子供が興味を持ちがちだけど実は危険!【漁港・堤防の要注意ポイント5選】
2023年06月10日 17:00
抜粋
週末の予定で、ファミリーフィッシングを予定されるご家庭もあるかと思います。しかし、安全なイメージの強い堤防ですが、実は子供がふとした瞬間に興味本意で近付いて怪我をしたり、落水してしまう可能性が高い場所が存在します。今回は、落水や怪我の経験の絶えない筆者が、案外にスルーされがちな危険な場所をご紹介致します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松永一幸)


危険度1:ゴム製の滑り止めがある階段
滑り止めの印象が強いゴムですが、濡れると摩擦力が著しく低下し、余計に滑りやすい状態になる場合があります。見た目だけで安全と思うのは危険です。
ゴム素材でも濡れていると滑る(提供:TSURINEWSライター松永一幸)また、潮汐の影響を受ける高さの階段については、海藻が繁茂して滑りやすくなっており、転倒・落水の可能性があります。
海水に濡れている階段に注意(提供:TSURINEWSライター松永一幸)危険度2:浮桟橋の繋ぎ目
少し波がたつとギシギシと鳴り揺れる浮桟橋ですが、大人からすれば小さな溝だったり小さな隙間ですので、危険と感じづらいと思います。しかし、何気ない繋ぎ目でも、小さな子供からしたら不思議な場所に見え、つい指を入れてしまうこともあります。
狭い繋ぎ目でも事故のもと(提供:TSURINEWSライター松永一幸)また、浮桟橋の稼働を担うローラー付近は、少し隙間が大きく、身を潜めている小魚が水族館のように見える場所です。万が一、覗き込んだ時にバランスを崩してしまい落水してしまえば、浮桟橋の下に潜り込んでしまい、溺れる可能性が高く大変危険です。
危険度3:スロープ
船の入水・引き上げ用途で設けてあるスロープですが、見た目に反して危険な場所です。傾斜も緩やかで、「海へアプローチするなら、ココかな?」と思われる方も多いと思います。
スロープも見た目に反して危険(提供:TSURINEWSライター松永一幸)海面より露出している場所は潮汐の影響を受けづらいため、滑る可能性は低いものの、満ち潮で沈む部分(色が違う部分)は、海藻が繁茂して滑りやすい状態になっており、落水してしまう可能性が高いです。
また、万が一落水してしまったら、這い上がるのは困難です。濡れた衣類で体重は、2倍以上に感じるうえ、繁茂した海藻で滑って登れない恐怖の蟻地獄になります。さらに小さなお子さんは、船の往来で発生する波にさらわれて沖へ流される可能性があります。
危険度4:船をロープで固定してある係船柱
波があると船が波に押されて、ロープが緩んでは張ってを繰り返します。子供から見たら興味のある動きのようで、ロープを引っ張ってみたり、ロープの隙間に指を入れてみたりする恐れがあります。
係留柱やロープに注意(提供:TSURINEWSライター松永一幸)ロープを引っ張って遊んでる時に、大きな波が来てしまい、その影響で船が押され、握っていたロープに引っ張られ落水してしまったり、緩んだロープの隙間に指や足が挟まり怪我をしてしまう可能性があります。
また、船が波の影響を受け、係船ロープを不規則に動かし、移動している足元に悪さを働き、つまづいて落水する可能性もあります。
危険度5:テトラポット帯
釣果への期待が高まる穴釣りでは人気のポイントですが、万が一誤って転落すると救出するのが難しいうえ、そのまま潜り潮にさらわれてしまい、溺れる可能性が高い場所です。
テトラポット帯は落水の危険がある(提供:TSURINEWSライター松永一幸)また、スロープと同様で、満潮時に水没する場所は海藻が繁茂していて滑る可能性が高く、小潮と大潮の影響度の違いを把握できてないような最悪のケースでは、気が付いたら戻れない程の海面上昇に見舞われ高波にさらわれる可能性も高く危険です。
有効な安全対策
これらの危険を回避しつつ、海遊びを楽しむために必要な対策はなんでしょう。
夜釣りだと海面への隙間も見えづらい(提供:TSURINEWSライター松永一幸)大人の役割
釣り場に着いたら絶対に目を離さない。危ない場所へは近寄らせない。
危ない場所を認識している保護者が率先して注意することこそ、一番の安全対策と思います。
着用するもの
服装は運動に適したものを着用する。ライフジャケットを着用する。靴はフェルトスパイク底のものを用意する。
釣りもスポーツの一種と考えると、運動に適した格好が望ましいです。ファッション性より機動性に重点を置くことが肝要です。
レジャー保険
もしもの備えとして加入する方も増えています。ネット申し込みができ、1DAYタイプは1日500円からですので、気軽に加入できるのでお勧めです。
ファミリーフィッシングを楽しもう
基本的に堤防は釣りをするための設備ではないのです。その点を踏まえて、危険が潜んでいると意識してから釣りに臨んで欲しいと思います。特に、夜釣りは危険度が上がります。
たまにリールのバックラッシュを直すのに、海に背を向けている人を見かけます。釣果を気にしてライトを海面から外しているのでしょうが、一歩後ろは海と思うと背筋が凍る思いでした。もちろん「危ないですよ」と注意させて頂きました。
小さく見える隙間も危険(提供:TSURINEWSライター松永一幸)筆者もスロープで足を滑らせて落水し、死に掛けた経験があります。その時は真冬で、しかも夜釣りでした。奇跡的に係船ロープに手が届いて這い上がることができましたが、濡れた衣類の重さと、身動きができない恐怖は今も鮮明に覚えています。そのため、安全対策は軽視せず、無茶な行動は控えて釣行を行っています。
ここまで、散々と危険・危険と言ってきましたが、注意をすれば危険性は限りなくゼロに近付きます。海と向き合い危険を理解した上で、ファミリーフィッシングを存分に楽しんでほしいと思います。
<松永一幸/TSURINEWSライター>
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