ゲスト多彩で好模様 久里浜沖で寒イサキ

2024年01月25日 16:00

[FISHING JAPAN]

抜粋

ゲスト多彩で好模様 久里浜沖で寒イサキ

お腹周りにギッチリと内臓脂肪を蓄え、炙りや塩焼きにすると非常に美味な冬期の久里浜沖のイサキ。
 
12月17日、そんな極上のイサキを狙って三浦半島京急大津のいなの丸へ釣行した。

いなの丸では11月中旬から1月後半までの期間限定でコマセ五目船を出しており、同宿のSNSでも連日よく肥えたイサキがアップされていたので期待が高まる。

午前5時半に宿の受付に到着すると、コマセ五目船担当の野地吉友船長がいたのでごあいさつ。

「魚はたくさんいますからあとは釣るだけですよ!」と頼もしい言葉をいただく。

駐車場へ車を移動させ準備に取りかかる。

私は右舷ミヨシ2番に釣り座を構えた。

右舷6名、左舷6名の計12人を乗せ7時に出船。

20分ほど走り久里浜沖50mダチのポイントに到着。

「準備ができた方から始めてください。海面から25~31mで反応出てますよー」との船長のアナウンスで釣りスタート。

指示ダナよりも下へビシを下ろさないよう道糸のマーカーを確認しながら仕掛けを下ろし、1m巻いて1回シャクリ、1m巻いてもう1シャクリと2回コマセをまいて海面から29m付近でアタリを待つ。

3分ほど待ってアタリがなければ回収して再投入といった感じで、まずは魚を寄せることを意識して手返しよく釣りをしていく。

釣行の写真

沖揚がり直前に多点掛け

しばらくしてイサキが寄ってきたのか周りでポツポツと上がり始めると、私の竿にもキュキューンというアタリで何かがヒット。

最初に海面を割ったのはよく肥えた33cmのイサキ。

居着きの個体特有の黄金色をした美しいイサキにテンション爆上がり。

その後も同サイズのイサキを2尾追釣すると、指示ダナまで下ろしてシャクリ上げる途中でコツコツコツッ!としたアタリが訪れる。

巻き上げてくると25cmのカワハギ。

うれしいゲストの登場でさらに気分も上がる。

イサキのアタリが急に少なくなってきたなあと思っていると、今度はイナダラッシュが始まった。

船内でも次つぎとイナダが上がり、30分ほどのプチ時合ではあったが、私も3本のイナダを釣ることができた。

イナダの食いが落ち着き、イサキはポツンポツンと上がるが朝一ほどの勢いがない。

正午を回ったところでポイント移動。

ところが思いのほか反応は乏しく、30分ほど流したところで最初の場所へ戻ることに。

すると潮が効き始めたのか序盤よりもいいペースでイサキが上がり始め、ここぞとばかりに数をのばす。

入れ食いはその後も続き、最後の1投でイサキの3点掛けを成功させて午後2時15分に沖揚がりを迎えた。

私の釣果は22~35cmのイサキ16尾、イナダ3本、カワハギ1枚。

イサキのトップは40cm級を頭に25尾ほど。

ほかにウマヅラハギやクロダイなども交じり大満足の釣行となった。

仕掛け

釣行の写真

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隔週刊つり情報(2023年2月1号)※無断複製・転載禁止

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