関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介

2023年12月19日 11:00

[TSURINEWS]

抜粋

ヒラメ釣りが本格化! 12月1日~茨城北部も含めて広域解禁となった。各港とも連日好調で賑わいを見せている。直近の様子と釣り方のおさらいをまとめてみた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介

外房・茨城の船ヒラメ釣り近況【2023冬】

まずは各エリアの直近の様子を紹介しよう。

茨城北部

日立港久慈漁港の釣友丸では10日2kg頭に0~5匹。9日2.5kg頭に0~6匹、8日2.2kg頭に1~5匹。1~3日は2隻出しで出船。2日最大4.1kg含めて0~9匹。1日・3日はトップは規定数10匹。

那珂湊のかもめ丸も9日4.5kg頭に0~10尾、ワラサ、マゴチ、ソイ。7日2.1kg0~6匹。1日3.6kg頭に3~13匹にゲストに青物など交じった。2日は4.5kg頭に3~11匹、イワシ回遊中で反応を狙う。

茨城南部

鹿島新港の桜井丸では、10日5kg頭に1~6匹、別船3.1kg頭に1~6匹。4日5.3kg頭に2~9匹。3日3隻出しで5.5kg頭2~10匹、0~8匹、1~7匹。

同港の久保丸は、10日4kg頭に3kg含め数匹あがり0~5匹、3日3.5kg頭に0~8匹にマハタ、ソイが交じった。ほとんどの人が2kgアップをキャッチ。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介左から桜井丸、久保丸、上釣友丸、下かもめ丸(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

鹿島の幸栄丸は連日複数隻で出船しており直近の10日4.1kg頭。9日2.5kg頭、8日1.5kg頭トップ規定数。5日は4.1kg頭に3~10匹。朝から掛かりよく、同時ヒットもあり絶好調。4日は4.5kg頭に2~10匹。2、3日6.5kg頭に1~10匹。

植田丸はライトタックル専門で出船しており10日2.7kg頭に平均3匹。9日4.6kg頭に4.5kg含め良型多数で好調。4日4.3kg、4.2kg、3.2kg、1.5~2kgまで9人で10匹ほど。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介左幸栄丸、右植田丸(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

長岡丸も連日出船しており10日3.5kg頭に1~7匹、9日3.9kg頭に1~7匹(3隻の高低)、5日最大5.88kgで1~10匹。良型主体に好調。

波崎新港の丸天丸では、朝から食い活発で連日全員本命ゲット。10日4.2kg頭に3~10匹、5匹以上多数。3日最大4.2kgで2~10匹、次頭9匹は3人、ゲストにソイ、マハタほか交じり多彩。

波崎の浜べ丸は10日0.7~3.5kg3~6尾。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介左から長岡丸、丸天丸、浜べ丸(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

千葉・外房

外房では、外川の源正丸はヒラメ専門で出船している。10日3.8kg頭に12~16尾、5日外川前水深15mで4.4kg頭に7~14匹。

片貝の増栄丸、直栄丸では希望あれば出船。

大原では、春栄丸で10日貸竿初挑戦の女性が大ビラメキャッチ、最大3.3kgでトップは5匹。

春日丸では、港近くを攻めて9日3.3kg頭にトップ3匹。

大吉丸では、9日3.3kg頭に0~3匹、イワシ回遊中で大型ヒラメ期待。3kg前後6尾上がる。

つる丸では、9日4.4kg頭に0~3匹、こちらも大型期待大。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介左からつる丸、春日丸、春栄丸(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

船ヒラメ釣りのタックルと仕掛け

続いて船ヒラメ釣りのタックルを紹介する。

竿

2.7m前後で、6対4調子の専用がベストだ。船が「横流し」と言われる体勢になった場合、これより短いと潮上時にオモリが浮いてタナが取りづらくなってしまう。3~3.6mという長めを好む人もいる。

