陸っぱりエギングで春アオリイカ手中 1.6kg頭に良型メイン【西伊豆】
2020年04月10日 16:00
抜粋
アオリイカの春シーズン開幕。3月14日(土)、アオリイカが産卵を意識する水温16度台になったので接岸を期待して、私の主宰する伊豆烏賊人のメンバーと静岡県伊豆へエギング釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 野中功二)
松崎赤堤防で1.6kgアオリイカキャッチ
当日、先行メンバーは西伊豆方面から開始。朝マヅメの松崎赤堤防は先釣者なしだが、スミ跡もない。
小林さんは夜光ゴールドオレンジカラーのエギをキャスト。イトフケを取ってカーブフォールさせるとすぐに生命反応。魚かイカ分からないが、この時期のアオリイカは産卵場所を目指して回遊し、一尾掛かると後方から別のイカが追尾をしてくるといった状況がよくあるため、アタリのあったタナからカウントして探ってみるがアタリなし。
昼すぎに、夜光ブルーの3.5号エギで、足元まで丁寧に探ると、10m先で1.6kg超えをキャッチ。
松崎赤堤防
夕マズメは妻良港で実釣
妻良港に日暮れごろ移動。このタイミングで私は合流。ファーストキャストはエギをブルー夜光の赤テープ3.5号に交換。カウントダウンして左右に揺れながらカーブフォールさせてアタリを待つ。トゥイッチして広範囲に動かしエギをアピールさせる。
前年から早生まれでもサイズが良いので、1~2kgが掛かる。そのためギャフやネットは持参したほうがいい。
時合いには1.2kgがヒット
時合いを待つと、青木さんがエギを夜光マーブルオレンジの3.5号に交換。カーブフォール中にコツンと何かにぶつかったような感覚。そのままカーブフォールさせると魚とは違う引きが竿先から手に伝わり、PEラインが海中に持っていかれると竿先が持ち上がるアタリ。そこで竿を立ててアワセると1.2kg超え本命。
潮止まり間近に1kg超えキャッチ
潮止まり時間が近付き、「これまでか」と思ったが、エビを模したカラーの3.5号のエギに交換し中層から大きくシャクッて、カーブフォールでカウント4。小さいアクションを数回入れ水平にサビいてアタリを待つと明確なアタリ。軽快なドラグ音が心地いい。1kg超え本命。その後はエギを変える度に小型のアタリが続いた。
3月後半からはイセエビの刺し網漁のため竿を出せない所が多い。また、4月は伊東市の堤防で禁漁になるので注意が必要だ。
ロッドアクションが苦手な人でも、投げて沈めたりゆっくりアクションさせたり、夕方から夜はタダ巻きも有効だ。
妻良港
<週刊つりニュース関東版 静岡・野中功二/TSURINEWS編>