岸和田一文字でのテンヤタチウオ釣りで本命5匹【大阪】青物狙いのませ釣りは不発
2023年10月29日 16:30
抜粋
2023年秋、9月の釣行でタチウオ4匹止まりに終わった悔しさから、10月8日に岸和田一文字にリベンジ釣行。しかし釣果はタチウオ5匹にとどまり、またしても常連たちのパレット山盛り祭りを後目に見る寂しい結果となってしまった。皆さんの参考に少しでもなればという思いから、今回の投稿は釣行の模様は短めにして、釣果を伸ばせなかった理由を自分なりに考えてみた反省会の趣で綴ってみたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)


岸和田一文字でタチウオ釣り
2023年9月9日の釣行記「岸和田一文字にタチウオ絶賛回遊中で釣り人熱中【大阪】上級者は2ケタ釣果」では、私(筆者)の釣果は4匹と全然ダメだった。しかし、全体では二桁釣果続出、常連はパレット山盛りの驚愕の釣果を叩き出したという、千載一遇の日となった模様をレポートした。
その後の岸和田一文字の釣況は、一時期苦潮の流入で落ち込んだものの9月下旬以降は回復し、10月上旬の時点で好調を維持している。
とはいえ、好調はいつ終わるとも限らないと思い立ち、岸和田渡船のホームページから前日にインターネット予約で10月8日の13:00発便の枠を確保したうえで、リベンジ釣行した。
岸和田渡船の船着け(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)なお、岸和田一文字の詳しい特徴その他の解説は、過去の投稿「大阪湾の沖波止紹介:岸和田&泉佐野一文字 都市近郊でアクセス良好」をご覧いただきたい。
日中は我慢の釣りで小アジを確保
当日は小雨が降り続く悪天候ながらも、覚悟のうえで釣行を決めた多数の釣り人が訪れていた。13:00発便は予約定員割れしていたが、釣り人たちの熱気は船上に溢れていた。
全員が岸和田沖一文字(通称:沖の北)で下り、1人あたり波止のケーソン1ブロックのルールに従って、それぞれの釣り座を確保。午前中からの居残り組もいて、北端から中央の小屋までの間の釣り座はすぐに埋まってしまった。
岸和田一文字拡大図(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)空は雨雲に覆われ小雨が止む気配もなく、冷たい北東の風も吹く悪天候の中、雨合羽に着替え、リュックなどの手荷物にビニールカバーを被せての日中は我慢の釣りを強いられた。
小雨の続く岸和田沖一文字(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)夕暮れ前までは内向きの竿下サビキ釣りで小アジを確保し、青物狙いのノマセ釣りを敢行。サバの猛攻にうんざりするも、15:00までにノマセ釣りに適したサイズの小アジは十分な数が釣れた。
ノマセ釣りは不発
スカリバケツに入れて活かしておき、期待感を胸にノマセ釣りに転じる。しかし青物の回遊はなく不発に終わり、出番のなかったスカリバケツの小アジは結果的に、ウルメイワシと共にお土産の釣果となった。
周りではルアーマンたちも奮闘していたが、サゴシ1匹を見かけたにとどまった。
日中は小アジとウルメイワシをお土産に(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)タチウオの狙いのタックル
日が暮れる前の17:00からタチウオ釣りのタックルの準備にかかる。タックルは、48gまでの重さのルアーのキャスティングに耐えられるショアジギング用ロッドに、5号ナイロンを巻いたスピニングリールとタチウオテンヤという仕掛けという、エサ釣りにこだわる私ならではの珍妙な組み合わせ。
タチウオの個体は小型中心なので新品のSサイズを選び、遠投重視の仕様にするためにスイベルを使ってオモリを3g足した。発行体はポピュラーなイエロー(黄緑色)ではなく、ケミホタル75のブルーを選んでタチウオの目を引くようにした。
9月9日の釣行時との違いは、キャストしやすいようにロッド選択は9FTと短いものを持参し、針掛かりを意識してテンヤは新品を用いた。
タチウオは5匹止まり
悩ませた小雨は18:00以降小康状態となり釣りやすさは増したものの、奮闘空しく20:30の最終便引き上げまでの私の釣果はタチウオ5匹止まりでリベンジならず。
最終釣果(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)フッキング5匹に対し、逃したアタリは7回というへっぽこ釣り師ぶりは相変わらず。乗船場に戻ると、常連たちを中心に船長とスタッフへの釣果報告が行われ、次々とパレット山盛りの釣果が写真撮影されるという、約1か月前の再現となってしまった。
