数少ない解禁中フィールド『東古屋湖』で61cm頭ニジマス14尾【栃木】

2020年01月30日 11:00

[TSURINEWS]

抜粋

昨年末、栃木県塩谷町にある東古屋湖へニジマス狙いのフライ釣行をした。各河川や湖沼が禁漁期に入るなか、数少ない解禁中の自然のフィールドだ。当日は数こそ出なかったが、50cmアップは2尾とまずまずだった。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

数少ない解禁中フィールド『東古屋湖』で61cm頭ニジマス14尾【栃木】

東古屋湖でニジマス釣り

栃木県塩谷町の東古屋湖は、秋シーズンには台風などの大雨により濁りの強い日が長かったが、12月に入って水況がよくなってきた。大型のニジマスが放流されている釣り場として人気があり、ときにはナナマル、ハチマルと呼ばれる特大サイズが釣れる。

数少ない解禁中フィールド『東古屋湖』で61cm頭ニジマス14尾【栃木】東古屋湖略図(作図:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

東古屋湖は寒さとの戦いも

現地に着くと気温は氷点下4度。冬の北関東特有のからっ風と相まって極寒の地。

釣り道具を積み込むと、ボート内は凍りついている。防寒着に加えて、尻下のクッションは必需品。魚の活性も気になるが、釣り人の活性がどこまで続くか心配なほどの寒さ。

7時を待って出舟し、下流へと向かう。

数少ない解禁中フィールド『東古屋湖』で61cm頭ニジマス14尾【栃木】当日のタックル(作図:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

岬周りの低層で中型サイズ

まず、ボートを止めたのは、本流筋と松手沢筋の合流点付近の岬周り。水深は16m。シンキングラインのタイプⅣとスリムゾンカーの組み合せで、岸際からカケアガリを表層から中層へと沈めながら探っていく。15分ほどで小型1尾はヒットしたが、釣果はそれのみ。

そこで、ラインをフローティングに張り替え、ゾンカージギングで底層を中心に探っていく。

すると、45cm、42.5cmと中型サイズが釣れてきた。回遊ラインのようで、ポツポツと釣果はあるが、狙いの大型からの反応はない。

松手沢ワンドで55cmニジマスキャッチ!

次に松手沢のワンドに入る。ここは水深2~5mの下流域にある唯一の浅場で、インレットの1つ。

数少ない解禁中フィールド『東古屋湖』で61cm頭ニジマス14尾【栃木】松手沢インレット(提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

春先の低水温時には水温が上がりやすく、酸素量が多いので、魚が溜まりやすい。ラインをシンクティップラインに替えて、水面下2~3mを中心にマイクロゾンンカーをリトリーブ。15分ほどすると、50~60cm級がチラホラ回遊してきた。

そこで、それらに向かってキャストすると、3投目に1尾がフライを追ってきて、目の前でパクリ。目視でアワセを入れるとフッキング。

最初走られたが、力勝負で寄せてランディングしたのは55cmのニジマス。尾ビレの大きな体高のある魚体だ。

数少ない解禁中フィールド『東古屋湖』で61cm頭ニジマス14尾【栃木】松手沢ワンドで釣れた55cmニジマス(提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

元古屋橋下流で61cmニジマス

このあと、元古屋橋下流の水深10mへ移動。松手沢筋のカケアガリを中心に探っていく。

ここでは、ダウンショットゾンカーを試す。枝スはシンカー上2mから1m出し。動きの遅い大型魚に合せて、デッドスローで探っていくと、小型3尾のあと、大型特有のガツン、クネクネのアタリ。

やや引きが弱かったので、「50cm級か」と思ったら、ネットインしたのは61cmのニジマス。水圧の関係なのか、深場で釣れた魚はファイト時間が比較的少ない。尾ビレが少し欠けていたが、サイズアップ。

数少ない解禁中フィールド『東古屋湖』で61cm頭ニジマス14尾【栃木】深場から引き出した61cmのニジマス(提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

最終釣果と東古屋湖の状況

その後も、ポツポツとヒットしたが、狙った特大サイズは掛からず、15時15分に納竿。釣果は、31~61cm14尾。数は出なかったが、50cmアップ2尾とまずまず。

東古屋湖の魚は浅場~深場まで広範囲に散らばっているように思う。

このダム湖で私がまだ把握できていないのはワカサギ釣りへの影響だ。稚魚放流が主体の芦ノ湖などは、ワカサギがベイトフィッシュとして、バスやトラウトの捕食対象となっており、ワカサギの動きを把握することで釣果が左右される。

同湖では成魚放流が主体のため、俊敏なワカサギを動きの緩慢な大型魚が追い切れるのか。それとも、水生昆虫や動きの鈍い小魚が捕食対象なのか。

あるいは、エサが取れず、放流から時間がたつと、痩せて死滅しているのか…。高水温になる夏期に、魚はどこにいるのか。これらが分かれば、もっと釣れるようになるだろう。

<週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
東古屋湖
場所:栃木県・塩谷町
この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年1月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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