イカダエギング釣行で400g頭にアオリ好捕【三重・日乃出屋】時合いは朝イチ
2023年11月16日 17:00
抜粋
やや遅れていた三重県・五ケ所湾奥のアオリイカだが、10月に入ってようやく上昇気配となってきた。2ケタ釣果も出ていると聞き、10月20日にがまかつフィールドテスターの渡邉敦さんと釣友の川中さんに同行し、南伊勢町迫間浦の日乃出屋のイカダに訪れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)


日乃出屋でイカダエギング釣行
すでに好釣果が続出していると聞き、勇んで3人で現地に到着したのは午前5時すぎ。もう1組のアングラーも準備を終えており、早速荷物を渡船に積み込んで5時45分に出船。10分ほどで目的のイカダに到着した。
まだ周囲は薄暗いが、ライトがいるほどではない。イカダでのエギングの場合、朝一が絶好のチャンスタイムとなるため1投目、2投目が非常に大事になってくる。
イカダに渡ると、あちこちにイワシらしき群れのモジリが見える。すでにタックルをセットしていた渡邉さんが、陸に向け早々に第1投。するといきなり「アタった!」と声を上げた。エギには乗らなかったが、やはり朝一のイカは高活性のようだ。
朝イチに好ヒット
ボトムまでしっかりエギを沈め直してシャクり上げると、やはり抱き直してきた。ラグゼエヴォリッジ3号をしっかり抱いて上がってきたのは、やや小ぶりの200gほどのアオリイカ。予想していたとはいえ、幸先のいい1匹に笑顔がこぼれる。
1投目でキャッチした200g級(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)そして10分後にも再び渡邉さんがロッドを曲げる。キャッチしたのはサイズアップの300gクラス。毎回思うことだが、「今日こそ2ケタはイケるかも……」と良からぬ妄想が頭をよぎった瞬間、ピタリとアタリが止まってしまった。
サイズアップは300g(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)せめてもう少し朝一に数を稼ぎたいところだったが、あらゆる方向に投げてもウンもスンも言わなくなってしまった。それでも諦めずにエギを投げ続ける。太陽が昇ると朝の冷え込みはどこへやら、レインウエアを脱ぐほど暑くなってきた。
時合いに本命ゲット(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)400g級本命登場&アジ入れ食い
半袖でキャストを続ける渡邉さんにヒットがあったのは1時間後。その直前でイカがエギを追って寄ってきたのが見えたそうなのだが、サイトでは仕留めきれず次のキャストで見事ヒットに持ち込んだ。上がってきたのは、さらにサイズアップの400gクラス。
粘り強くキャスト(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)ここからまたもや沈黙の時間が続く。イカダでは一日反応が続くことはまずない。イカがブレイク沿いに回遊してくるのを待つ釣りとなるため、ここは我慢のしどころ。だがそそくさとエギングを諦めた川中さんが、サビキを投入。すぐにリリースサイズの小ダイが釣れた後、こちらも我慢の時間が続く。
エギはがまかつラグゼエヴォリッジ(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)だがすぐにそれを打ち消すように、派手にサオを揺すったのはお目当てのアジ。サイズは15cm前後だが、まれに20cmを超える良型も交じる。そんな川中さんを横目に渡邉さんはひたすらエギをキャスト。
アジはサビキで入れ食い(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)ボイルの正体はチャイロマルハタ
その我慢が実を結んだのは昼からだった。昼休憩の後、すぐにジワッと持っていくアタリを捉えて300g級を追加。変わり身の早い川中さん、すぐにエギングロッドに持ち変えて投げると、あっという間に1匹キャッチ。これで満足した川中さんは、再びサビキに戻ってしまった。
さらに渡邉さんが1匹追加し、スカリにイカを入れているとバッシャーンと派手な水しぶき。ボラかと思ったが、何者かが茶色の魚体を翻してイワシを追い回している。「カンパチか?」。
このボイルはすぐに沈んだが、すぐにエギからジグに付け替えた渡邉さんがキャストすると、中層でジグがひったくられた。だが青物ほど走らない。それでもトルクのある引きを見せ、手前でラインを引き出していく。
ボイルの正体はチャイロマルハタ(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)何だろうと海面をのぞき込んでいると、見えたのは茶色の魚体に赤い斑点。最近このエリアだけでなく、名古屋港でも姿を見られるようになったチャイロマルハタだ。しかも40cm近い良型。渡邉さんもお初の魚、うれしいゲストに顔がほころんだ。
秋の絶好機に突入
そして午後4時にロッドオフ。エギングの釣果はアオリイカ7匹。目標の2ケタには届かなかったが、今年の迫間浦はかなりの数のアオリイカが入っているようで、11月に入れば数型ともさらに期待できそうだ。
当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)今回もサビキ釣りでアジが釣れたように、エギングだけでなく五目釣りも楽しめる迫間浦のイカダ、お父さんはエギング、お母さんと子供はサビキで楽しむなんてことも可能だ。この秋はぜひイカダエギングを楽しんでほしい。
<週刊つりニュース中部版 谷川智/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年11月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。

















