々ヒット
11時すぎに再開。指示ダナは海面から25m。潮流は船の右後方から左前方へと流れており、12m、2本バリ仕様のテーパー仕掛けでリスタート。
指示ダナ上2mの23mを基点に、ゆっくり落とし込みの誘いをかけていくものの、ここでも私の付けエサは無傷。
潮先の左舷ではポツポツとアタリが出始め、渡邉さんは3.08kgを頭に連発。左舷トモの安藤さん(品川区)もアタリをとらえ、2kg級を立て続けに2尾キャッチ。大貫さんも連続で本命を手にした。
剣崎沖でマダイ手中(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)正午前に潮の動きが緩くなると、右舷側もミヨシ2番の刈屋さん(横浜市)が1kg超を連チャン。
一之瀬丸で本命マダイ確保(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)ミヨシの相澤さん(川崎市)もこのタイミングで本命をゲット。
剣崎沖で上がったマダイ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)さらに、私の左隣の須長さん(横浜市)は、ヒラマサをキャッチしたあと、次投で本命を釣り上げた。
コマセマダイのゲストに青物登場(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)「静かな釣り」で待望のゲット
本命を手にしていないのは、私を含めて残り2人。ここで私は攻め方をいったんリセット。潮流の緩みを加味し、仕掛けをテーパー仕掛けの10mと短くし、1本バリにチェンジ。攻め方も指示ダナ上5mの20mと高めに基点を取り、30cm程度の小幅の落とし込みで静かに釣りを組み立ててみる。
すると、23mまで落とし込んだところで竿先が突っ込んだ。慎重にやりとりを繰り返し、無事にネットイン。ようやく釣れた1.4kg本命に破顔一笑。
振り返ってみると、長さや仕掛けの重さばかりに視点が向いたことで、結果として仕掛けが立ち過ぎて付けエサが下がり過ぎていた。基本に立ち返り、高めのタナと潮流を見極めた仕掛けのセレクト。加えて、静かな釣りの組み立てが功を奏した1尾だった。
全員安打で竿頭は6尾
沖上がり直前に左舷ミヨシ2番の人も本命を釣り上げ、全員安打。
コマセマダイで本命確保(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)14時半すぎに終了となり、船中釣果は0.8~3.08kg1~6尾。竿頭は渡邉さんで、大貫さんが3尾で次頭となった。
本命6尾キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)瀧本船長に話を聞くと、「マダイに口を使わせるのはむずかしかったですが、全員が顔を見られてホッとしました。乗っ込みはまだ続きますが、簡単に釣れるわけではありません。タナ取りはもちろん、仕掛けのバランスなども状況に合わせてアドバイスしますので、ぜひ挑戦しに来てください」と締めくくってくれた。
大切なのは基本動作の徹底と静かな釣りの組み立て。まだまだ大型のチャンスが見込める乗っ込みシーズン。私も自己記録更新を目指して再釣行したい。
<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>


