釣果は超遅めの晩御飯で大いに賞味できたものの、常連たちのパレット山盛り祭りの光景が頭と瞼に残り、またしても残念な思いが募る夜となった。
釣果の食味は抜群(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)釣行を振り返って
ここからは皆さんの参考に少しでもなれば幸いとの思いから、反省会の趣で、なぜ釣果を伸ばせなかったのか自分なりに綴らせていただきたい。
成功点のまとめ
まずは成功した試みと反省点とを仕分け。成功した試みとしては
・扱いやすい9FTの短めのロッド
・針先の鋭い新品のSサイズのテンヤ
・ケミホタルはブルー
・テンヤに付けるエサはドジョウと小イワシを併用
・テンヤは上層~中層までを引く
があげられる。特にエサはドジョウで3匹、小イワシに切り替えて2匹と、併用で釣果を何とかかき集めることができたので大成功だった。
シマノ製の「タチウオゲッター」という、キビナゴを刺しエサにするタチウオテンヤの存在を思い出し、アタリが減ったタイミングで思い切って小イワシに切り替えた。すると明らかにアタリの数が増えて、改めてエサとしてのイワシの訴求力を実感させられた。
反省点1:釣り座の選択の甘さ
一方、反省点としては、1つ目に釣り座の選択の甘さがあったように思う。なぜならパレット山盛り祭りを展開した常連たちは、私の構えた北端寄りではなく、南側の小屋付近に釣り座を構えていたからだ。
北端寄りでもアタリはそれなりにあったものの、ようやく二桁釣果に届いた釣り人がいた程度。日中に欲張って青物狙いのために北端寄りの釣り座を選ぶよりは、タチウオのタイムリーな状況を知る常連たちの動向にもっと関心を寄せて釣り座を選んだほうが良かったのかもしれない。
南寄りの釣り座の方が回遊が活発だった(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)反省点2:遠投重視に固執しすぎた
2つ目の反省点は、遠投重視に固執し、波止際の小型を拾えなかったことだ。針先の鋭い新品のSサイズのテンヤを投入したのは良かったものの、テンヤに足すべきは遠投重視の3gのオモリではなく、アシストフックだった。
隣で釣っていた2人組はSサイズよりもさらに小さい軽量テンヤで、ロッドアクションは少なくして時にはステイを入れるなど、喰わせるタイミング重視の工夫を入れて波止際を中心に丁寧に攻め、小型中心ながらも釣果を伸ばしていた。
遠投重視に固執してもアタリが少なかった事をもっと早く自覚して、波止際の小型を拾える仕様のテンヤに思い切って切り替えることもできたと思う。
オモリを足したのは効果的ではなかった(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)反省点3:小イワシへの切り替えの遅さ
前述した波止際の小型を拾えずの反省点にも通ずる3つ目は、小イワシへの切り替えが遅く、アタリを得るチャンスを自ら逃していたことだ。
エサ持ちが良くキャストの繰り返しに都合の良いドジョウを使い続けたものの、周りの釣り人よりもアタリ自体が少な目だった。もっと早く自覚して、小イワシに切り替えて少しでも多くのアタリを誘発しようと決断すべきだったと思う。
小イワシはエサ持ちが悪く2投でボロボロになる手間のかかるエサだが、タチウオへの訴求力はドジョウよりもはるかに高い。事実、私の4匹目の釣果は小イワシに切り替えて1投目でアタリがあったものである。
小イワシのエサへの切り替えが遅れた(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)晩秋に向けての展望
タチウオは回遊魚で群れの到来次第ではあるが、岸和田一文字のほか泉州・エリアのタチウオの釣況は、晩秋まで良い状態が続くことが期待できそうだ。
過去の傾向では、気候の変化に伴い、数は減ってくる一方でサイズアップし、タナは中層から下も攻め所となる。特に回遊状況が芳しくない時は思い切って底のタナも攻めてみると、大型に出会えることもある。
今回の釣行記が掲載される頃には最盛期からは様相が変わっていると思うので、タイムリーな情報収集が釣果に結び付く。
ホームページや釣り系SNSによる釣果情報を日々確認するとともに、釣行当日には釣り場近辺の釣り具・釣りエサ店に立ち寄ったり、沖波止であれば乗船前に船長やスタッフに聞いたりして、直近の情報を得ると良いだろう。
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>

















