バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】

2024年01月09日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

師走に入って世間では慌ただしい雰囲気が流れているが、夜の三重県・紀伊長島三浦沖もにわかに慌ただしくなってきた。その原因はバチコンで狙うアジ。毎年この時期に釣れ盛るのだが、今年は例年以上にサイズがいいのだとか。平均が40cmと聞いてにわかに信じられなかったが、その真偽を確かめようと早速今回は釣友の桑原さん、渡邉さんを誘って12月8日に同地のフィッシング光栄を目指した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】

三浦沖でバチコンアジング釣行

当日はがまかつフィールドテスターの渡邉敦さんと2人で向かい、桑原さんとは現地で落ち合う予定。午後4時すぎに到着して準備していると、桑原一幸さんが到着し続けてフィッシング光栄の佐々木良治船長が登場。

実は私、この遊漁船は初めてでテレビなどではよく見ていたが、少し不安ではあった。だがカリスマとも飛ばれる船長は気さくで、すぐに打ち解けることができた。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】フィッシング光栄(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

まずはイカメタルから

そそくさとタックルを積み込み、4時半に船は沖を目指す。天候は晴れ、風はなく波も穏やかで絶好のバチコンアジング日和といったところだ。

15分ほどで到着し、すぐにアンカーが下ろされる。この時期、5時近くになれば辺りは夕闇に包まれる。すぐに集魚灯が点灯し、いよいよバチコン開始…と思ったが、佐々木船長によれば「食いだすのはだいたい7時ごろ。早くても6時半」らしい。水深は50m強といったところだ。

まだまだ時間があるので、前日イカメタルでアカイカ(ケンサキイカ)とスルメイカの調子が良かったと聞いていたこともあり、まずはイカメタルで始めることにした。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】筆者のタックル(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

タックルはイカメタルの流用

ここでタックルの説明をしよう。バチコンアジング専用ロッドというものもメーカーから発売されているが、種類が少ないこともありイカメタルタックルを流用する人が圧倒的に多い。

今回私はMLとMクラスのベイトタックルを2セット用意。どちらもラインはPEライン0.6号で、リーダーはフロロカーボンラインカーボン3号を2mほど結んである。

渡邉さんはオフショアライトゲーム仕様のもの、桑原さんはイカメタルタックルの他に、スピニングのティップランタックルも持ち込んでいた。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】桑原さんのタックル(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

リグは2パターン

バチコンアジングでは2種類のリグが使われることが多い。テンビン+シンカーからセカンドリーダーを出して、ジグヘッドを付けるキャロタイプ。そして最下部にシンカーを付けて、途中からリーダーを出してジグヘッドを付ける胴つきタイプ。

このエリアでは圧倒的に胴つきタイプの方に実績があり、この日も3人とも胴つきリグをセットしていた。シンカーは20~25号。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】渡邉さんのタックル(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

極小アカイカがお出迎え

早速20号のスッテの上にドロッパーを出したリグを落としてみる。ボトムから30mほど誘い上げ、そこから折り返して誘い下げていくとティップにモゾモゾとした反応。すかさずアワせるが空振り…。だが何かおかしい。

いったん巻き上げてみると、極小サイズのアカイカがしっかりドロッパーを抱いていた。さすがにこのサイズはリリース。後ろでは佐々木船長の手ほどきを受けた桑原さんにも、ミニサイズのアカイカがヒットしている。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】極小アカイカに苦笑い(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

アジのサイズに驚き

だがアカイカも釣れ続くわけではなく、気づけば時刻は午後6時35分。そろそろ食い始める時間だ。

ロッドを持つ手に神経を集中していると、船首でサオを出していた渡邉さんから「きたよ~」との声。見るとベイトロッドが絞り込まれて、ジーッとドラグが鳴っている。渡邉さんは「アジ!」と言っていたが、あの引き、ホンマにアジ?

だが正体を見るまでもなく、あえなくフックアウトしてしまう。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】暴力的なパワーに「本当にアジ?」(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

デカアジ浮上

すると、私の手にもコツンとアタリがあった。スッと聞き上げると、一気にティップが海面に突き刺さる。

だが重いだけで魚の生命反応はない。だがするすると中層まで巻き上げてきたところで、急に魚が暴れだしてギュンギュンラインを引き出していく。そのパワーはまるで青物だ。ホンマにアジかいな…と思いながら浮かせてくると、紛れもなくアジ。ただサイズが驚くほど大きい。

桑原さんにタモを入れてもらい、無事船中1匹目をキャッチしたが、あらためてそのデカさに目を見張った。40cmに迫るサイズであることはすぐに分かった。だが佐々木船長は「まだまだ小さい!!」。ドン引きしながらも取りあえず時合いなので、アジをイケスに入れて次を投入。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】船中ファーストキャッチの筆者(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

