東京湾マゴチ釣りで60cm超え頭にトップ2ケタ釣果【一之瀬丸】照りゴチシーズン間近

2023年07月20日 06:00

[TSURINEWS]

抜粋

伝統釣法・江戸前の釣りとして古い歴史を持つ東京湾のマゴチ釣り。今年の東京湾では、マゴチの模様が右肩上がりとのこと。そこで2年ぶりに挑戦してみようと、金沢八景(洲崎町)の一之瀬丸から釣行した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

東京湾マゴチ釣りで60cm超え頭にトップ2ケタ釣果【一之瀬丸】照りゴチシーズン間近

一之瀬丸でマゴチ釣り

シンプルな道具立てで、サイマキと呼ばれる生きたクルマエビをエサに使用。前アタリを出すまでの誘いが”静”の動きなら、本アタリを出してアワセが決まった直後からのやりとりは、まさしく”動”の動き。

そんな駆け引きのおもしろさや奥深さに加えて、甘みの強い白身が特徴で、これから旬を迎える食味は、高級料亭で珍重されるほどの高級魚だ。

東京湾マゴチ釣りで60cm超え頭にトップ2ケタ釣果【一之瀬丸】照りゴチシーズン間近マゴチ狙いのタックル図(作図:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

舵を握るのは渡辺直人船長。「数週前まで60cmオーバーが数多く出ていたのですが、先週あたりから通常の6月モードになってしまいました。一筋縄ではいきませんが、いろいろ探っていこうと思いますのでよろしくお願いします」と話してくれた。

この日集まったのは9人。右舷に5人、左舷に4人が座を構える。出船前には、渡辺船長が前アタリから本アタリへとつなげるやりとり、キモとなるエサ付けなどをレクチャーを開催。初心者だけでなく、ベテランもあらためて勉強になる内容だった。

開始から本命登場

7時すぎに出船。「まずは近い場所から探ってみましょう」とアナウンスが流れ、港前でスタートとなる。水深は10m前後。「風、潮ともないので、船がどっちに動くか微妙ですが、徐々に深くなっていくと思います。タナの取り直しは誘いになるので、積極的にお願いしますね」と船長。

付けエサのエビを弱らせないよう、しっかりサミングしながらオモリを着底。竿先が海面の位置にくるまでイトフケと余分なミチイトを巻き取ったら、竿を水平の位置に構えるのがタナ取りまでの一連の動作。このタナの取り直しは15~20秒間隔で行なった。

開始5分、右舷トモ2番に座る小林さん(さいたま市)の竿が大きな弧を描く。船長がタモを持って走り、無事に船中1尾目が登場。

東京湾マゴチ釣りで60cm超え頭にトップ2ケタ釣果【一之瀬丸】照りゴチシーズン間近本命マゴチ手中(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

流しかえると、今度は左舷トモの赤尾さん(大田区)の竿が曲がる。前アタリからアワセ、取り込みまでがスムーズで、ベテランらしい安定感だった。

東京湾マゴチ釣りで60cm超え頭にトップ2ケタ釣果【一之瀬丸】照りゴチシーズン間近一之瀬丸で62.5cmのマゴチゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

スタート直後から続けざまに本命が登場したが、よかったのは一時だけ。その後は潮止まりのタイミングも重なり、アタリが遠のいてしまう。「ちょっと大きく場所をかえましょう」と、状況を見ての移動が早く心地よかった。

船中続々マゴチヒット

船は富津沖に到着。1カ所目、2カ所目と探るもののアタリはない。ポイントも平場やカケアガリ、根周りなど、やる気のある魚を求めてラン&ガン。

小康状態から一気に状況変化が見られたのは、10時半すぎの下げ潮が効き始める時間帯。少し北上して木更津沖を攻めているときだった。

口火を切ったのは赤尾さん。2本竿で狙う両方にアタリが出て一気に火が付くと、左舷ミヨシ2番の須田さん(北区)もアワセが決まって破顔一笑。その直後には、この日が初めてのマゴチ釣りという黒澤さん(板橋区)もアワセ一閃。

東京湾マゴチ釣りで60cm超え頭にトップ2ケタ釣果【一之瀬丸】照りゴチシーズン間近本命手中に笑顔(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

そして、右舷では大ドモの須長さん(横浜市)を皮切りに、ミヨシに並んで入った女性アングラーの平沢さんと木下さん(ともに横浜市)はダブルヒット。両名とも「なかなか釣れないからこそ、マゴチ釣りが好きになりました」と口をそろえていた。

東京湾マゴチ釣りで60cm超え頭にトップ2ケタ釣果【一之瀬丸】照りゴチシーズン間近一之瀬丸でマゴチゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

さらに、胴の間の山口さん(国分寺市)もアタリをとらえ、アワセまでバッチリ。私もこの好機に3尾キャッチし、これまでの沈黙が嘘のように全員が本命を手にする展開となった。

東京湾マゴチ釣りで60cm超え頭にトップ2ケタ釣果【一之瀬丸】照りゴチシーズン間近マゴチ狙いでゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

産卵後の荒食いが狙い目

その後も、ポイント移動のたびにマゴチが溜まっているエリアではアタリが続く。渡辺船長も「たとえハリ掛かりしなかったとしても、しっかりアワセまで行なってのバラシや掛けそこないなら問題なし。マゴチとの駆け引きを楽しみながら上達していく気持ちが大切ですよ」とアナウンスしていた。

いろいろなエリアを巡って船中全体で数を重ね、赤尾さんは当日最大の62.5cmを含みダントツの竿頭。小型のほとんどをリリースして10尾のみキープ。私も7尾と十分すぎる釣果で14時に終了。

東京湾マゴチ釣りで60cm超え頭にトップ2ケタ釣果【一之瀬丸】照りゴチシーズン間近筆者も本命キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

下船後、渡辺船長に今後の展望を聞くと、「今日はたまたまいいポイントに入ることができましたが、これから産卵期に入るので、いったん食いは落ちると思います。梅雨明け後に夏本番を迎えて水温が上昇すると、照りゴチのシーズンを迎えます。産卵後の荒食いも始まり、本格期はまさにこれからですので、未経験の方も足を運んでみてください」と締めくくってくれた。

タナを取り直した直後に、突然”コン”とやってくる前アタリ。そこから始まるアワセまでの駆け引き。水深わずか10mにも満たないポイントで繰り広げられるダイナミックな伝統釣法・マゴチ釣り。この夏、あなたも挑戦してみよう。

<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
一之瀬丸
出船場所:金沢八景
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年7月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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