フィッシングショー大阪で発見 初級者&中級者向けアイテム

2020年03月23日 06:00

[TSURINEWS]

抜粋

2月8日と9日、大阪南港のインテックス大阪で行われた「フィッシングショーOSAKA2020」に足を運んだ。ハイエンドモデルの追加機種が新製品として並んでいる印象が強かったが、今回は、筆者が独断と偏見で初級者&中級者にお勧めしたいアイテムを紹介したいと思う。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・笠野忠義)

フィッシングショー大阪で発見 初級者&中級者向けアイテム

ヘラブナ入門にお勧めエサ

フィッシングショー大阪で発見 初級者&中級者向けアイテムコウテン(提供:WEBライター・笠野忠義)

へらのエサと言えばやっぱり「マルキユー」。あと2社ほどエサを展開しているが、マルキユーのエサが扱いやすい。紹介するのは今年5月発売予定の「コウテン」。従来あるエサの中で中心にあたるエサ。

マルキユー営業の藤田氏に話を聞いたところ、「マルキユーのエサのチャートでいうとホントど真ん中に位置するエサで、粘りすぎずバラケすぎず、軽すぎず、重すぎずのエサです。」とのことだった。ということは、両ダンゴでもセットでもベースに使える汎用性があるエサということ。

単品で4対1で作ったエサを触ってみたが、ややボソッとしたエサに仕上がっていた。タナで膨らんで縦にバラけるイメージ。ガッテン1対コウテン3のブレンドを紹介していたが、私が使ってみたいブレンドは、「コウテン3対凄麸1対粘力スプーン1杯」コウテンと凄麸のボソを生かしつつ、粘力でタナまで持たせるイメージ。

簡単にグルテンで済まさず、麸エサのブレンドを学ぶにはうってつけのエサではないだろうか。コウテンプラス2種ほど持っていればバリエーションも増えると思う。発売は5月の予定。私も使ってみたいと思う。

エギング入門にお勧めロッド

フィッシングショー大阪で発見 初級者&中級者向けアイテムアーカードリアルXは4機種のラインナップ(提供:WEBライター・笠野忠義)

今年からエギングを始めたい、ロッドを買い換えてステップアップしたいと思ってる方はいっぱいいらっしゃるだろう。当然のことながら大手3社をはじめ、いろんなメーカーが展開している。今回は「価格も手頃」「コスパよし」のSLASHの「アーカードリアルX」を紹介したい。

こちらは、まだカタログにも掲載されていない新製品だ。機種展開は4機種(8.0f、 8.3f と8.6fの2機種)。8fは陸っぱりティップラン専用になっていて、8.3f、8.6fはオカッパリエギング用だ。

持った感じは軽い部類に入るかと思う。昨今の軽量化されたリールを載せてもバランスが良よさそうなイメージで、シャクってみた感じも、クセがなく、使いやすそう。また、穂先の収束もよく、ベリーからバットにかけてのトルクもあり、大物が掛かっても大丈夫であろう。サブでもう一本…という方にもお勧めしたい。

8.3、 8.6のMクラスがいいだろう。使用できるエギの幅も大きく、年中通して使えると思う。ぜひ手にとって使ってみていただきたい。

リールは2500番からC3000番がオススメ。ノーマルギア・ハイギアは好みでいいかと思う。私はなぜかハイギア率が多い。エクストラハイギアは個人的にどうかと思っている。巻き取り長80㎝はキャストした後のイトふけを早くとるだけのメリットしか感じられないので、強くはお勧めしない。

ライトソルト入門にお勧めロッド

まさに今、シーズン真っ盛りのライトソルトルアー。寒い中、夜な夜な海へ通っている人もいるのではないだろうか。そんなライトソルトルアーのお勧めロッドは、ヤマガブランクスの「BlueCurrent3」。アジ・メバルからクロダイまで幅広く展開しているBlueCurrentの第3弾だ。

アジング、メバリングと細分化される流れの中、特化型ではなく幅を利かせたアクションで、3本持っているロッドが2本に、2本持っているならば1本で…となるのではないだろうか。ソリッド穂先が主流になってきて、どちらかというとアジング寄りのセッティングが目立つが、「メバルのプラッキングをやりたいが、ソリッドだと…」と思う方も多いかと思う。私もその一人である。

目立った軽量化等はないが、使い心地はお墨付き。メーカーからもロッドインプレッションの動画が流れているのでぜひ観ていただきたい。価格も2万円台とお求めやすい価格ではなかろうか。カタログ表記でも、どのキャロに向いているかという目安のチャートが付いているので、自分が欲しいと思うものを見つけていただきたい。

釣り入門にオススメロッド

「今から釣りを始めたい」、「専門的にはやらないけど、ちょっとしたときに釣りをしてみたい」、「子供に1つ竿を持たせたい」、「何でもできる竿が欲しい」などといったビギナーの方に朗報です。

