【場所/巻き方/タックル】釣果継続中で釣れるとデカイ「冬のスイムジグ攻略」/永野総一朗
2024年02月15日 19:30
[釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR（ルアーニュース アール）」]
抜粋
2月半ば…暖冬の今年は季節の進行が早い。
例年だと2月後半〜3月頭くらいの釣りをしているようなイメージ。今、南湖の釣りのメインパターンは2本立てになっています。
スイムジグとボトム攻めがアツイ！ただ、1つ落とし穴が…
1つは1月後半より釣果が出続けているスイムジグ（スコーン）の釣り。
2つ目は最近釣れ始めた例年の釣りで、特に南湖南エリア西岸、ワンドや沖のウイードパッチを狙った、ボトムの釣り。個人的には2つには絞れているものの、落とし穴にはまっています。
例えば風が吹けばスイムジグを巻いて、無風だったらウイードパッチの釣りとか。一見合理的というか、それっぽくはあるんですが、ハッキリ言って“タイミング”をカナリの確率で外してしまう。暖かいとはいえ、水温もまだまだ1桁で、1日1バイトあるか無いかの世界を釣っています。
結論、どちらかの釣りに決めて1日やり切った方が、1本の確率は高いと考えています。
それくらいタイミングも読みにくくバイトもシビアです。特にスイムジグは巻き始めたらスグ釣れるなんてことは少なく、リズムを整える時間がある程度必要になってくるので、ズーッと巻き続けた方がリズムができます。
よってどちらの釣りをするにしてもオススメはやりきること！ ということで、今回はスイムジグの話に絞り、エリア、巻き方、タックルなどを紹介します！
スイムジグが好調なエリアは？
まずはエリアについて。
南湖に出てみると分かりますが、魚影の濃い所にはボートも多いです。一番の定番は木の浜〜赤野井エリアのウイードアウトサイド。そのチョット内側のライン。あとは下物沖、アクティバ沖の同じくウイードエッジと、その少し内側のライン。自衛隊はじめ南エリアもリサーチしていますが、今のトコロ魚が多いのは北エリアかなと。
タックルについて
次にタックル。
このセッティングはカナリ大事。テキトーなタックルだと上手く巻けないし、巻き切る集中力も持ちません。
ロッド：マッカ レッド シグネイチャー（HUMRC-73HST/RS）【ハイドアップ】
リール：カルカッタコンクエスト DC200【シマノ】
ライン：ライン：アブソルート AAA［フロロカーボン］ （16Lb）【バリバス】
ジグ： ディースイマー【DSTYLE】、スイミングショットNEO【がまかつ】、グラスリッパー 【エバーグリーン】それぞれ14gもしくは18g
トレーラー：スタッガーオリジナル4in、スイングインパクトファット4.8in等
ロッドは長め（最低7ft以上）のティップまで張りのあるHクラスロッド。加えてシッカリ脇にホールドできるくらい、グリップも長いことが条件。軽いロッドでなくて良いです。むしろチョットずっしりしているくらいが丁度良いです。
スイミングジグはレンジや巻きスピードがブレないように、とにかくロッドの位置をばちっと固定します。ロッドがフラフラすれば泳いでくるルアーのレンジもブレてしまいます。そのためタックル重量はチョット重いくらいでずっしり構えられる方が安定するんです。
そしてロッドティップはウイードを切りやすいように張りのあるロッドがマスト。ラインも硬い「アブソルート AAA［フロロカーボン］」を導入しているのもその理由です。飛距離が伸びるなら更に硬い20Lbでも良いくらい。
リールは個人の好みもありますが、僕はローギヤでハイテンポで巻く方が性に合っているのと、「カルカッタコンクエスト」はやっぱりそのボディ質から感度が良い。ウイードを擦っている感じが持ち手からシッカリ伝わってきます。ジグは上げているものはどれもウイード抜け性能が素晴らしいもので、かつ1/2ozと、5/8ozの設定があるものです。
3m前後までなら1/2oz、3〜4mちょいなら5/8ozが使いやすいです。トレーラーもこれだけシャッドテールが増えてくると、好みも出てきますが、スタッガーオリジナルシリーズは、多々あるものの中でも濁りや荒れに効く強波動タイプ。皆が良く使っている、スイングインパクトは結構クリアに強い印象があります。
巻き方について
最後に巻き方。
僕も苦手な時期がカナリ長かったので、色々反省してきましたが、釣れない巻き方のほとんどは“ウイードに当てすぎ、こすり過ぎ”。ウイードに当てて、抜く、を意識しすぎるが故にゴリゴリにウイードに当てていってしまう巻き方になってしまっていること。
これを治すべく、キャスト、着水したら、その直後からリトリーブ開始。イメージは1キャストで1回2回のタッチ。たまに当たらなくてもOK。絶対ダメなのは、ジグが頭からウイードを被った状態で帰ってくること。
テニスで言えばボールがネットにかかる感じ。ネットをひとまず超えないと意味が無い。とにかくウイード抜けは大事ですが、そもそもウイードや底に当て過ぎないことを意識して釣ってみてください。
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