【関東2020春】ホソで狙う乗っ込み期のマブナ釣り解説 入門に最適
2020年03月21日 11:30
抜粋
これから乗っ込みが始まる身近な淡水魚「マブナ」について、仕掛けやエサ、ポイントの選定から釣り方までまとめてみました。入門好機に是非チャレンジしてみて下さい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)


乗っ込みマブナは入門に最適
「春の小川はさらさらいくよ♪エビやメダカや小ブナの群れに♪」
桜の花が満開になるといよいよ春本番。冬に深場でジッとしていた魚は、水が温かくなると産卵のために本流・本湖から小河川の浅場や田んぼの用水路などの細い流れ(ホソ)に乗っ込んでくる。
産卵前後はよくエサを追うようになるため、数釣りはもちろん、夢の尺(約30cm)オーバーが釣れる可能性が高くなる。したがって「この時期のマブナは最適な入門魚」と言え、マブナ師にとっては絶好の季節となる。
乗っ込みマブナの動き(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)乗っ込みとの関係からホソが釣りの舞台になるので、ここでは幅10m以下の川について紹介しよう。
乗っ込みブナのタックル
乗っ込みブナ狙いのタックルについて解説する。
タックル例(作図:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)サオ
ポイント(川幅・水深)に応じて、1.5~3mのノベザオ。ヘラブナ用や清流釣り用が好適。軟調子の安価なものでも十分、釣趣が味わえる。またズーム式なら1本で長さを変えられるため便利。
ミチイト
アシ際などの障害物周り狙いが多いのに加え、良型が釣れるため、ナイロンラインまたはフロロカーボンライン1号が基準。水の透明度が高い、食い渋り、小型が多い時などは0.6~0.8号にするといい。
ウキ
小型立ちウキや玉ウキを親ウキにする。その下にシモリウキを数個付ける。浮力調整は板オモリやガン玉を使い、親ウキの頭が水面から1~2mm出る程度にする。ただ、この時期の魚は荒食いするため、玉ウキや立ちウキ1個のシンプルな仕掛けでもよく、このほうがトラブルは少なくビキナーには扱いやすい。
ハリ・ハリス
フナバリか袖バリでハリス付きのものを選べばいい。ハリは3号を基準にし、釣れる魚の大きさに合わせて1~6号を用意。ハリスは0.6~0.8号で5~8cm。仕掛けの長さはサオの長さと同じか、若干短めが、振り込みや取り込みも楽で扱いやすい。
エサ
赤虫、キジ(ミミズ)などの活きエサとグルテンなどの練りエサが一般的。前者が苦手な人には後者を勧める。流れ川の活性が高い魚にはワゲットなどの人工エサも効果的だ。
ポイントの選定
アシや水草などがある所で産卵するので、それらがある釣り場を見つけるのが第一歩。アシなどが揺れていて、魚がバシャバシャと音を立てて産卵しているようなら、その周辺に静かにエサを入れる。産卵中の魚は釣れないが、産卵を控えた個体が群れているので荒食いが期待できる。
一方、産卵場所に向かう魚、あるいは産卵を終えて移動している魚を狙う手がある。魚はエサを捕食しつつ、時には休息しながら移動する。それらのポイントとしては、アシや水草際はもちろん、小深くて流れに変化がある所がいい。
ホソの参考ポイント図(作図:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)例えば、水門や土管の流れ込み周辺、橋の陰、乱杭まわり、ホソの合流点など。エサが溜まりやすく、一時的に隠れることができるため魚は着きやすい。このような場所を見つければ大釣りも可能だ。春らしい暖かい雨が降った直後は魚が産卵したり、移動したりしやすいので狙いめ。
吐き出し・乱杭・枯藻と条件が揃った好ポイント(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)釣り方:タナ取り
マブナは底近くに群れて生活しているので、エサを底付近に合わせるのが基本。そこで、タナ取りゴムなどを使用して、ウキ下を底スレスレに調整する。面倒かもしれないが、ポイントを変えるごとに行いたい。ただし、これから陽気が安定し、暖かくなると朝夕マヅメに水面近くを遊泳することがある。水面にハネやモジリがでたら、ウキ下を浅めに取って宙釣りするとよく掛かることがある。
ホソの交差点(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)釣り方:アタリとアワセ
食いがいい時期とはいえ、ウキを一気に消し込むのはまれで、親ウキをチョンチョンと小刻みに動かしたり、水中のシモリウキがユラユラと揺れたり、横にそれたりすることが多い。少しでもウキに変化が現れたら、アワせる。その際はサオを立てる程度で、大アワセは必要ない。
ボサ下は魚の好着場(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)なお、消し込むような大きなアタリで魚が掛からない場合はクチボソの仕業。このような状態が続く時はポイント移動を検討しよう。
釣り方:取り込み
20cm以下ならサオの弾力を利用して一気に抜き上げる。場荒れを防ぐ意味から、それ以上の良型はできるだけ速やかにポイントから魚を離すようにサオで誘導しよう。下流のほうが場荒れは少ない。この時期は尺オーバーが掛かるので、タモは必携だ。
土管の吐出し狙い目(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)<週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦 /TSURINEWS編>














