アユのルアー釣り入門解説 【タックル・ルアー・釣り方・釣行可能な河川】
2023年06月16日 11:30
抜粋
近年盛り上げを見せているアユのルアー釣り。まだまだわからない点が多いと思うので、道具立てや釣り方、釣り場所を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)


道具立て
アユルアー釣りのタックルについて紹介しよう。
見事な背掛かり(提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)竿
アユのルアー釣り専用ロッドが発売されているが、それ以外でも使えるものはある。
専用ロッドは、大別してスピニングかベイトのチューブラー穂先、またはソリッド穂先。スピニングかベイトかは釣りのシチュエーションでどちらかが長けているという場面もあるが、好みから入ってもいいと思う(リール使用が初めてならスピニングがオススメ)。
専用ロッド以外では、シーバスやエギングロッド、バスやトラウト、メバルやアジングロッドなどでも代用可能。狙える範囲や取り込みなど優位なことが多いので、できれば長めのロッドがいい(専用ロッドはほとんどが8~9ft台)。
リール
スピニングリールならば1000番台~2500番台、ベイトならブラックバスやトラウト用の小型リールがいい。なるべく軽めのものがいい。
昨年のアユルアー釣り風景(提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)ライン
ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインラインの、どのラインを使用しても問題ない。感度を求めるなら(アタリのダイナミックさもよい)PEライン>フロロカーボンライン>ナイロンライン。バラシとトラブルの少なさならナイロンライン・フロロカーボンライン>PEラインという感じで選択するといい。
太さはナイロンライン、フロロカーボンラインならば3~5lb(0.8号~1.25号)、PEラインラインならば0.4~0.8号にリーダーを3~6lb(0.8号~1.5号)を1~1.5mほど。
ルアー
アユルアー専用設計のものが増えてきたが、バスやシーバス、トラウトルアーでも代用可能。ただ、それらのルアーを使用するには、チューニングが必要となる。
いろいろなルアーを試してみよう(提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)まずは後方のスプリットリングを除き、すべてのフックとスプリットリングを取り外す。そして、後方のスプリットリングにハリス止め付きのスイベルを取り付ける。あとは前方のフックが付いていたアイにチューニング用のウェイトを取り付け、スローフローティングやスローシンキングに調整すれば完成。ウェイト調整は貼り付けでも大丈夫だが、アユルアーとしての動きが損なわれることが多いため、取り外しができてウェイト調整が可能なフック式がオススメだ。
専用ルアーは各種出ているので、試してみるといい。なかでも、ダイワ・アユイングミノー94SF、パームス・エスケード80MDFが使いやすい。後述する釣り方には、アユイングミノー94SFとチューニングウェイトの組み合わせがとくにオススメだ。
ハリ
トモ釣りにも使われるイカリ仕掛け(3本、4本)やチラシ仕掛け(2本、3本とある)を使用。大きさの目安としては、初期や23cmくらいまでのアユなら7号(チラシならば6.5~7.5号)、23cm以上なら7.5号~(チラシならば8号~)を試してほしい。
ハリスの長さは、イカリならば6~10cm(7cmがオススメ)、チラシならば6~8cmの間が目安。
なお、ハリスの全長やハリ数などは、河川によよってルールがあるので釣行前に調べよう。
釣り方
アユは上流から下流に向かって釣ることがほとんど。いいコケが付く大きめの石を見つけたら、その上流部5~10mに立ち、ポイントの左や右下流部にルアーを投げる。そこからポイントに向けてゆっくりルアーをドリフトさせながらリールを巻き、ポイントとなる石周辺までゆっくり移動させる。このドリフトの動きでアユを誘う。
まず石裏1m付近でルアーを止める。そして、その場所で、竿の角度を変えてルアーを左右にゆっくりスライドさせて誘う。なお、竿の角度変えはゆっくり行なうこと。スライドさせる速度でアタリが変わるからだ。
アタリがなければ、ゆっくり巻きながら石裏に近づけていき、石の右か左にステイ。このときたまにトウィッチを入れてアユがコケをハむ動きを演出してアタックしてくるのを待つ。ほかにも竿を下流に倒して戻すことでルアーの姿勢を変えると、アユがアタックしてくることがあるので織り交ぜながら試そう。
ルアーと同サイズがアタックしてくることもある(提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)アタリがなければ、石の反対の側面を狙う。この際にもロッドを下流部に倒し、ルアーが位置している反対に竿を傾けると、ルアーがスライドして反対方面に位置させられる。どちらのときも、アクションのあとにしっかりルアーを止めて間を作ることが重要。
左右を狙ってダメならば、石の頭(流れが当たる先端)に移動させて、ルアーをステイと左右のスライド、トウィッチなどで誘う。これでもダメなら、次のポイントにルアーを移動させる。
石以外にも、水深のあるカケアガリ周辺や川面が少し盛り上がって見える場所(その下には、見えなくても石があったり、カケアガリなど川底に変化がある)を狙う。
同じ場所でも、立ち位置やキャストポイントを変えるとアタックしてくることがあるので、丹念に攻めてみよう。
ほかにも川の側面からキャストして、ドリフトさせながら広範囲を探る釣り方がある。
釣り場所
関東でアユのルアー釣りができる場所は、広がりを見せている。神奈川県の多摩川、相模川、中津川、酒匂川の一部区域、埼玉県の入間川、高麗川、越辺川の一部区域、群馬県の利根川、渡良瀬川、桐生川の一部区域などが上げられる。詳しくは各河川の漁協に確認を。
昨年のアユルアーでの釣果(提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)<週刊つりニュース関東版 平賀精一/TSURINEWS編>


















