正しいハードルアー購入方法 【選び方・購入時の注意点・使用前のチェック】
2023年07月15日 11:30
抜粋
すべての釣りのルアーには「正しい使い方」がある。それを知らずに使用すると釣果に繋がらないどころか無意味にロストするので、ここではルアーの使い方の術について学ぼう。
(アイキャッチ画像提供:井上海生)


ルアーの使い方・選び方を知る
ここでは主にルアーを、ハードルアー、プラグとして語る。ルアーにはいろいろな形状や重さがあり、すべてを「大体こんなもんだろう」と大掴みに考えることは愚である。
私自身昔はブラックバスやシーバスのルアーを使っていて、一体どれほど愚かしく釣れなくて、失くして無駄にしたことだろうか。戦術的にルアーを用いて確実に釣るためのルアーフィッシングでは、使い方の知がすべてだ。
捕食パターンとルアーをすり合わせる
釣りの世界には「マッチ・ザ・ベイト」という言葉がある。魚の捕食対象に、ルアーを一致させるという意味だ。たとえば小魚を食べている魚には、小魚を模したルアーでいく。
胃袋の中から見たマッチ・ザ・ベイト(提供:TSURINEWSライター井上海生)季節や水温によって食うものがコロコロ変わるシーバスを例に考えてみよう。春はバチという多毛類を捕食するので、バチを模したルアー以外は効きにくい。夏前になるとボラの仔などのマイクロベイトを食べ始めるので、バチ系は通じなくなり、マイクロベイトを模したルアーに食ってくる。捕食パターンと、ルアーをすり合わせなければならないのだ。ルアーはマッチ・ザ・ベイトを意識し、うまく使ってナンボ、というか原則なのだ。
購入時にチェックすべき項目
さて、では今回は、バチについたシーバスのルアーを考えてみる。ちなみに、ここで紹介する「meba CALM(メバカーム)」はメバル用のバチ抜けルアーだが、今年の筆者の春のフィールドでは小さなバチを食べるシーバスが多かったので、ここではシーバス用として語る。
購入前に、ルアーは、スペックをチェックする。まずはシルエットだ。
バチ抜けルアー(提供:TSURINEWSライター井上海生)頭部に目がついているが、ルアーの目はバイトポイントとしてあった方がいいと言われるので、バチのように目があるのかないのか(まああるのかな?)わからない生物でも、こういう造作になる。さて、ハコの裏面にある使い方もチェックしよう。
説明書きをチェックする(提供:TSURINEWSライター井上海生)なんと親切なことか。攻められる場所、ウェイト、レンジ、ハリのサイズ、スプリットリングのサイズまで書かれている。まとめて言うと、港湾部のバチ抜けに合わせて、非常に静かな動きを演出するルアー、ということだ。
ウェイトは4.6g、レンジは10cm~30cmと浅いがシンキング。もっとも、よほど細イトではないとそれ以上はほぼ沈まないので、これくらいならフローティングとも考えられる。
このように、今はメーカーの説明書きにまさしく使い方がきちんと説明されているので、そのとおりに使用すれば間違いない。あえて強調して言えば、これを読み飛ばして適当に使っても釣果はまったく出ない、とまで考えていい。
ロストしないを念頭に
いざ、新品状態の外箱から出して実釣へ。その前に!絶対に絶対に絶対にロストしないように!徹底して丁寧に使う、キャストコースやレンジをタイトに行き過ぎない、障害物に引っかけない。
一投で魚の反応も見られずにロストしたら何の意味もない。特にシンキングタイプやボトム周りを攻める釣りでは、釣ることよりも「まずはロストしないこと」を本末転倒だとしても最優先して、使い方に慣れたい。
買ったmeba CALM(メバカーム)で実釣
さて、先ほど紹介した「meba CALM」を実釣で使ってみた。メバルタックルを流用した、LTシーバスだ。バチのサイズが小さいときには、メバル用のルアーがいいのだ。
トレースラインは波止際。キワに障害物もないところで釣った。キャストするときには堤防に乗らないように海側に打って、リーリングで寄せてくる。このルアーは沈まないので、足元に落として、ラインをフリーにして自分が歩いてコースを作る方法もある。シーバスはバラシに終わったが、キビレが飛びついてきた。
ニュールアーでキビレ(提供:TSURINEWSライター井上海生)バチ抜けのキビレだろう、と思いたいが、たぶん海の状況からして小魚がたくさん見えたのでマイクロベイトパターンの魚と思われる。実はこのルアーはそっちにも適応性があるので問題ない。説明書きをちゃんと見て、うまいことニュールアーにうろこづけできた。
ルアーの購入時には実釣を想定してルアーをチェックし、じっくりと吟味して選ぼう。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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