カバーに潜む魚を素早くサーチできるルアー『カバークランク』のキホン
2023年11月12日 11:30
抜粋
カバークランクとは、岸に沿ってクランクベイトをトレースする釣りのこと。カバーに潜む魚を素早くサーチできます。今回はレクチャーガイドである「まるりん」さんのお手本を見ながら、自分のカバークランクを見直してみました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・小塩勝海)


カバークランクのキホン
今回はレクチャーガイドまるりんさんのボートでカバークランクの基本を学んできました。
カバークランクはカバーから追い切らずに食いついて来てくれないバスを狙うのに非常に適した釣り。テンポの良さとカバーへのアプローチ力のバランスがいいので、魚の反応を取りつつスピーディーに釣りが展開できるのは強い味方です。
クランクベイトでカバーを攻める(提供:TSURINEWSライター・小塩勝海)浮かせ切れない場面で効果的
ジャークベイトやトッププラグは、岸沿いのカバーに非常に効果的なルアーであることは周知の事実です。カバークランクは、さらに魚との絶対的な距離を縮められるのでかなり有効であると感じました。
レクチャーガイドまるりんさんのお手本
ここからは、レクチャーガイドを引き受けていただいたまるりんさんのカバークランクのお手本について解説します。
タックルセッティング
タックルセッティングは、ティップが入りやすいタックルに16lbから20lbのナイロンラインを使用。カバーにコンタクトした時に弾き飛ばないような設定にしていました。ラインの材質は当てるカバーの規模によって糸のダメージを考えて選ぶそうです。
トレース角
まずは、ボートポジションを岸に近づけて、ルアーを岸に対して平行に近い角度でクランクをトレースします。当てたいカバーの深さや地形を考えて流すのがコツだと言います。
例えば倒木の場合、根本と枝を見える範囲や水深を予測してルアーを投入。およそ10m以上向こう側に投げ込みます。10m以上投げる理由は、クランクベイトが最大潜航深度まで入りきるまでの助走区間を設けるためとのことです。
クランクベイトの種類によって潜航深度は変わるので、より精密な当て方をするならルアーごとに距離を変える必要があると感じました。
ラインの使い方
ラインはカバーに対してしっかり乗せるのがコツ。ラインをしっかりカバーの上に乗せることで、巻き感の変化を感じながら、ルアーがカバーにコンタクトするタイミングを予測できます。
巻き速度を緩めたり、ロッドストロークでルアーの姿勢を変えながら根掛かりを回避したりして、ルアーを浮かせて魚にアプローチします。
ルアーの選び方
まるりんさんは、カバーに付いた魚の状況からルアーを選択するそうです。午前中にトップ・ジャーキングで苦戦を強いられている私を見て、水押しが弱くフラットサイドでディープダイバーのルアーを選択していました。
このとき、バスのポジションが下がっていて、カバーから出にくい魚が多いのではないかと予測していたそうです。
カバーの入り方を予測
クランクベイトを投入し、見えている枝の形からカバーの形を予測しながら探ります。枝の形と位置を覚えて反応の良いレンジを絞り込めると釣果もかなり上がると感じました。
減水時にカバーの形と位置を記憶すれば、満水時にも役立ちそうです。最近の魚探はサイドビュー機能もあるので、導入するのもありだと思います。
ラインがカバーにコンタクトする感覚を叩き込む
枝にラインがかかると巻き感が重くなり、竿先にノイズが出ます。このノイズが、ウィードなのか枝なのかを判断する要素になります。
クランクベイトの巻き速度や止めるタイミングでルアーの姿勢を調整することで、ヒット率だけでなく根掛かりの回避率が格段に上がります。
クランクを止めてor当てて食わせるか
カバークランクは、カバーに当てたときにルアーをどう動かして誘うかが重要な要素。カバーに付いた魚のコンディションを考えてクランキングをする必要があります。
バスがカバーに魚を追い込んでいるのか、カバーに付いて体を休ませているのかによってアプローチが変化します。今回は魚の反応が悪いことを予測して、弱めのルアーアプローチ。カバーに当てた時にルアーを積極的に止めて、リップが枝を舐めるようなアクションで魚の反応を探っていました。
結果として、カバーに当てたタイミングでルアーを浮かせたときに反応が集中しました、時合いを逃してしまったこともあり、子バスしかキャッチできませんでしたが、カバークランクはかなり強い武器になる事を確信しました。
カバークランクでキャッチしたバス(提供:TSURINEWSライター・小塩勝海)カバークランクは効率的なサーチの釣り
今回の釣行でカバークランクは、魚のコンディションが悪い状態でも反応させやすい巻きの釣りであることがわかりました。魚探を装備していない時でもクランクベイトがあれば魚の位置を効率的にサーチ可能。クランクベイトの懐の深さを感じました。
今回のガイドの後に、自分のホームの山中湖でシャローラインに集中した小型固体に復習感覚で使ってみることに。するとかなりの反応が得られて面白い釣りだと感じました。
<小塩勝海/TSURINEWSライター>










