タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級

2024年01月20日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

釣行日は12月6日。クリスマスが過ぎると、「もう~いくつ寝ると~」の声が聞こえ始め、正月の料理はどうしようかと悩むのは毎年のこと。でも日本人ならやっぱり新年はあの魚で祝いたい。そう、魚の王様マダイだ。いろんな釣法が存在するターゲットだが、今回は今人気絶頂のタイラバでお正月用のマダイを狙ってみた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級

丸安丸でタイラバ釣行

今回お世話になったのは、三重県鳥羽市小浜から出船している丸安丸。おおまかにだが、5月~9月はキス、10月~4月まではタイラバで出ており、中部エリアでは稀有なタイラバ専門船だ。定員5人(キス釣りは6人)のこぢんまりとした船だが、その分小回りが効き、片舷ドテラ流しでのんびりと楽しめる。

釣行日は12月6日。この日は4人の乗合で、本紙APCで同船の常連である出口和弘さん、そして松阪市在住の阪口さんらと同船となった。丸安丸が攻めるポイントは鳥羽湾近辺で、そんなに沖へは出ない。

加布良古水道や菅島、答志島周辺で、水深もさほど深くはない。どれだけ深くてもせいぜい50mまで。メインは25~35mといったところだ。港からポイントまで比較的近く、さほど波が荒いエリアではないので、船に弱い人でも安心して釣行できる。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級お世話になった丸安丸(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

鳥羽エリアのマダイの特徴

この海域は大小さまざまな島が点在しており、その間を縫って流れる潮は複雑で速い。その速い潮にもまれたマダイは尾ビレが大きく、身がしっかり締まっているのが特徴。同じく潮が速い明石海峡や紀淡海峡のマダイにも劣らない味の良さを誇っている。

またサイズ以上にパワーもある。事前にしっかりドラグ調整をしておかないと、いざというときに痛い目を見ることになる。釣れるサイズだが、秋口の開幕時は小ダイが中心。塩焼きサイズが多いが、中に40~50cmといった食べごろサイズも交じってくる。

防寒着が必要になるころになると、ヤキサイズの中に良型が交じりだす。サイズを狙うなら、断然1月、2月。「え、でかいのは乗っ込みの時期じゃないの?」と思われる人もいると思う。もちろん春の乗っ込み期にも大ダイは狙えるが、産卵絡みだけに日ムラが激しいのが玉にキズ。高確率で大型が狙えるのが、厳寒期の1月、2月なのだ。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級30cm前後のヤキサイズがメイン(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

当日のポイントは港を出てすぐ

タックルを積み込んで出船を待っていると、船長から「ポイントは出てすぐやから先にタックルをセットしとき」の言葉。出口さんも小浜から出てすぐの答志島手前がポイントになると言う。

慌ててガイドにラインを通し、タイラバをセットする。やはりシンプルな道具立てだけに、セットする時間も短い。午前7時前に船は港を離れ、10分も走らないうちにエンジン音がスローになった。出てきた港が見えるぐらいの距離だ。左手には鳥羽の街並みがはっきり見え、佐田浜の連絡船乗り場もすぐ近くに見える。

このポイントはその日その日によって、全く変わってくる。それまでの実績やこれまで積み重ねてきたデータで、船長がその日最適と思われるポイントを決めるのだ。

タックル&タイラバ

さて、ここでタックルを紹介しよう。ロッドは日本海や伊勢湾で使うタラバロッドで問題ない。リールはカウンター付きのものも出ているが。水深が浅いのでカウンターは必須ではない。重要なのはドラグ性能だ。ワラサやブリなど青物のヒットもあるため、初動がスムーズなものを使いたい。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級タックル例(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ラインとリーダー

ラインはPE0.6~0.8号。慣れないうちは0.8号がお勧めだが、慣れてくれば潮切れのいい0.6号を使いたい。リーダーはフロロカーボン3~4号を4~6mほど取る。ここでちょっとした小技を紹介しよう。

前述した通りタイラバはドテラ流しで行う。だが風や潮の強さで、ラインが前方に払い出す角度が変わる。船があまり流れず、ラインが垂直に立つようであればリーダーは6mほどの長め、前に払い出すようなら4m以下の短めにする。

これはラインが立つほど、PEラインが魚の視界に入りやすくなるため。逆に払い出せば、タイラバを横引きに近い状態で引くことになるので、PEラインが魚の目に入りにくくなる。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級当日のタックル(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

使うタイラバ

使うタイラバだが、前述の通り水深が浅いので60~80gがメインとなる。日本海や伊勢湾に比べると圧倒的に軽いが、風が強かったり潮が速かったりする場合には、100~120gを使うこともある。

シンカーの素材は高価だが、タングステンがお勧め。比べてみると分かるが、そのシルエットの小ささは浅場においてアドバンテージになることは間違いない。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級シンカーはタングステンの60~80g(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ネクタイは、この鳥羽沖ではカラーが釣果を左右することが非常に多い。12月初旬現在では、濃いめの赤やオレンジに実績があるが、春先にマダイがノリを捕食するようになると、グリーンや黒が効果的になることもある。基本の赤、オレンジの他にグロー、黒、グリーンなども用意しておきたい。

