堤防ハゼ釣りで18cm筆頭に12匹【千葉】ウロハゼとマハゼの食味の違いは?
2023年11月12日 06:00
抜粋
ハゼ釣りのシーズンも終盤戦。落ちハゼを狙って千葉県・上総湊へ出かけてきました。ここ数年低調だった上総湊(上総湊港、湊川)でしたが、今年はまずまずの湧きであることを確認。18cm筆頭に19匹の釣果をあげることに成功した釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)


上総湊でのハゼ釣り
ポイントが河口ということで、10月中旬位からの「落ちハゼ」狙い専門のポイントというイメージを持つ方が多いと思います。しかし、ここは8月にはデキハゼも狙える、意外とロングランで楽しめるポイント。
とはいえ、近年は低調続きでロングランどころではなかったのですが、今年はちょっと状況が違いそう。実は3週間前、お隣の白狐川でのハゼ釣りの帰り道、湊川で多数の釣り人を目撃。
「今年はひょっとして釣れるのではないか」と気になり、10月最後の週末、調査に出かけました。
上総湊のハゼ釣りポイント
上総湊のハゼ釣りポイントは、車が釣り場のすぐ近くに停めることができ、かつ足場がとても良い上総湊港と、先日多数の釣り人を見かけたやや上級レベルの湊川の2ヶ所。
特に前者の港は人気の釣り場となっていて、天気の良い休日は、8時過ぎたあたりから釣り人で賑わいだします。実は上総湊港、あまり早い時間だと何故かアタリが皆無。釣り船が出払った8時頃からアタりだす、といった特徴があります。
釣り船のエンジンの音でハゼ達が目覚める、かどうかはわかりませんが、お出かけの際はこの時間を目指すと良いでしょう。
なぜか釣り船が出航すると釣れ始める(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)またお隣の湊川は、水位があると足場が水没しているため、潮位がある程度低い時間帯限定となります。しかし、川ということで潮止まりの影響を受けづらく、魚影も港に比べて濃いことが多いので、下げ止まりが近づいてきた際は、こちらに移動してみる選択肢を持っておくと好釣果に繋がります。
特に港の反対側(南側)は手前から水深がある好ポイントとなっており、狙い目です(港より海側の川付近は立ち入り禁止になっていました)。
JR橋脚から国道までの間が好ポイント(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)タックル&仕掛け等
港は足元から高さがあり、また水深も2m前後あることから、のべ竿なら4.5m~の長めの竿、ヘチ狙いでも3.6mが必要となります。
ちょっと根掛りが多くなってしまいますが、リールタックルのちょい投げでももちろん構いません。また、湊川についてもハゼが溜まっているポイントが遠い場合も多いので、同様のタックルがおすすめ。
また、特記すべき点として、港なら足場が高いということで、ロープ付きの水汲みバケツがあると重宝し、川では大抵足場が濡れているので、長靴の着用がマストとなります。
エサは周りを見渡すと、皆さんほぼ100%アオイソメやジャリメといったムシエサを使用していました。ということで、筆者もアオイソメ(細虫)を準備。ポツポツ釣れる想定で、1時間10g(10匹目標?)で、納竿予定時間から逆算し準備すると良いでしょう。
ハゼ釣りタックル(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)出だしは港でウロハゼ連発
上総湊には7時ちょい前に到着。缶コーヒーを飲みながらゆっくり準備し竿を出します。案の定この時間帯はアタリなく、釣り人もいません。やがて、港はカワハギ狙いの船釣り客で賑わいだし「今日は釣れる気がする!」「20はかたいかな!」なんていう景気の良い会話が聞こえてきました。
太公望達を乗せた釣り船が港を出ていき、賑やかだった港が静かになると、これが合図とばかりにハゼのアタリが出始める。この時点で、今期は釣れるかどうか半信半疑だったので、ホッと一息です。
1匹目に釣れたウロハゼ(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)ヘチを探ってアタリを出す、といった釣り方でポツポツと数を重ねていきます。ここでウロハゼなんてたまに混じる程度、という記憶なのですが、この日は何故か出だしから5連チャン。しかも良型揃い。
18cmの良型ウロハゼ(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)そして段々と港にハゼ狙いの釣り人が増えてくると、ようやくマハゼが混じりだし、9時を過ぎると、今度は10cm前後のマハゼのみとなっていきました。
スマートなマハゼが釣れる(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)上総湊港
湊川はフグの猛攻
やがて下げの潮止まりが近づき、アタリが遠のいてきたところで湊川へ移動。実は港での釣りの最中、地元の方に「湊川の方が釣れるよ」とアドバイスを受けていました。
確かに上総湊で入れ喰いになる場合は港ではなく湊川かな、と過去の記憶を思い出し、長靴を履いて移動します。川に到着すると、予想通り足場が姿を現していました。
早速入れ喰いを期待し竿をだしてみるも……どこを探るもフグ、フグ、フグ。一応入れ喰い、ということであっという間にエサがなくなっていき、湊川ではハゼの顔を見ることは叶わず。
フグばかり釣れる(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)ただし、道具を片付けていると、10m位離れた所でやっている方はハゼを連発している様子。竿は5mかそれ以上のものを使っているようで……筆者の3.6mの短い竿が敗因だとしたら、この日ハゼが溜まっている場所、というよりフグがいない場所は遠めにあるようでした。
最終結果
ウロハゼ7匹、マハゼ12匹の19匹。最大はウロハゼ18cm。ここ数年は低調だっただけに、最後はフグの猛攻にあってしまうも、満足の釣行となりました。
左ウロハゼ、右マハゼ。こうして比べてみると、ウロハゼの方が色黒で太め。
ウロハゼとマハゼ(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)良型(特にウロハゼ)が多く混じったのですが、10cm前後も多くいたことから、まだまだハゼ(特にマハゼ)の成長は遅れている様子。温暖化? 豪雨? ハゼの気まぐれ? 近年はちょっと予想しづらいのですが……上総湊のハゼ釣りシーズンはまだまだ続くと思います。(外したらスイマセン)
マハゼとウロハゼの食味の違い
気になって……ロウハゼとマハゼを食べ比べてみました。ウロハゼとマハゼの違いは、色や模様、体つき、パーツの形等で一目瞭然なのですが、その他のポイントとしては、ウロハゼの方がヌメリあり、また生命力もある印象。
ジップロックに入れて持ち帰ると、生き残っているハゼは大抵ウロハゼです。
ウロハゼは顎がしゃくれている(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)刺身とから揚げに
まず刺身については、大きさが4cm違うということで、スタートライン時点でマハゼ不利なのですが、両者ともに旨味甘みともに大いにあり。特に18cmのウロハゼはシロギスをしっかりさせたような食感で、「これ寿司にしたい」と思いました。
また、実際食べ比べたわけではないのですが、海で釣れる、いわゆる「落ちハゼ」は、刺身にしても泥臭さがなく特に絶品。良型の落ちハゼが釣れた際は、是非試してみてください。
また天ぷらについては、揚げたて熱々のマハゼを安定の100点満点とすると、ウロハゼは95点。やや頭と骨が硬いかな、と思いました。
ちょっと時間が経った2匹目のウロハゼは、更に頭と骨の硬さが気になり90点。しかし……ビールを飲みだした後にかぶりついたマハゼ、ウロハゼは、両者とも120点!細かいことなど気にせず、心豊かに一日をしめくくりましょう!
マハゼとウロハゼは両方とも美味(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
湊川
















