堤防夜釣りにおける5つの注意点と6つのマナーを紹介 太い仕掛けを使う理由とは?

2023年06月30日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

これからの季節は太陽光がきつく、日中の釣りは激しく体力を消耗する。一方、熱い日中を避けて夜間に釣行すれば、比較的快適に釣りを楽しむことができるのだが、夜間は気を付けるべきことがたくさんある。今回は、夜釣りの際に留意しておくべき注意点とマナーを紹介しよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

堤防夜釣りにおける5つの注意点と6つのマナーを紹介 太い仕掛けを使う理由とは?

釣りにおける昼間と夜の違い

日中の釣り場は常に明るく、海面までの距離や隣のアングラーとの距離感など、ある程度慣れていれば特に気にせずとも釣りを楽しめるようになる。周囲も賑やかで、ワイワイやっているアングラーも多いだろう。

だが夜間の海は驚くほど暗く静かで、ほんの数m先すらも見えないことが多い。こうなると日中では考えられないようなトラブルが起こりえるし、夜21時以降は多くの人が寝静まる時間帯だ。夜間に釣りをしたいのであれば、こういった事を十分に考慮しつつ、安全対策もしっかりと行った上で楽しむべきだ。

堤防夜釣りにおける5つの注意点と6つのマナーを紹介 太い仕掛けを使う理由とは?夜釣りは日中とは違う魅力がある(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

夜釣りで気を付けたい5つのこと

ではまず、夜釣りで留意しておきたい事を詳しく紹介していこう。ライフジャケット着用は必須事項なので、今回は割愛させていただく。

足元はスッキリさせる

暗闇で釣りに夢中になると、足元に対する注意力が散漫になる。うっかり竿やケースを踏みつけると破損してしまうし、躓いて転んでしまうと海へ転落する可能性があるため、日中以上に危険だ。足元はスッキリさせることを心がけよう。

取り込みは無理をしない

魚を取り込むときにテトラの際まで行く、堤防の縁ギリギリに立つ、海を覗き込むといった行為は転落の危険がある。いつもより1~2歩後ろに立つことを心がけておこう。

堤防夜釣りにおける5つの注意点と6つのマナーを紹介 太い仕掛けを使う理由とは?明るいうちに足元を確認しておく(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

カバンやケースはしっかり閉める

堤防にはフナムシだけでなく、ハサミムシやムカデ、場所によってはゴキブリもいる。カバンやケースを開けっぱなしにしていたら、これらの招かざる客が侵入、自宅に持ち帰ってしまい阿鼻叫喚……といった事態に陥りかねない。釣り具を出し入れした後は、必ず閉めておく事をおすすめしたい。

水分補給は細目に

日中と違って日差しがないため、夜釣りの際はどうしても水分補給を怠りがちになる。気温が高く湿度が高い日は夜間でも熱中症の危険を伴うので、水分補給は忘れずに行おう。

太い仕掛けを使用する

夜間は魚の警戒心が薄れるだけでなく、日中よりもラインや針を見破られにくくなる。大型が掛かりやすい事もあるので、ラインは1~2ランク太目にしておいた方が無難だ。

堤防夜釣りにおける5つの注意点と6つのマナーを紹介 太い仕掛けを使う理由とは?タチウオには極太フロロかワイヤーリーダー(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

夜釣りで気を付けるべき6つのマナー

続いて、夜釣りを楽しむためのマナーを紹介していこう。

騒がない

夜間は多くの人が寝静まる時間。近年釣り場で花火やBBQをして騒ぎ、近隣住民とトラブルになる、といった事例が絶えない。夜間に釣りをする際は、釣りと安全確保のみに集中し、くれぐれも静かに釣りをするよう心がけよう。

隣に一声かける

これは日中の釣りでも実践したいマナー。特に夜間は周囲が見えづらく、オマツリや道具を踏んでしまうトラブルが起こる可能性が高い。気持ちよく釣るためにも、両隣のアングラーには「お隣、失礼します」と一声かけるようにしてほしい。

堤防夜釣りにおける5つの注意点と6つのマナーを紹介 太い仕掛けを使う理由とは?夜の釣り場はとにかく暗い(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

竿の扱いに注意

夜間は足元が暗く見えづらいため、堤防に竿を寝かせてしまうと、歩いてきた他のアングラーが誤って踏んでしまう事がある。こうなると、どちらが悪い……といったトラブルに繋がりかねない。竿はロッドホルダーを利用したり、手すりや堤防の波返しに立てかけるといった具合に、「立てた状態」をキープしよう。

堤防夜釣りにおける5つの注意点と6つのマナーを紹介 太い仕掛けを使う理由とは?竿は必ず立てておく(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

ライトの扱いに注意

時折、周囲の釣り人がライトで海中を照らして覗き込む事態に遭遇する。大型の魚がヒットして取り込むケースを除き、海中をライトで照らすのは重大なマナー違反。周囲の魚が警戒して散ってしまい、釣れなくなることが多いからだ。ライトを使用するなら手元を照らすか、大型魚を取り込む時だけにすること。

ちなみに、タチウオやヒイカ釣りで使用される発電機+集魚灯の場合は、「常時照らしっぱなしにすることでプランクトンや魚が集まってくる」というものなので、瞬間的に海中を照らす行為とは全く意味が異なる。

釣った魚はキープかリリース

時折、釣れた外道魚を堤防に放置している人を見かける。仮に毒魚を陸に放置すると、魚が意味のない死を迎えてしまうだけでなく、誰かがけがをしてしまう可能性もある。

ちなみに夜間によく釣れる毒魚・ゴンズイは非常に生命力が強く、陸に放置していると這うように動くことがあり、想定していない所でうっかり刺されてしまう……なんて事もありえる。夜間は周囲が見えづらくリスクもハネ上がるので、狙いの魚でない場合は必ず海中にリリースしよう。

必要以上に釣りすぎない

これは時間帯問わず、どの釣りにも言えることだ。必要な分だけ釣り、釣りすぎないように心がけよう。特に夜間は魚の警戒心が和らぎ、爆釣する事もある。くれぐれもモラルを大事にして頂きたい。

夜釣りは周囲への気配りが必須

夜釣りには独特の雰囲気があり、想定していない釣果に恵まれる事がある。だからといって大騒ぎしてしまうと、周囲のアングラーや近隣住民に迷惑が掛かり、最悪の場合は釣り場の閉鎖に繋がってしまうことがある。

また、魚を釣りたいからと言って無理をすると大変危険なので、周囲への配慮を怠らないように心がけつつ、安全・快適に夜釣りを楽しんでほしい。

<荻野祐樹/TSURINEWSライター>

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