釣果は店舗でフルコースに変身? タイラバ&ジギングゲーム【海幸丸】
2020年03月28日 06:00
抜粋
3連休最終日の2月24日、福岡市・東浜の海幸丸からマダイと寒ブリ狙いの、ジギング&タイラバ釣行に出かけた。釣果は店舗持ち込みでフルコースに。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西武版 APC・山本智也)


海幸丸でジギング&タイラバゲーム
今回、同じサークルメンバーの河野さんと乗船。海幸丸には非常にきれいなキャビンがあり、ベッド、毛布、枕も完備。釣り場まで約2時間の行程だが、非常に快適に仮眠が取れるのもありがたい。
午前7時30分、今回のメインポイントである壱岐・勝本沖(長崎県)に到着。パラシュートアンカーが投入され、タイラバとジギングでスタートフィッシング。当日の天候は晴れ、満潮9時42分、大潮。釣り開始からほどなく潮止まりになると、食いも止まってしまうだろうと、全員がジグ、タイラバの操作に集中する。
私は、最初は電動ジギングでスタート。PE5号、リーダー16号、ジグはミミック背腹スーパーグロー色の230gを選択した。水深85~90mラインで、いったんボトムに着けて、ハイスピードジャークを繰り返していく。
船中1尾目はジギングで10kg級ブリ
1時間ほど続けていたが、電動ジギング組には誰にもヒットがない。そんな中、船の後ろでスロージギングでマダイを狙っていた釣り人に、約10kgのブリがヒット。「交通事故か?」「ベイトが小さい?」この段階では、ベイトの正体に気付けていなかった。
大型ブリがガツンとヒット(提供:週刊つりニュース西武版 APC・山本智也)タイラバへ変更
しばらく続けるも、まったくバイトがないので、タイラバに変更。潮かみが甘く、100gのヘッドでも真っすぐにフォールし、明確にボトムが取れる、非常に釣りやすい状況。個人的には少し釣りにくい方が良い釣果だったこともあり、不安もよぎる。活性が低いことを想定し、タイラバの移動距離も極力少なくし、ボトム付近を丁寧に、巻き上げスピードもスロー気味(S社リールの数値で1から2)に、一定速度で探っていく。
当日のポイントの底質に関しては、どちらかといえば岩は少ない地質と船長からの指示であったので、甲殻類イミテートのオレンジ系ではなく、ベイトフィッシュを意識した白、パール系のネクタイ、スカートの組み合わせで探る。
ちなみに私は、ヘッドに関しては個人的好みでオレンジ系を多用するが、ヘッド色は本当に関係あるのかと疑問に感じることがある。今回同行の友人にいたっては、ヘッドはすべて鉛の素地色、ネクタイのみ、スカートは1、2本と非常にシンプルなセッティングを好んでおり、実際にそれでしっかりと釣果を上げている。
パール系ネクタイで70cmマダイ
タイラバを続けて1時間、ようやく着底から巻き上げの瞬間に、コツコツッといったマダイ特有のアタリがあり、巻き上げからフッキングに成功。
重々しい引きを感じつつ、90mのボトムから上がってきたのは、70cm、3.5kgのオスのマダイ。このマダイもパール系のネクタイでのヒットであった。やはりメインベイトは小魚か?
マッチ・ザ・ベイトで70cm手中(提供:週刊つりニュース西武版 APC・山本智也)その後は船長判断で周辺のポイントに何度も丁寧に入り直していただきながら、食いが立つとされる下げ潮の時間に差しかかると、マダイ、レンコダイ、ホウボウ、ボッコに、スロージギングの人にはネリゴのプチラッシュもあり、クーラー満タンの大漁とはいかないまでも、お土産も含めて十分な釣果を確保することができた。
結局、船中で10kg前後の寒ブリは3尾と厳しい状況であったが、どれもが100g前後のタングステンを用いた、シルエットの小さなジグでのヒットであった。また、マダイに関しては、乗っ込みを意識した個体も多く見られた。
料理店でフルコースに
博多界隈で釣りを終えた際は、極力私は魚を持ち込んで調理をお願いしている。この釣り人のわがまなな要望に応えてくれるのは、長浜魚市場最寄の、釣船茶屋ざうお天神店。釣り人にはおなじみかと思うが、席が船になっており、席から釣りができる居酒屋である。
実は料理長自らも生粋のソルトアングラーであり、オフショア釣り人応援プロジェクトと題して、天神店独自の持ち込み企画も行ってくれている。これは、あらかじめ魚を持ち込む旨を伝えておけば、当日釣った魚たちがフルコースに変身するという、釣り人には非常にありがたいシステムである。
今回も、マダイ、ブリ、ホウボウ、ボッコを、到底自分では調理できないであろうフルコースにしていただき、最高の夕食となった。
多彩な料理は食味も抜群!(提供:週刊つりニュース西武版 APC・山本智也)料理長から、ブリをさばいて一言「胃の中はカタクチイワシばっかりでした~。ジグもマイクロベイトが良かったんですかね?」と、マッチ・ザ・ベイトがマイクロそのものだったのも証明された。ちなみに料理長もTourist会員であり、友人である!
また、調理待ち時間は、隣にある天然温泉で汗を流せば、ちょうど風呂上りの一杯と併せて、最高の状態で自分の釣った魚を食べられるのである。あらかじめ予約が必要となるが、博多界隈で釣りをする際には、ぜひお勧めしたい。
これからまさにシーズンを迎える乗っ込みマダイ。今年こそはキュウマル(90cm)を捕るべく、できるだけ玄界灘に通うつもりである。
<週刊つりニュース西部版 APC・山本智也 /TSURINEWS編>















