泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット

2023年08月26日 06:00

[TSURINEWS]

抜粋

酷暑の2023年盛夏。青物が去って釣り物も釣り人も減った泉佐野一文字で落とし込み釣りを満喫。実質3時間半の短期決戦で、岩カニのエサを食わせて良型のサンバソウ2匹を手にすることが出来た。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット

泉佐野一文字で釣り

青物が回遊していた時期は始発便が満船、さらに波止上でポイント争奪バトルが展開される盛況ぶりを見せていた泉佐野一文字も、青物が去り、タコ釣りも禁止の釣り場となれば、訪れる釣り人は少人数。そこを逆手にとって8月11日のお盆三連休の初日に釣行を決めた。

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット葵渡船の船着け(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

青物シーズンには、深夜未明に現地入りして車中泊を覚悟するぐらいでないと始発便には乗船できないが、当日は朝4時に現地入りしても余裕。葵渡船の4:30出船の始発便に乗船したのはわずか10人ほど。

ルアーマンは2人だけで、その他はアジ狙いのサビキ釣り、フカセ釣りなどのエサ釣りの人と、様相は様変わり。葵渡船の乗船手続きやライフジャケット規格に関する主な注意事項などは、ホームページの「お知らせ」に掲載されているので、事前に確認しておいてほしい。

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット泉佐野一文字(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

1番の船着き場で降りる

泉佐野一文字の船着き場は6か所あるが、私は1番の船着き場で降り、準備にかかる。私は釣り座を移動するチヌ(クロダイ)狙いの落とし込み釣りなので、北端の赤灯台付近に集まった常連たちとは距離を置く。クの字に折れ曲がった3番と4番の船着き場で降りた人もいるので、波止上はガラ空きだ。

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット釣り場詳細図(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

なお、泉佐野一文字の形状と船着場などは略図のとおりだが、詳しい解説は、以前の投稿をご覧いただきたい。

合わせて、落とし込み釣りを私なりの視点で綴った投稿も参考になれば幸いである。

酷暑対策が必要

当日の最低気温は26℃、最高気温は36℃という酷暑。人間は言うまでもなく、釣りエサも酷暑対策が必要だ。

当日は最寄りの釣りエサ店のTポートで、岩カニとミジ貝を入手して持ち込んだが、どちらも生き物なので、海水バケツに入れて生かしておき、必要な分だけをエサ箱に取り除けるようにしたい。

海水はこまめに入れ換えることが必要だが、海水バケツの水温はいくら入れ換えてもすぐに上昇して、岩カニは弱って全滅してしまう。そこで当日は冷凍ペットボトルを漬けて海水温を下げる酷暑対策を施した。

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット冷凍ペットボトルをバケツに入れて対策(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

落とし込み釣りのタックル

落とし込み釣りのタックルは、落とし込み専用竿3.9mとリールに、ストライプカラーの落とし込み・ヘチ専用の2号ライン。ラインの先には市販の目印仕掛けとハリスは1.7号を直結する。

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット落とし込み釣りタックル(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

ハリスは硬めのものがよい。針はチヌ針3号で、チモトにはガン玉2Bをかませる。少しでも魚にアピールして反応を得たいと、岩カニから使い始めることにして、針への刺し方は岩カニの動きが良い横掛けとした。

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット岩カニの横掛け(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

チヌを痛恨のバラシ

夜明けの朝5時頃に準備を終え、釣りを開始する前に海水バケツの海水を入れ換えようと波止の内向き(陸向き)に目をやると、何と数匹のチヌが波止から1mほど沖にちらちらと泳いでいるのが見えた。

見えチヌは幸運の使者とばかりに、内向きの見えチヌ付近に岩カニを落とし込んでみるが反応しない。見えチヌの鼻先まで岩カニを送り込んでもアタックしてこない。

これは固執しても時間のムダだと思い始めた矢先に、竿先を抑え込むアタリがあった。聞きアワセを入れるとヒット。グングンと強い引きが伝わってきて、慎重に海面まで上げてこようとやりとりをしていたが、途中で痛恨のバラシ。聞きアワセでは針掛かりが浅かったようだ。

下げ潮で苦戦

釣り場を外向き(沖向き)に転じて落とし込み釣りを続行。元々、泉佐野一文字は水深の浅い釣り場だが、当日は長潮で9:40の干潮まで下げ潮となる悪条件。

潮回りはこちらの釣行日の都合に合わせてくれない。水深は4mを切り、夏場のタナは上層というセオリーは通用しない。エサは簡単に海底まで着底してしまい、たまに岩カニにアタックしてくるのはフグという苦戦を強いられた。

