東京湾のオフショアアジング解説 2大釣法「バチコン」&「ジグ単」
2020年04月11日 11:30
抜粋
全国的に人気のアジング。東京湾では陸から狙える場所が少なく、船やボートからの釣りがメインだ。バチコンとジグ単それぞれについて解説しよう、
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 野呂昌明)


「バチコン」と「ジグ単」
アジングは、陸っぱりで楽しむショアスタイルが主流だが、東京湾では、気軽に楽しめるエリアが非常に少ないため、釣り船やプレジャーボートからの狙うオフショアスタイルが主流。この釣りでは、主に「昼間のバチコン」と「夜のジグ単」で、2通りの楽しみがある。
タックル例(作図:週刊つりニュース関東版 野呂昌明)バーチカルコンタクト=バチコン
主に、エサ釣り船に同船することが多くなる。水深20m前後のアジを通称「バチコン(バーチカルコンタクト)」スタイルで狙う。
10~30gのシンカーをセットした仕掛け(リグ)で魚の泳層まで一気に落とし込んで誘う。エサ釣りと同船なので、コマセで魚が船の周囲に集まる。狙う水深を間違えなければ釣果は堅い。
リグは、キャロライナリグ、ダウンショットリグ、フリーリグ、逆ダンなどいろいろとあるが、それぞれにメリット、デメリットがあるので、その日の活性や状況に応じて選択をするといい。
小さなアタリをうまく掛ける(提供:週刊つりニュース関東版 野呂昌明)ジグヘッド単体=ジグ単
チャーターのガイド船で楽しめる。最近はアジングに対応するボートが増えている。また、専門の乗合船を出しているところもある。夜間はバースや係留船など、常夜灯周辺がポイント。水深は昼間よりも浅く10m前後。
バチコンで狙うのではなく「ジグ単」といわれる、ジグヘッド単体でアプローチするので陸っぱりに近い。使用するジグヘッドは1~3g。これを投げて、10m前後沈めて釣りをするのは非常に難しいがそれだけに奥が深く、「仕留めた」という感覚が強い。
この釣りで大事なアイテムがライン。ナイロンラインやフロロカーボンライン、PEラインなどがあるなか、エステル素材が絶対的に有利。
このメリットは、しなやかかつ低伸縮率。感度が非常にいいのが特徴。逆にラインが切れやすいというのがデメリット。特性を理解すればデメリットが気になることはあまりないはず。
アタリもはっきりと伝わる(提供:週刊つりニュース関東版 野呂昌明)アジングのタックル
バチコン、ジグ単ともに、以下のタックルでOK。ロッドは陸っぱりで使用する専用モデル6ft前後。リールはスピニング2000番。ドラグ性能がよく、軽いモデルがお勧め。
使用するジグヘッドは、状況に応じて違いはあるが、ライトゲームやアジング専用で発売されているもので十分カバーできるはず。軽め~重たいものまで細分化して持参する。
ワームは、アジング専用に発売されているものを使用。なかでも重要視したいのが素材。軟らかいものがいい。アジはワームを吸い込むように口の中に入れるが、その時に素材が固いと口の中に入れた瞬間に「エサではない」と認識しすぐに吐き出す。またソフトタイプは口に入ると折れ曲がり、しっかりとフッキングできる。釣果に大きく影響する。
軟らかい専用のワームを使おう(提供:週刊つりニュース関東版 野呂昌明)最近では味と匂いが配合された、エサ感覚で使えるワームがあるので、厳しい時のお助けアイテムとして準備するのもいい。夜間の釣りではヘッドライトを忘れずに。
東京湾のアジは非常に美味で有名。刺し身やフライはもちろん、なめろうや酢漬けなどのメニューを食卓に並べるには、沖へ出ないことにははじまらない。ぜひチャレンジしてみてほしい。
<週刊つりニュース関東版 野呂昌明/TSURINEWS編>









