バチ抜け期は【ライトタックル(LT)でシーバスを釣ろう】 メバルタックル流用でOK
2023年05月16日 17:00
抜粋
多毛類の産卵シーズン。通称「バチ抜け」は、シーバスが釣れやすくなることで有名だ。この時期ならば、いつもはシーバスが苦手な人でも、数釣りが狙える。実はライトタックル運用でもシーバスを獲ることは難しくないので、バチ抜けは、LTシーバスゲームといこう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


バチ抜けLTシーバス
シーバスにとってバチは、「そば」のようなものではないだろうか。小魚のように遊泳力がなく、狙いやすい。またボリュームに乏しいので、産卵後の弱った身体でも、いくらでも食べられる。まさしく一本のバチが、一本のそばのようなものだ。実際、このたとえがリアルに感じられるほど、バチ抜けしているシーバスのスプラッシュは、食い止まない、本当に絶え間ないほどだ。わんそこばシーバス!?
メバルタックル流用してシーバスキャッチ(提供:TSURINEWSライター井上海生)バチ抜けLTシーバス。ライトタックルシーバスでは、主にはメバル用の小型バチ抜けプラグを使用する。ワームも部分的に役立つが、さすがに沈めてしまうと水中での存在感が薄れてしまうので、表層でシルエットを出して見せてやった方が食いがいい。主にはバチのサイズが小さい、いわゆるクルクルバチのときに特に効きやすいが、大きなバチを食っているときでも、ばしゃばしゃと飛びついてくる。
メバルタックルを流用
タックルはメバルタックルそのままでいいだろう。メバリングロッド、2000番リール、PEライン0.3号~0.4号。リーダーだけ少し太めに、そして長めに、最大8lbで90cmほど取る。参考までに筆者はPEライン0.3号で、6lbのリーダーをセッティングしている。
バチ抜けシーバスタックル(メバリングタックル流用)(作図:TSURINEWS編集部)後述するが、LTタックルで大型魚と戦う極意は、リールのドラグとロッドワークだ。とにかく魚をバテさせて釣る。対等な勝負を挑むのではなく、魚を泳がせて泳がせて、弱ってきたところを寄せて獲る。白身の魚は必ずバテるので、勝負を急ぐことはない。チヌも同じ方法で、ライトタックルでも実は簡単に獲れてしまう。肝心なのは、余裕ある心構えだ。
ルアーの選び方
ルアーは、メバルプラグでいく。バチ抜けパターン対応のプラグが各社から出ている。目安としては40mm~70mmくらいだろうか。小さいものも大きいものも、目先をかえる意味で必要なので、合計3つ4つほど揃えておくといい。
メバルプラグでバチ抜けシーバス(提供:TSURINEWSライター井上海生)使い方は簡単で、バチ抜けしているエリアで、投げてただ巻くだけ。堤防際、または常夜灯や月の光がよく当たっている場所が望ましい。ポイントについて附言すると、バチがわきやすいのは海底が砂地の場所だ。ただ、シーバスがそもそも着いているポイントならば、大体は自動的に春時期はバチパターンになりがちなので、居着きの着き場から選ぶ手もある。
向こうアワセが原則
シーバスは食うのがヘタクソな魚で、ベイトに飛びつく衝撃はすごいのだが、口にうまく魚を吸い込めないという困ったちゃんでもある。そのため、釣り人はアワセを入れない、いわゆる「向こうアワセ」の釣りでいく。特にバチ抜けをLT化する場合には、「向こうアワセ」を徹底したい。
というのも、ルアーそのものが本式のバチ抜けプラグと比べて軽いので、海面を割ってシーバスが食ってきた際に横に動いてしまいやすく、フッキングミスしやすいのだ。そのため、70mmくらいのやや重めのプラグを持っておくと、水面のバチのサイズを問わず重宝するシーンがある。
バテさせてキャッチする
釣り方の極意を詳述しよう。まずは「向こうアワセ」。そして、掛けた魚を竿の制動内に置いたら、追いアワセしてフッキングを確実なものとする。そこからは緩めに入れたドラグでシーバスを泳がせて、泳がせて、体力を削っていく。絶対にこちら主導にせず、相手に動かせて、巧妙に削っていく。
バチ抜けでキャッチした大型シーバス(提供:TSURINEWSライター井上海生)このとき注意したいのが、猛烈な引き込みだ。多少強く走るくらいなら実は何の問題もないが、海底に向かうような動きをするときや、足元に引き込むときは、シーバスはラインを切りにきているのだ。竿を若干リフトして、ブレイクを避けよう。また大型は穴倉に隠れようとするので、そのような気配を感じたら、ややドラグを強めに入れ直して引き剥がす。力の強弱を使い分けて釣る。あとはランディング。バテさせてしまえば、タモ入れは簡単だ。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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