沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】

2023年09月01日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

ルアーは門外漢でへっぽこ釣り師の私ではあるが、沖防波堤のエサ釣りで釣れた魚という隙間産業的な視点で、釣魚の食味を綴った体験記を綴らせていたただきたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】

沖防波堤で釣れる魚は美味い

私を釣り人として育んでくれた河内渡船(すでに廃業)は、通い始めた頃に船長のお母様がご存命で店番を担っていた期間があった。そのお母様が、ある時こんな話をしてくれたのを、今でもはっきりと覚えている。

「チヌは不味いという人がいてるけど、和田坊(神戸港第一防波堤)のチヌ(クロダイ)は食べてみたら分かるやろ?沖の潮の流れの強い所を元気に泳いでいるから、筋肉がよく動いてええ身になって美味いんや。」

長年沖防波堤で釣りを重ねていると、この話がいかに理にかなっているかを実感させられる。一部の回遊魚は別としても、陸っぱりで釣れる魚よりも、沖防波堤の釣魚のほうが身に旨味が備わっていると私は思っている。

沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】沖防波堤は釣れる魚が美味しい(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

「これ絶対美味いやつ」をまずは選外

思い出話を前振りにしていざ本題。釣魚でなくても「これ絶対美味いやつ」をまずは選外としたい。

具体的には、デカアジとタチウオ。陸っぱりからも釣れる回遊魚でもあるし、一般市場でも広く流通していている魚なので、「アンタに言われんでも美味いに決まっとるわい!」のツッコミが入るのは想定内。今更お約束の食味は綴るまでもないだろう。

沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】絶対に美味しいデカアジとタチウオ(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

第5位「イワシ」

デカアジは外してもイワシは外したくない。イワシは鮮度が落ちやすい魚の筆頭格で、都市圏ではよほどの高級店でもない限り、一般大衆が美味いイワシに出会う可能性は限りなく低い。

大規模商業施設(※オブラートに包んだ表現)で販売されている、水揚げ後数十時間経ったイワシをいかなる手法で調理しても、鮮度抜群の釣魚としてのイワシに対抗できる訳がない。苦味が強いと敬遠されがちのウルメイワシですら、釣魚であれば生姜煮は絶品のお惣菜となる。

沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】釣ったばかりのイワシは美味しい(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

第4位「カンダイ」

カンダイは一般市場には殆ど流通せず、陸っぱりの釣り場でもターゲットになりにくい。チヌ釣りの人には外道扱いにされ、魚体のグロテスクさから食用としてどう扱っていいか分からないとキャッチアンドリリースされる気の毒な魚だ。

しかし、生きた状態から即〆して血抜きし内臓処理して持ち帰った新鮮なカンダイを、魚フライやムニエルにして食べてみてほしい。一度食べたら、もう大規模商業施設の白身魚フライ弁当は食べたくなくなるだろう。

沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】カンダイのフライはとても美味しい(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

第3位「シオ(カンパチの幼魚)」

養殖のカンパチは一般市場でも流通していて、回転寿司でも市民権を得てはいるが、シオとなると釣魚としてしかお目にかかれない。水質の悪い海域には回遊してこないので、沖防波堤のエサ釣りで釣れる魚の代表格にもあげたい魚だ。

幼魚というと脂の乗りが悪くパサパサといったイメージがあるが、シオは十分に旨味を備えている。塩焼き、煮つけ、数が釣れたら刺身もイケる。

沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】シオは幼魚でも旨味十分(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

第2位「マコガレイ」

「マコはそもそもが『これ絶対美味いやつ』やんけ」とツッコミが入りそうだ。では、アカガレイやマガレイなどとは違って、マコガレイは一般市場にどれ程出回っているだろうか?

たまに見かけても、漁港直送をウリにした昼網市などで30cm級の個体が1匹800円〜1000円という、都市圏では今や幻級の魚と言える。これは「釣魚として」の枕詞を大いに掲げて2位に据えたい。

沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】都市圏では幻の魚マコガレイ(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

第1位「サンバソウ(イシダイの幼魚)」

40cmを超える個体のイシダイは養殖もされており、料理店や居酒屋の目玉となる逸品として市場価値が非常に高い。磯釣り師がクロと呼ぶ50cmオーバーの個体は、その身内や仲間の間でのみ食されている高嶺の花。でもそれは成魚だからと言うなかれ。

40cmに満たない幼魚でも、身の締まりと備えた旨味は、釣って食べた経験がある人でないと分からない。同じ幼魚のシオを3位とするなら、サンバソウは堂々の1位に据えたい。へっぽこ釣り師の私ゆえに数釣りの経験がなく、塩焼きと煮つけでしか食したことがないが、半端なく美味い!!!

沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】サンバソウが一番美味い(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

自力で釣れたら無条件で第1位の魚はコレ

以上が自力で釣った魚の食味ランキングだが、私には想像上の釣魚、もし将来自力で釣れたら無条件で第1位に掲げてしまうだろうという魚がある。

その活魚を買って食べたことがあるが、他のいかなる魚もその食味を超えられない。釣り場で出会った釣り人の皆さんがこぞって絶賛するその魚とは「アコウ(キジハタ)」。

エビ撒き釣り、あるいはロックフィッシングゲームと呼ばれるジャンルのルアーを用いると釣れる魚だが、何処に潜んでいるか、どの潮回りで何時頃にピークを定めて狙うかというセオリーを知っていないと釣れない難物中の難物。

釣り場ではその実物を何度ともなく見かけたが、自前の写真となると当然持ち合わせていない。活字だけを綴ってはみたが、掲載される段階では、編集でどうなっているだろうか(笑)。

沖防波堤通いの釣り師が食べて感じた【実は美味しかった魚5選】アコウの記事お待ちしています(編集より)(提供:週刊つりニュース西部版 APC・井上健司)

<伴野慶幸/TSURINEWSライター>

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