伊勢湾ボートジギングで7kg頭にブリ連発でクーラー満タン早上がり【愛知】
2024年02月14日 11:30
抜粋
1月14日、プレジャーボートで仲間たちと小学生の息子の6人で、今年最初の伊勢湾ジギングを楽しんだ。当日は、自船で初の大爆釣、ブリ・ワラサを釣ったのも初めて、参加した仲間たちや私も大漁。今年の良いスタートとなった釣行をレポートする。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）
伊勢湾ボートジギング釣行
朝は風が強い予報で、安全のため少し遅く午前6時30分に愛知県碧南市の碧南港を出船した。しばらく船を走らせ、神島周辺でたくさんの船が集まっていたので少し離れた場所でジギングを開始した。
すぐに仲間の1人がTGベイト150gでヒットさせてワラサをキャッチ。周りを見渡すと四方八方で鳥が水面へ突っ込んでいる。ここからが船長の私は大忙しとなる。
ひさ君（左）と守君（右）ダブルヒット（提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）仲間たちが次から次にワラサを掛けて、船上はワラサがたくさん転がっている。絞めてはクーラーへ投げ込みを繰り返す。
船上は青物でいっぱい（提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）小学生がワラサキャッチ
仲間の1人が小学生の息子にリールの巻き方を教えてくれ、それを実践する息子。父の私はこの大チャンスに、息子にヒットしてくれと願っていた。そして3人が同時にヒットした時だった。大きな声で「きた！」と叫ぶ息子。振り向くとロッドが弧を描いている。
小さな体で必死にリールを巻く。近寄るとサオを支えてほしいと言う。私は軽くロッドを支える程度。しばらくしてワラサが上がってきた。
仲間がすぐにランディングしてくれ、無事にキャッチすることができた。アドバイスをくれた仲間に感謝だ。また1人で必死にワラサと格闘して頑張った息子にも「おめでとう」と声をかけた。
初めて1人で大きな魚を釣った太陽君（提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）当日最大の7kgブリ浮上
その後も怒とうのワラサキャッチが続き、皆クタクタとなる。そのとき、仲間のロッドが今までにないぐらい曲がり、ドラグが鳴る。「デカイ」「ブリだ」とゆっくり丁寧に巻き上げ、海面に浮いてすぐさまランディング。
上がったのは予想していたブリをはるかに超えていた。デジタルスケールで計測すると7kg。巨ブリを仕留めることができた。
7kgの巨ブリを仕留めた守君（提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）クーラー満タンで早上がり
今回のヒットパターンは着底後、素早く10回ほど巻くか、着底と同時のヒットが多かった。私は初めて巨ブリを間近に見たため、興奮が収まらなかった。
６人乗りの船は友達でぎっしり（提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）その後、持ってきていたクーラーボックスがサワラやワラサでいっぱいとなり、早上がりで帰港した。自船でたくさんの魚が上がったのも初めて、ブリを釣ったのも初めてとなり、参加した仲間たちや私も大漁。今年は良いスタートを切れた。
大型クーラーボックスがあっという間に一杯（提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）今回のヒットジグ
今の伊勢湾は釣れ始めたら止まらないため、クーラーはたくさん持参した方が良いと今回の釣行で学んだ。
今回のヒットジグはエスグライド180g緑ホロ、TGベイト緑ホロ、TGベイト赤金が強かった。サワラが捕食していたのは小さなサッパで、小さめのジグも必要だと感じた。
ワラサはブリ大根にすると格別に美味しい（提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）朝はかなり極寒なので、しっかりと防寒対策して釣行に望んでほしい。また船に乗る際は専用デッキシューズがあると滑らず安全に釣りができる。ライフジャケットは必ず桜マークが付いたものを着用してほしい。
＜週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦／TSURINEWS編＞
