冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】

2024年01月28日 11:00

[TSURINEWS]

抜粋

これからシーズンを迎える最もポピュラーなタイリクバラタナゴ(通称オカメ)について釣り方のおさらいをしよう。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】

寒タナゴを釣ろう

寒さが一段と厳しいこの季節、冬枯れの湖岸や田んぼのホソに群がるタナゴ。江戸前の釣りでは『寒タナゴ』と呼ばれ、冬の釣り物の代表格。

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】このサイズが主役(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

この小さくて美しい魚を、細くて小さな道具立てで楽しむのがタナゴ釣りのだいご味。群れが大きく固まり、魚の移動が少ないこの時期がベストシーズン。数や型を競うのもいいが、釣果にあまりこだわらず、陽だまりでまったりとイトを垂らすのもいいだろう。

タックル・エサ

竿、ハリ、仕掛けなどすべて繊細。精巧に作られた道具や手工芸品クラスの仕掛けなど、本格的な逸品で釣るムードが伝統として生きている。道具に凝ることもいいが、初心者は手軽に購入できる物から揃えるといい。

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】タナゴ釣りのタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

竿

短い竿を使う。1mを基準に釣り場に応じて60cm~1.5mを使い分ける。カーボン製の専用竿のほかグラス製の小物竿でも間に合う。さらなる釣趣を追求するなら和竿を勧める。

仕掛け

ボディ長1cm前後の親ウキ(タナゴウキ)と直径1~2mmの糸ウキ数個で構成されたウキ釣りが主流。

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】各種仕掛け(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

オモリとのバランスにより立ちウキ釣りとシモリ釣りの2つがある。前者は水面スレスレか1mmほど出るように薄めの板オモリで調整。後者の場合はウキがゆっくりと沈むように調整するとアタリが取りやすい。完成仕掛けが市販されているので、そのなかからウキを調整して使う。

ハリ

吸い込みのいいテトロンハリス付きの新半月、極小などがお勧め。さらに2cm以下の豆タナゴを狙うなら、ハリ先を1mm以下に研ぎ上げた手研ぎバリが市販されているので使ってみるといい。

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】ハリ先は1mm以下(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

エサ

練りエサが主流でグルテンや黄身練りが使われる。グルテンは初心者にお勧めで、説明書通りに水を加えて軟らかめに仕上げ、これをピンポン玉ほどに丸めてハリ先に1~2mmにまとまるように付ける。

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】エサ付け(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

そのほかの道具

釣った魚を入れる水箱やバケツ。観賞用に持ち帰るにはエアーポンプ付きのバケツや小型クーラーがあると便利。またイスや手袋も必需品。指先がかじかんでは釣りにならない。

ポイントの選定

朝のうちは水深のある機場内や水門際、枯れアシの下や岸のエグレ、藻の中などに潜んでいる。

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】枯れアシ下の岸のエグレ(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

水温が上昇する午後になるとこの周辺で群れが見えて釣れ始める。陽気によっては浅場に出てきてヒラを打つ。その時は行動範囲が限られるため数釣りのチャンス。

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】機場と水門はランドマーク(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

釣り方

底近くに群れていることが多いので底釣りが基本。ただ、深場にいる場合は宙でも釣れる。ポイントに魚がいれば上から落ちてくるエサに反応。活性が高いと親ウキまでスーッと消し込む。通常はイトウキが上下、左右に動くことが多い。

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】ボサ下も好ポイント(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

ウキを注視し、少しの変化でも軽く竿を立てるといい。またアタリがない場合は穂先を少し上下させて誘うと効果的。

群れが見えるときは見釣りができるが、音を立てず、人影を落とさないようにアプローチ。群れの外側から静かに抜き上げるように釣る。

いずれにせよなるべく背を低くして静かに釣ること。竿ははしを持つように構えるのが基本。

おわりに

この釣りでは本命のみならず、クチボソやモロコなどさまざまな魚が交じるが、すべてていねいにリリースしよう。

冬の寒タナゴ釣り入門 【タックル・仕掛け・エサ・ポイント選択・釣り方を解説】このようなポイントも見逃せない(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

釣り場となる湖岸や田園のホソでは農漁業者の邪魔となったり、私有地への立ち入りは厳禁。マナーを守って楽しもう。

<週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年1月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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