そしてこの海域において、圧倒的な実績を誇るのが剣屋から発売されているプロスペック極。一見シンプル極まりないタイラバのフックユニットだが、鳥羽エリアでは欠かせないアイテムだ。

活性が高いときはあまり差が出ないが、少し食い渋ったときはこのフックユニットにしかアタリが出ない場面に何度も出くわした。

中でも船長がトラロープと呼ぶハニーBee、赤虎、赤オレハーフ、赤黒などは必須アイテムといっていいだろう。単価は他社のフックユニットに比べてやや高めだが、釣行する際は必ず持っておきたい。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級サンリキプロスペック極(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

開始早々からアタリ連発

さて船は水深25mラインで止まり、船長の合図で一斉に釣り開始。ひと流し目こそノーバイトだったが、次の流しでは出口さん、阪口さんにバイトが続出。塩焼きにちょうどいいサイズのマダイが続々と上がってくる。季節は冬だが、海の中はまだまだ秋満開のようだ。

だがそれ以上に多いのがバラシ。カカンッとアタって乗らなかったりするショートバイトも合わせれば、アタリの数の半分も上がってこない。

シーバスもそうだが、好奇心の強い小型ほどバレやすい傾向にある。じゃれつくようにバイトしてくるため、どうしてもハリ掛かりが浅くなるのだ。さらに浅場で魚の抵抗がダイレクトに伝わるため、ヒット後はとにかくバレないかヒヤヒヤしまくりだ。

中には30cm台後半のまずまずサイズも交じるのだが、やはり半分以上が外れて逃げていってしまう。出口さんも「バレないときはどんな雑に巻き上げてもバレんのになぁ」とボヤいている。阪口さんにいたっては、中盤戦にさしかかってもまだ釣果ゼロ。

この日は大きく移動はせず、菅島と答志島の間で小移動を繰り返す。流し変えるたびにアタリはよく出るのだが、やはりバラシに悩む時間が続いた。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級出口さんバラシに悩みながらも30cmクラス(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ヤキサイズの中から良型登場

そんななか、出口さんのリールのドラグがけたたましく鳴り響いた。「ちょっとええサイズやな」と、いつも以上に慎重にやり取りする。やがて浮いてきたのは、45cmほどの刺し身サイズのマダイだ。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級出口さんに45cmほどの刺し身サイズがヒット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

そして私のリールからも、勢いよくラインが飛び出す。だがコレは明らかにマダイとは違う手応え。5分ほどかけてじっくり浮かせたのは、70cmに少し足りないぐらいのワラサだった。出口さんによれば前回同船者に釣行時10kgに迫るブリがヒットし、40分ほどかかかって取り込んだとのこと。こんなこともあるので、ドラグの調整はしっかりしておきたい。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級ワラサがタイラバ強襲(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ドラグは緩めが基本

そのドラグ調整だが、ぐっとラインを手で引っ張って滑る程度に設定しおくのが基本。ポイントが浅場だけに大型魚がヒットした場合、不意にラインが引き出されることもあるため、ヤキサイズ程度のマダイでもジリッと滑る程度が理想だ。

リトリーブスピードはやや遅め

ここでサオを出していた船長が、30cmクラスのマダイを釣り上げてひと言。「巻きスピードはかなり遅めがいいな」。あまりにバラシが多発するので、リトリーブスピードを落としたところ、がっちりハリ掛かりしたらしい。そこで全員がスローに巻き始めると、若干だがバラシが減ったようにも思えた。

この巻きスピードは日によってヒットパターンが変わる。活性が高ければ、回収のための高速巻きでもガンガン食ってくるし、ミディアムスピードに最も反応がいいこともある。その日その日のパターンを見つけ出すのも、この釣りの楽しみのひとつだ。

最後に大ダイも

ヒットスピードを見つけて、やや釣果が上向いてきたが時刻はすでに終盤。何度か同じラインを流し直していると、トモのアングラーにビッグヒット。慎重なやり取りの末に浮いてきたのは、60cmオーバーのナイスなマダイ。ようやく出た大型マダイがトリを飾り、この日の釣りは終了となった。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級上がったのは60cmオーバーのマダイ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

数型とも年明けからが楽しみ

さて今回は小型の中から良型を拾うといった感じの展開となったが、この状況はしばらく続くと思われる。ただしその交じる良型の確率が上がってくるのは間違いない。年が明ければナナマル、ハチマルといったビッグサイズの期待も十分。浅場での大ダイとのやり取りはスリル満点。食べても抜群においしい鳥羽沖のマダイ、ぜひ挑戦してみてほしい。

タイラバ釣行で60cm超えを筆頭にマダイ連打【三重】平均サイズは30cm級当日の船中釣果(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年1月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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