ライトゲーム釣行で30cm級頭にメバル連発【大阪湾】キャスト不要の「テクトロ」が的中
2023年05月29日 17:00
抜粋
この釣行の前日は、メバルが驚くほど高活性でよく釣れた。春メバル最盛だ。一応バチ抜けしているのでシーバスを狙いたいが、シーバスのポイントには軒並みボラもものすごい群れを作っているので、この潮周りはあきらめた。そこで、連夜のメバル数釣りに挑んだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


当日の状況
引き続き、大阪湾奥の釣り。メバルタックルで、ラインは細めに0.1号を張った。20cm後半クラスが主なポイントとはいえ、場に危険要素がない。少しでも細イトにしてアタリが増えたら楽しい。
満月周りの大潮。上げきってから、下げに入る時間にイン。前日のヒット数を覚えていないので何とも言い切れないが、この日はとりあえず昨日を超えることを目標とした。軽くツ抜けはしたので、その先いくつまで伸ばせるかを考える。
壁パターン顕著
メバルといえば堤防際、レンジは表層。キワはメバルが身を隠す格好の場所であり、海面直下の表層のレンジは、ベイト(この時期はバチなど)を追い詰めやすい。そう考えると、まあ下からの外敵の襲来を予測していない分、迂闊ではあるメバルくんだが、なかなか効率的で危険の少ない食生活をしているのだといえる。
この日はまた壁パターンが顕著だった。ボラの群れの密度は昨日と変わらないが、ポンポンと跳ねる無意味なジャンプが激しく、さすがにメバルも少し嫌がりそうである。オープンに投げてスタートのメバルを数尾。そこからは、ボラをかわす意味も含め、今回は堤防際だけに絞り込むことにした。数釣りなのだから、こっちも効率的にいきたい。
テクトロ釣法
しかし連夜の長い長い堤防ウォーキングである。これがなかなか、風邪っぴきの身体にはしんどい(連休はずっと風邪だった)。ということで、ちょっとでもラクにやるために、今回は「テクトロ」でいくことにした。
大阪湾奥でテクトロ(提供:TSURINEWSライター井上海生)テクトロとは?
テクトロとは、キワについた魚を狙う際に、ワームやプラグを足元に落として、そのままリグと水平に歩行する釣り方である。「テクテクトローリング」略して「テクトロ」だ。確か筆者が子ども自分からそんな言葉を聞いた気がするが、いつ釣り人のあいだに定着したかはさだかではない。今も一般にはあまり言っていないのかもしれない。どうなんだろう?
ただプラグを落として歩くだけなので、キャストをする手間が省ける。横に長い堤防で、高活性なカサゴやメバル相手には、これが一番いい。ただ、一点、水面と足場の距離がなるべく近いことが条件だ。高い足場でこの釣り方をやると、風でイトが岸壁に擦ってしまい、ブレイクが頻発する。また、そもそも魚がノセにくい。
テクトロが奏功
フローティングのルアーを使用し、次々と魚をかけていく。
テクトロでメバル連発(提供:TSURINEWSライター井上海生)ドラグを緩めていると勝手に乗るので、いとも簡単である。
プラグはローテーション(提供:TSURINEWSライター井上海生)もう本当にラクなものであった。キャストの手間は、釣りにおいて本当に体力を消耗させてくれるものなのだと悟る。
ラストキャストに尺前ヒット
時折キャストもまじえると、そういう見せられ方にも慣れていないメバルが漏れなく食いついてくる。オープンの潮のヨレで、微妙にルアーをサスペンドさせながら、ちょっと引っ張ったところでバコンと食ってきたときには我が意を得たり!最高のヒットシーンだった。
尺前良型メバル登場(提供:TSURINEWSライター井上海生)そして、この日の感動のラストとも言うべきものは、まだ残されていた。リュックを置いた釣りの初期位置に戻ってきて、「あーあ」という感じでもう一投横手に放ると、それにも食ってきたのが、なんとこの夜最高のビッグワン。尺前。
ワームならリーダーは太め
この日、最終的に難を逃れたわけだが、リーダーの結束部が最後にはザラザラしていた。そりゃあアレだけの数を釣れば、という感じだ。
プラグのハリ数で、スレがかりみたいなものもまじえながら釣っているのだから、まだ消耗は軽いはず。ワームでばくっと呑ませていたら、おそらくどこかで切れていただろう。ワームを使うタイミングでは、もう少し太いリーダーを張らなければ、と学習した。
ボコボコに釣れた前日を超える数釣りを目標にしていたが、途中からカウントを忘れていた。テクトロという釣り方に、自分自身あらためて魅了される楽しい釣りだった。
<井上海生/TSURINEWSライター>
大阪湾奥


















