ヒットメーカー「中川俊介」という男
2024年01月24日 14:05
[釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR（ルアーニュース アール）」]
抜粋
ルアーニュースRをご覧の皆さま、はじめまして。小野大介と申します。
今回、長くお付き合いさせていただいているルアーニュースRさんの無茶ぶり…いや、ご依頼で「中川俊介」氏のことを紹介させていただくべく筆をとりました。
中川俊介という男
中川さんとは2018年からのお付き合いとなります。
知人の紹介で、岩国沖のサワラキャスティングゲームに連れて行って頂いたのが最初の出会いでした。
小型のブレードジグを高速リトリーブで食わせるブレードゲーム。いまでこそ完全に市民権を得たこのメソッドですが、当時まだ専用アイテムは存在せず、他魚種用ルアーや釣り用小物を流用して試行錯誤を繰り返している状態でした。
釣り方自体もサワラのハネを探してボートで追いかけるシンプルなスタイルでしたが、そんな中、いち早くボトムまで沈めて巻き上げるブラインドの釣りを実践し、卓越した釣果をあげていたのが中川さんでした。
関西在住の私にとっては目からウロコのテクニック！興味津々で質問攻めにしてしまいましたが、わかりやすい説明と説得力に驚かされました。これはアウトローなルックスとのギャップもあったのかもしれません。笑
釣りに対する類まれなセンスは、ルアーのみならず餌釣りでも発揮されます。
ウマヅラハギの名手としても名を馳せていますが、市内にある金魚釣り堀ですら圧倒的な釣果を叩きだす超マルチアングラー。徹底的に調べぬくこだわりの強さが、安定感に結び付いているのだと想像しています。
釣りの上手な人はたくさんいますが、一歩進んで、モノの良し悪しを見抜き、現在の“釣り”に必要かどうか？まで、客観的に判断できるアングラーは極めて稀。
実際、これまで関わってきた商品やメソッドはアングラーの心に刺さるものばかり。単発ではなく、魚種跨ぎでこれほど多くの商品をヒットさせたアングラーを私は知りません。
これからがまだまだ楽しみ
タコ、サワラに続き、現在彼が深堀しているのは夏の人気ターゲット“ケンサキイカ”！
ハイシーズンともなると品切れが続出するヴァンガードジャパンのオモリグ専用エギ「出雲デスフォール」も実は彼の監修。
…2024年は想像の斜め上をいく仕掛けやシンカーなど、オモリグシーンに一石を投じるようなアイテムも準備中なのだとか。
ヒットメーカー・中川俊介の今後の動向に注目です。
片道6時間以内なら釣行範囲。テナガエビからボートサワラまで気になる釣りはやってみないと気が済まないアラフィフアングラー。
