『デイナマ』ゲームで冬眠明けの40cmナマズをキャッチ【鹿児島】
2020年04月11日 11:00
抜粋
3月13日、鹿児島県に寒波の襲来。でも、どうしても釣りに行きたくて、季節風の影響を受けない、「近場で、安全で、簡単に釣れる」ナマズ釣りに行くことにした。ジギングで使うヘビー・スピニングタックルをそのまま使えるので、永田川へ自転車で向かった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)


永田川のナマズポイント
永田川に到着し、強風の季節風を真横に受けて護岸道路を一路、上流の中山堰へと走らせた。この時期、田園風景が広がる中山地区は田植えの準備が忙しく、中山堰の上流にある、各水門は開き、周辺の田んぼへと川水を供給している。
永田川・中山堰ポイント図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)今回のナマズのポイントは、この中山堰の下に広がる水草群で、冬眠から目覚めた、まだ活性の低いナマズが、少しでも水温が高いポイントを探してステイしている。
ナマズフィッシングといえば、夕涼みを兼ねた夏場のナイトフィッシングが定番だが、この時期は冬眠中の体力消耗を補うため、デイ(日中)フィッシングでも、ナマズゲームを楽しむことができる。
小型ミノーで水草キワを狙う
護岸道路の路肩に、邪魔にならないように自転車を停めて、川面に降りられる階段に釣り座を構えた。偏光サングラスで水中を凝視したが、風で水中を確認することができない。
しかし、このポイントは私のナマズのホームグラウンドで隅々まで熟知しているので、いつものポイントへと小型ミノーをキャストした。
当日のタックル(作図:週刊つりニュース西部版 APC・橋元力)アシやガマ、そのほかの水草で形成されている水草群のキワにキャストして、ゆっくりとアクションさせると、波立っている川面に黒い影が現れた。「ナマズだ」と、心の中で叫んで、すぐにミノーを回収し、黒い影が見えているポイントの奥にキャストし、スローリトリーブで、その横を通過させると、その黒い影が少し動く反応を見せた。
本命ナマズ40㎝がアタック!
偏光サングラスで凝視すると、その黒い影はナマズだと確認できたので、再び同じようにキャストした数投目、やっと反応を示し、小さな水柱が立った。
捕食音は季節風に消されて聞こえなかったが、水柱に反応して、ひと呼吸置いてロッドを体全体で大きく後方に倒してアワセを入れると、その黒い影はヘビーロッドを大きく曲げて草むらへと逃げようとしたが、ロッドパワーで水草群から引き離し、オープンウォーターでのファイト展開となった。
ファイトの途中から、クルクルとローリングファイトが加わったので、ヒットした黒影は「ナマズだ」と、再確認ができた。足元まで寄せると本命のナマズだった。
ナマズはパワフルな魚で、生命力も強いが、魚体を覆っているヌメリが取れると急に弱る。魚体に触れずにペンチを口の中に入れ、フックを外し、写真を撮り、そのまますぐにリリースしたナマズは、ここのアベレージの40cm(ヨンマル)だった。この1尾とのファイトに満足し、私の「釣りに行けない」という、フラストレーションは払拭された。
大物の正体は野ゴイ60cm
再び、偏光サングラスで川面を凝視し、黒い影を探したが見つけることができなかった。キャストしたルアーを回収しようとした瞬間、ドラグが悲鳴を上げてラインを引き出した。「なっ、何がヒットした。根掛かり?ゴミ?」と、少し焦ったが、ロッドを立てると、ロッドティップを上下させるファイトに、何かがヒットしたことが判断できた。
ナマズと違って直線的なファイトに、「コイだな?」と判断できた。足元まで寄せて来る途中で、大きな尾ビレで、川面を数回叩いたのは目測で60cm(ロクマル)の野ゴイだった。
ファイトの途中でバレたので、そのままリリースすることになった。ピックアップした小型ミノーのフックを見て、バレた原因がフックを伸ばされたことが原因だと分かった。この野ゴイのファイトで満足して、1時間余りの釣行だったが納竿とした。
次はナイトフィッシングでナマズのファイトを堪能しようと心に決めた。
<週刊つりニュース西部版 APC・橋元力/TSURINEWS編>
永田川中山堰