酷暑の中、岩カニの保全が落とし込み釣りの生命線ではあるが、冷凍ペットボトルで海水温を下げる対策も酷暑のおかげで効果は長続きしない。

何かと後ろ向きな材料が脳裏をよぎるが、内向きでの見えチヌを前向きな材料と自分に言い聞かせ、探り歩きを続ける。

キスを連釣している釣り人現る

潮回りの悪さと水深の浅さに苦戦したのは私だけではない。好釣り場のはずの北端赤灯台付近に釣り座を構えたサビキ釣りの釣り人は、豆アジと小サバの猛襲で本命の良型アジを拾えず、上げてはリリースの繰り返しでウンザリとした表情。

青物も視野に入れたノマセサビキ釣りの人も、耐久性を欠く豆アジと小サバが掛かるばかりで軌道に乗らない。そうした中で光ったのは手持ち竿スタイルの投げ釣りでキスの数釣りに成功した常連。

葵渡船のホームページでもキスの釣果は時折掲載されていたが、リアルタイムで投げるポイントや引き釣りの釣り方を見ることが出来たのは収穫だった。

26cmサンバソウをキャッチ

探り歩く中、フグではない強めのアタリに時折出会う。岩カニは柔らかいエサなので即アワセが基本だが、この日の即アワセは空振りするばかりで、聞きアワセは魚が一旦岩カニを咥えてもすぐに離してしまう。

水深が浅いので、チヌの活性は低いわりに警戒心は強いようだ。ならばと即アワセを止めて、食い込ませ重視の釣り方に切り替えたところ、これが正解。

7:20頃、クッという強めのアタリを海底でキャッチ。そこでテンションを緩めて食い込みを待つ。我慢を重ねて、竿先の感触から魚がしっかりとエサを口に咥えたと確証が持てた段階で満を持してアワセを入れるとヒット。

早朝に内向きでヒットさせた時と同じような強い引きに、チヌかカンダイかと心躍らせる。慎重にやりとりを続けると、海面に上がってきた魚体はチヌでもカンダイでもない縞模様。食味抜群のお宝サンバソウだ。

海面に上げてしまえば魚体はチヌよりも小さいので、タモ入れは容易。魚を波止に上げ検寸すると26cmとなかなかのサイズ。ようやく釣れた貴重な獲物にニンマリだ。

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット泉佐野一文字で釣れた26cmのサンバソウ(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

31cmのサンバソウを追釣

海底で強めのアタリがあったら、テンションを緩めて食い込みを待つという、釣れるパターンを掴んだ。干潮で魚の活性は低くとも、的を絞った落とし込み釣りが出来るようになった。

探り歩きを続ければ、きっと何処かで次の獲物に出会えるはずだと歩みを進める。サビキ釣りの人は諦めて8時の臨時迎え便で早々に波止を後にし、波止上はいっそう寂しい状況に。

すると8:40頃、3番の船着き場の手前で、1匹目と同じようなアタリに遭遇。テンションを緩めて食い込みをじっくり待つと、竿先をしっかりと抑え込む感触に変わった。ここぞとアワセを入れるとヒット。魚は強い引きで沖に走り出した。

無理せず寄せてくると、海面に姿を見せたのはサイズアップしたサンバソウ。海面付近での抵抗もやり過ごし、無事タモ入れに成功。検寸すると31cm。肉厚で申し分ない魚体だ。

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット泉佐野一文字で釣れた31cmのサンバソウ(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

酷暑に負けて9時に納竿

岩カニはまだ残っていたが、酷暑に負けて延長戦に挑む気力は残っておらず、9時に納竿し波止を後にした。

引きあげる他の釣り人たちも疲労困憊の面持ちで、乗船場に戻っても船長と言葉を交わした釣り人は1人だけ。辛うじてツバスは手にしたが心残りの面持ちだった。

そこで私がサンバソウ31cmと26cmと釣果報告をすると、「ええですやん」と労いの言葉が返ってきた。サンバソウは夕方にマムシをエサにした脈釣りでも狙えるとのこと。船長が撮ってくれた写真は葵渡船のホームページの釣果情報の一角を飾り、短期決戦で2匹の釣果ながら大満足の釣行となった。

帰宅後、お宝サンバソウ2匹は夕食で賞味。絶品の食味がこの日の満足度をさらに高めてくれた。

泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット釣った魚はおいしく調理(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

<伴野慶幸/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
泉佐野一文字(出船場所:葵渡船)
The post 泉佐野一文字での落とし込み釣りで良型サンバソウ2匹【大阪】岩カニエサにヒット first appeared on TSURINEWS.

この記事を見る

楽天市場ランキング
30位
20240119-02【DAIWA MULTI LANDING POLE】操作性と強度にこだわった使...
¥14,229
29位
仕様表リーズナブルなルアーフィッシング用フロロカーボンラインです。75m毎マーキングシールに残m数を...
¥1,320
28位
仕様表リーズナブルなルアーフィッシング用フロロカーボンラインです。75m毎マーキングシールに残m数を...
¥1,452
27位
Brand new standardストラディックがフラッグシップモデルの先進フィーチャーを搭載して...
¥21,791