根周りなどをピンポイントで攻める「ポイント釣り」の場合、前記のようなことはないので2.4m前後のゲームロッドで試しても面白いだろう。

それを発展させたLT(ライトタックル)ヒラメが可能な船宿があるので、船長に許可をもらった上で試してみても面白い。こちらは1.9mほどでPE1号を使用する。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介横流しなら長めの竿が向く(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

リール

小~中型両軸。電動を使う人はいるが、水深がそれほど深くないため、手巻きで対応できる。「電動で巻き上げるとバラシが増える」という意見をよく聞くので、両軸が無難だ。

ミチイト

PE2~3号を100m以上巻く。5号以上を使うと横流しのときに水の抵抗を受けてしまい、オマツリしやすいので避けること。

仕掛け

専用の胴突き。基本はハリスとステイトがあればOKだが、この2つのバランスや調整が釣果のカギを握る。

また、これらにミチイトを直結させずにサキイトを結ぶ。これは、取り込みやすさやオマツリ防止のために付けるもので、ミチイトにフロロ7~8号を1~1.5m結ぶ。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介仕掛けは多く用意を(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

ハリスとハリ

ハリスは5~6号60~80センチ。ハリはエサの口に掛ける親バリと、背ビレや肛門付近に掛ける孫バリが必要だ。この間隔はエサの大きさに合わせて15センチ前後になる。前者は伊勢尼11~13号、後者はトリプルフックが一般的。

大型を狙うなら強度があるチヌ6~7号がオススメ。孫バリ部分に逆さバリをつけたり、チラシバリを使う人もいる。

ステイト

横流しでは40~70センチにとる。ポイント釣りでは80~100センチが基本。状況によって船宿から長さの指示があるので確認しよう。当日の状況に合わせて調整することで釣果が伸びる。

活性が低いときや潮が流れないときはタナが低くなるので、短くするといい。あとからは伸ばしづらいので、長めで用意しておいたほうが無難。市販のものは大体長めに作られているので、適宜切って調整していこう。

オモリ

横流しでは80~100号、ポイント釣りでは60~80号が使われる。しかし、潮流や水深によって変化するため、乗船予約時に必ず確認を。

ライトタックルの場合

40~50号、ミチイトはPE1~2号。横流し時には特にアタリが明確にでて、やりとりの面白さが倍増する。船宿によっては受け付けていないため注意したい。

基本の釣り方

エサ付けや投入方法。また、横流しとポイント釣りでの釣り方を紹介しよう。

エサ付け

親バリは上アゴの硬いところを抜く。孫バリは肛門付近か、背ビレへ。必ずハリ先をエサの頭の方向に向けて止めよう。エサの活イワシは仲乗りが小さなオケに2~3匹ずつ配ってくれる。使い終わる前に頼もう。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介背掛けの例(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

なお、金魚用などの小さい網があると重宝する。魚影が濃いと、エサの消耗は激しい。かじられて死んだエサは形が崩れていなければ取っておき、エサがなくなったときに使ってみるのも一手。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介活イワシのエサの付け方(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

投入

オモリとハリスを両手に持ち、同時に静かに落とす。すぐにリールのクラッチを切って落とし込むのではなく、エサがちゃんと泳いでいるか確認してから沈める。エサ付けがあまいと、この時点でハリから外れて逃げていく。気が付かずに沈めてしまうと時間をムダにすることに。

横流しでの釣り方

着底したらイトフケを取り、オモリが底に着くか着かないかくらいのタナを取る。

船下に引き込まれる潮上では、すぐにオモリで底がとれなくなりエサの泳層が上ずる。このときにミチイトを出してばかりいると反対舷の人とオマツリしてしまう。船下に大きく入り込んだら面倒でも一度仕掛けを巻き上げて、再投入しよう。エサチェックを兼ねていると思って、こまめに行いたい。

沖側へミチイトが出ていく潮下では、オマツリすることは少ないので、オモリを底に着けたままイトを出す。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介横流し釣りの釣り方(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

