今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・中の渕】
2024年01月16日 11:00
抜粋
厳寒期に釣りをするならできるだけウキが動く釣り場がいい。さらに風に強ければ言うことなし!そんなぜいたくな願いをかなえてくれるのが埼玉県熊谷市にある中の渕だ。今季はすでに2枚1kg級を1t放流済みで、さらに1月10日前後には追加で同サイズを50kg放流予定。四方から狙えるので風向き次第で釣り座も選べ、しかも桟橋なので釣り台不要なのがうれしい。
(アイキャッチ画像提供:がまかつテクニカルインストラクター熊谷充)


中の渕の概況
毎年約1.5tの新ベラ放流を継続している中の渕。それゆえに野釣り場とは思えないほど魚影が濃い。今年はすでに2枚1kg級を1t放流済みで、年明けの1月10日ないし11日に残りの同サイズ500kgが放流予定となっている。
中の渕の概況(作図:がまかつテクニカルインストラクター熊谷充)クリスマス前の取材だったが真冬とは思えないほどウキがよく動き、さらに常連の話だと今期はまだ浅ダナでもウキが動くというのだから、この夏の高温がまだ尾を引いているかもしれない。
ポイント
4面すべてに桟橋が架けられているので、当日の風予報などを考慮して入釣したい。釣り座は123席あり、いずれにも万力を取り付けるたる木が設置されている。やや座面が高いので水を汲むヒシャクなどがあれば便利だろう。
エン堤前桟橋
北西風を背にできて、しかも日差しもたっぷりなので寒い冬期は人気ナンバーワンのポイント。ただしまぶしい。真冬でも早朝から釣り座が埋まるので、ここに入りたければ早着が必須だろう。釣り座背後にスペースがなく、たとえばタナの微調整などで、竿を後ろに送る際は車や人がいないか確認してからおこないたい。
駐車場前桟橋
ここも背後にスペースがない。太陽の向き的には、ウキが一番見やすく目に優しい。
駐車場前桟橋と新桟橋(提供:がまかつテクニカルインストラクター熊谷充)自動販売機前桟橋
エアレーション近くを狙える隠れた人気ポイント。冬期の朝は太陽光が当たらず寒いのが難点。
新桟橋
中の渕でゆいいつ両面打ちが可能。ただし背後に森があるので晴れた日でも太陽光が当たり出すのは10時すぎとかなり遅い。寒さを嫌って朝は不人気で午後狙いの人が多い。
東桟橋
西風をまともに受けてしまうので冬の季節風には弱い。長竿でなくても底が取れるので底釣りファンには人気がある。
東桟橋(提供:がまかつテクニカルインストラクター熊谷充)釣り方とエサ
冬期の主流は竿15尺以上のチョウチンセット、並びに段差の底釣り。東桟橋のように若干水深が浅い所も竿がやや短くなるだけで、釣り方そのものに変わりはない。バランスの底釣りも面白いが、段差の底釣りと比較すると明確に釣果の差が現れるだろう。
厳寒期に強い段差の底釣りではあるが流れにはめっぽう弱い。竿操作の観点で風裏のポイントに入れたとしても流れまでは制御できないので、その場合はノーマルな底釣りに替えてみよう。
中の渕浅ダナタックル(作図:がまかつテクニカルインストラクター熊谷充)常連が話していたことだが、今年はいまだ魚のタナが高いらしい。多くの人が深めのタナを選択する(できるだけチョウチンでやりたい)なか、あえて中短竿を用いた浅ダナセットで日並み次第では爆釣があるかもしれない。なお浅ダナであっても両ダンゴはもはや時季外れであり、主流はセット。ウドン以外の選択肢ならグルテンがいいだろうが、固形物のほうが圧倒的に強い。浅ダナセットのタックルとエサ例は図を参照。
宙のセット、段差の底釣り、バランスの底、いずれにしてもハリスは長めを使うほうがいい。常連の多くも大段差の長めを使う傾向が強く、魚もそれに慣れている可能性が高い。
なお新ベラ放流直後は食いが立つので、両グルテンの宙または底釣りが面白いだろう。
<週刊へらニュース熊谷充/TSURINEWS編>