それは、ジャッカルの「EGGシリーズ」。管理釣り場のトラウトや、ハゼクランク、アジング、メバリングや穴釣り、サビキ釣りなどに使えるオールラウンドのロッド。シリーズの中にはワカサギ用のロッドもある。

小物系も展開していて、ジャッカルらしからぬ、かわいいイメージの仕様になっている。シリーズの中に、仕掛けなどもあるので、釣りたいものにあったものを揃えるといいかと思う。また、その前に発売されている「GOODシリーズ」もおすすめ。こちらもシリーズ中に仕掛け類の小物の展開もしているので、シリーズで揃えてみてはいかがかと思う。

GOODシリーズとEGGシリーズのロッドを比較すると、GOODの方が、落ち着いたおしゃれなカラーリングになっている。EGGは可愛いというイメージ。カタログを見て、イメージを膨らませて「これだ!」という1本を見つけて欲しい。

もう一つ朗報が!このEGGシリーズから、なんと!シマノのリールと、ロッドケースがついて、コスメもブラックを基調とした「BLACK EGG」が5月に発売予定である。ロッドはEGGシリーズのブラックバージョンで、グリップ部分のコスメカラーがかわったものに、ナイロンラインの巻かれた状態のシマノFX1000と、専用のロッドケース付き。価格は未定だが、これはお買い得ではないだろうか。

ネイティブトラウト入門にお勧めロッド

フィッシングショー大阪で発見 初級者&中級者向けアイテムカワセミラプソディー(提供:WEBライター・笠野忠義)

エリアトラウトブームが熱いこのごろだが、ネイティブトラウトもエリアトラウトにない楽しさがある。自然に囲まれたフィールドで、1匹の魚との出あいを追い求める…時には野生動物に出あい、感動すら覚える。アングラーという言葉が最も似合う釣種ではないだろうか?

今回紹介したいのはジャクソンの「カワセミラプソディー」。ジャクソンといえばソルトルアーやバスの分野でいろいろな名作を生んでいるメーカーだが、ネイティブトラウトも展開している。

初期型は柿色のブランクスにブルーのスレッドを採用し、まさに「カワセミ」を連想させるようなカラーリングだったが、今は大人しめの黒のブランクス。2016年からモデルはかわっていないようだ。2018年に発売になったトラウトアンリミテッドに移行するのではないかと思われる。

開発担当の河西氏に話をうかがったところ、「モデルは同じで、アンリミテッドの方はコスメが派手になってます。」とのこと。30,000円を切る価格で、1本持つにはまあまあの価格ではなかろうか。

パリッとした張りもなくしなやかな印象だが、掛けた時はしっかりベリーからバットにパワーが乗る感じ。ミノーだけでなく、ただ巻きのスプーン、スピナーやディープミノーにも対応する。3gあたりのミノーをメインで使うのであればULがおすすめ。4.5~5gのシンキングミノーを多用するのであればLがいいだろう。ULでも扱えるが、トゥイッチを掛けながらの釣りになるので、私的にはLがお勧め。しかし、軟らかい分アタリを弾きにくいかと思うので、好みで選んでほしい。

レングスは5f台が主流。釣行先のシュチュエーションで選ぶといいかと思う。テレスコ機種もあるので、リュックに入れて移動などもできる。

専門タックルが主流か

フィッシングショー大阪で発見 初級者&中級者向けアイテムフィッシングショーOSAKAの様子(提供:WEBライター・笠野忠義)

ここ数年、フィッシングショーを見てきて思うことだが、冒頭にも話したように、ハイスペックのものの新発売が多いような気がする。スペックをフルに発揮するのはそういったものたちであろうかと思うが、中間層や初心者が扱うような道具たちで、できる限りのテクノロジーをつぎ込んで、中間に位置するシリーズでも「ここまでできます。」というのを見せて欲しいかな?と思う。

そして、一番顕著なのが、専用機種が多いことからわかる「釣種の細分化」だ。一番わかりやすいところでバスとライトソルトルアー。バスのことはあまり詳しくないので割愛するが、ライトソルトルアーは、アジングブームの到来でリグの多様化が進み、下手をすると1度に3本ほど釣り場に持ち込むことになる。アジングの初期の頃は「アジング・メバリング両方いけます」というようなニュアンスを謳ったものが多かったが、最近ではしっかり「アジング専用」、「メバリング専用」と別れている。

私によくあった質問で「専用のものじゃないとダメ?」というのがあった。確かに専用機の方が楽しめるのは確かだが、できないわけではない。しかし、ハイスペックのものになると、「他の釣種で使いづらい」となる。今のご時世、そんなに道具も持てないし、置き場も困る。汎用性の高い道具に焦点を当てると、まだ、購買意欲につながるか、底辺拡大につながるのではないかと思う。また、販売するだけでなく、ルールやマナーの啓蒙も忘れないでいただきたい。

<笠野忠義/TSURINEWS・WEBライター>

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