アタリ

アタリがでてもすぐにはアワせず、しばらく様子を見る。最初は「前アタリ」と呼ばれる、ヒラメがエサをくわえただけの反応のことが多い。ここで竿をあおってもスッポ抜けるだけだ。

エサを深く食い、さらに大きなアタリになってから聞き上げよう。この駆け引きが醍醐味で、時には数分間待つことも。小さなアタリに即アワセする釣りではないので、本アタリに変わるまでの緊張感を味わってほしい。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介すっぽ抜けると歯形が残る(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

巻き上げ

たとえ小型でも、力強い引きをみせてくれるのがこの釣りの楽しいところ。最初のアタリにアワせてスッポ抜けしてしまう以外は、途中でのバラシは少ない。落ち着いて巻き続けよう。

取り込み

浮いてくる前に手を上げるなどして、仲乗りや船長、周りの人にタモの準備をしてもらおう。タモにはハリが2本絡んだ状態になるので(トリプルフックの場合は特に)、ハリ外しはプライヤーで行うこと。急にバタバタと暴れるので十分に注意を。魚はしっかり持って、動きを抑えるのがコツ。

数が釣れると、何度もハリを外しているうちに思わずブスッと指に刺さってしまうことがある。カエシが鋭く、抜けなくなることはあるが、慌てずにハリスを切って船長に相談しよう。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介取り込みは必ずタモ網を使おう(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

ポイント釣りの釣り方

船長からタナ指示があるのでそれに従う。底から50~100センチ上にすることが多い。まれに、イワシの反応に合わせて2~3m上げることも。必ずそれに合わせよう。逆に、濁り潮や魚の活性が低い場合はタナを下げることがある。この場合、根周りなのでこまめに底を取って探ることが大切。

手持ちのほうが有利なのでタックルはなるべく軽いものがいい。カサゴやソイなど、根魚釣りのように、果敢に底を取ってタナを探る。

アタリ~取り込み

前述と同じだが、中層で釣るため横流しよりも引きは強烈。ドラグの調整はしっかりしておこう。

関東エリアの冬の船釣りといえばヒラメで決まり オススメ船宿も紹介フィッシュグリップは必須(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

オススメ船宿3選

茨城・鹿島 幸栄丸
ライトタックルOK

 

幸栄丸

船宿の画像
幸栄丸(こうえいまる)  >

多数の船で数多くの旬の釣り物に対応するだけでなく、早くから「女性に優しい船宿」として、専用の更衣室やトイレも完備。また、釣ったイカを生きたまま持ち帰ることができる活イカパックも早期から導入。【男性・女性】【ビギナー・ベテラン】【大物狙い・数狙い】など性別や好みを問わず、数多くの人が大満足の釣り体験を提供してくれる。また、近隣に直営の魚介類専門店「浜焼き漁師小屋」も営業、釣行後の食事や土産の購入も可能。

外房・大原 つる丸
ライトタックルOK

 

つる丸

船宿の画像
つる丸(つるまる)  >

いつもニコニコな大船長と、イケメンの若船長が舵を握るつる丸。二人とも人当たりが柔らかく、奇麗な大型船で快適な休日を満喫できます。更衣室やトイレといった設備が充実しているので、女性や子ども連れにも特にオススメできる船宿です。

外房・片貝 直栄丸
ライトタックル使用の場合、要電話確認

 

直栄丸

船宿の画像
直栄丸(なおえいまる)  >

臭いが服やタオルに付かないようにコマセ(寄せエサ)を洗ってから配るほどお客様目線のサービスが徹底されている船宿です。ちょっとコワモテの船長ですが、実はとても優しく丁寧な人格者。通年のコマセハナダイを得意としながら旬のイサキ、夏からのヒラメなどで受付。駐車場所の目の前が船着場という便利さも嬉しいポイントです。

<週刊つりニュース関東版編集部/岩下>

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