子バスがベイトフィッシュになるの?夏のビッグバス攻略マニュアル
2020年04月13日 10:38
抜粋
子バスがベイトフィッシュになるの?夏のビッグバス攻略マニュアル
バスを釣り上げると、口から時おり小魚を吐き出します。
今主食にしているベイトフィッシュはこれか!と判断できますよ。
以前はバスのノドの奥にスポイトを差し込んで、食道の内容物を取り出して確認していましたが、吐き出したものでチェックできるのであれば、そのほうがバスも痛い思いをしなくて済むでしょう。
バスが捕食する対象は変わっていく
バスのベイトフィッシュは、季節によって偏ります。
春先は、その池・湖に棲むオイカワ・ウグイ・フナ・コイ・ハスなどを食べていますが、少し暖かくなってくると、ギルに切り換わるケースが多いですね。
ギルが大量に発生して、カバーに群れで張り付いているのが目立つからでしょう。
例えば、この画像のような植物とシャローとシェードが絡んだポイント。
ギルが集まりやすい要素を含んでいますよ。
ギルと子バス
その状態から季節が進むと、ギルと同じくらいの程度で追いかける対象が現れます。
それは、子バス。
なんとバスは、同種である子バスを捕食してしまうようになるのです。
共食い
バスが子バスを食べる、つまり共食いする理由は、分かる気がしますね。
池や湖にバスが増え過ぎると、自分が食べる分まで食い尽くされて無くなってしまう可能性が出てくるからです。
そうなる傾向が表れたら、バスは共食いを決意するのでしょう。
バスカラーの存在
バスが追いかけているベイトフィッシュの種類に合わせて、ルアーを選択したほうが釣れそうですよね。
実際にバスルアーのカラーリングの中に、ギルカラーもバスカラーも存在していることが、その必要性を裏付けていることになります。
この夏、積極的にバスカラーを使ってみませんか?
たったそれだけで、釣果がごろりと変わってしまうかもしれませんよ。
余談ですが、バスカラーにも色々あります。
実釣データを多く持っているルアーメーカーが塗るバスカラーには、仕上げがちょっと薄いものが。
例えば、バスの側面に散らばる斑点やペンシルストライプを薄くしてあるのです。
これでよく釣れるのであれば、試す価値があると感じませんか?