1匹釣ったらワームのズレは必ずチェック

ここで佐々木船長から「ワームがズレてない?」と聞かれた。慌てて上げて見ると、アジが食っていたジグヘッドのワームが大きくズレていた。

これはアタリのみでアジがハリ掛かりしなくても同じ。ワームの端をくわえて走るだけで、簡単にズレてしまう。ワームはジグヘッドにまっすぐ装着するのが基本。これがズレてUの字なんかになったりすれば、食うものも食わなくなってしまう。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】渡邉さんが使用したバチコンリーダーシリーズ提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

モタモタするよりゴボウ抜き

後ろを見ると、桑原さんもロッドを大きく曲げている。これまた激しくドラグが鳴り響き、コイツは水面で縦横無尽に走り回る。慌ててロッドを置いてタモを持っていくと、ギュンと突っ込まれてポロリとハリが外れてしまった。

ここで船長から「タモを待つより引っこ抜いた方がいいよ」とアドバイス。実際好調にアジを上げている渡邉さんは、タモは一切使わず水面まできたら一気に抜き上げている。船長によれば「アジは口が弱いけどバレるときはタモを使おうとしてもバレる。それなら巻いた勢いで一気に抜き上げる方がいい」とのこと。

それでもこのサイズのアジが浮いてくれば、さすがに抜き上げるのはためらってしまう。念のためタモはそのままで、釣りを再開した。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】筆者と桑原さんはisseiバチコン仕掛を使用(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

低活性時の対処法

だが連発するかと思われていたアジだが、その後は単発。忘れたころにヒットする程度だ。そんな時、再び佐々木船長からアドバイス。「渋いときはシンカーが底から浮くことをアジは嫌がっている感じがする。捨てイトを1mほど足してシンカーを底に着けたままフワフワ誘うといいよ」。

このアドバイス通りに捨てイトを1mほど付け、シンカーを底から離さずゼロテンションを保っていると、何の前触れもなくティップが海面に突き刺さった。これまた40cmオーバーのアジ。だがあまりの大きさに、抜き上げできずタモを使ってしまう私は小心者…。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】捨てイトを長めに取ってから快調にヒット(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

ゲストにカイワリも

ここから全員捨てイトを足してリグを落とすと、一気に活性が上向いてきた。交互にロッドが曲がり、次々に40cm前後のアジが水面を割る。小さくても35cmほど。大きなものは45cmクラスも交じった。こうなるともう大きさの感覚が狂ってきて、35cmだと小さく感じてしまうから、人間の感覚って怖い…。さらには私に良型のカイワリもヒット。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】良型のカイワリも交じった(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

ついにテラ級も登場

アジの頭につく冠言葉だが、よく30cm級にメガ、40cm級にギガ、50cm級にテラが付くのが一般的のようだ。特にテラの称号が付く50cmオーバーはもはや幻のサイズ。事前に三浦沖では過去にこのテラアジの実績もあると聞いていた。

そしてこの幻が現実になったのが、8時を少し回ったころ。シンカーをわずかに持ち上げたところ、コツンと小さなアタリがありティップがわずかに押さえ込まれた。

軽く聞き上げたところで、モゾモゾと手応えがあったのでアワセを入れると、微妙なアタリとは裏腹に暴力的な引きと重量感が伝わってきた。底が切れないほどの重量感に、ジワジワとショートポンピングで距離を詰めていく。

そして浮いてきたのはすぐに今日一だと分かる巨大なアジ。迷わずタモを入れて船内に取り込むと、周りから「テラいったんじゃない」と声がかかる。後の計測で52cm。紛れもないテラアジの登場に船内がにわかに色めきたった。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】52cmと40cm超級のテラ&メガ競演(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

後半は急降下

だがこのテラアジを境に、アタリが散発的になる。さらに中層にサバがわき、フォール中のワームをひったくってしまう。このサバをかわすには、フォール中にアタリがあってもアワせないこと。これでサバのフッキングはかわせる。

そしてヒットしたカマスやクロムツに抱き着いて上がってきたのは、でっかいスルメイカ。これを狙ってイカメタルを落とした桑原さん、渡邉さんは見事スルメイカを仕留めていた。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】イカメタルで良型スルメ(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

最終釣果

そして水面にベイトの気配が消え、アタリも完全に単発になった午後10時に少し早いが終了とした。釣果は渡邉さんが12匹でトップだったが、私が10匹、桑原さんも10匹と似たような数だった。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】前半好調の渡邉さんは落とすたびにヒット(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

だが35cm以下は渡邉さんの1匹だけで、40cm前後がアベレージ。三浦沖のバチコンアジング、高水温の影響もあって年が明けても楽しめそうな予感。

またそのころにはアカイカ、スルメイカのイカメタルも合わせて楽しめるらしく、二刀流で楽しんでみるのも面白い。

バチコンアジング釣行で52cmの超大型マアジが登場【三重・フィッシング光栄】渡邉さんの釣果(提供:週刊つりニュース中部版・原田順司)

<週刊つりニュース中部版・原田順司/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年12月22日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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