碧南釣り広場でのサビキ釣りでカタボシイワシとコノシロを好捕【愛知】
2024年03月21日 11:00
抜粋
昨年末から愛知県碧南市の碧南釣り広場で、カタボシイワシとコノシロがコンスタントに釣れていたようだが、なかなか釣りに出かけることができないまま2月に入ってしまった。2月12日も午前10時から予定が入っていたが、何とか都合を付けて午前6時半から8時半までの2時間限定で釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)
碧南釣り広場でサビキ釣り
午前5時に釣り広場の駐車場に到着。雨が降っていたので、雨ガッパを着て放水路へ向かった。2号放水路中央付近外側に釣り座を構えた。
この日のタックルは、4m1号の磯ザオに中型スピニングリールをセット。仕掛けはママカリサビキのミキイト1.5号、ハリス0.8号、ハリ4号にナス型オモリ6号を使用した。
夜明けまでアタリはないと思いながら、アンダースローで届く範囲までチョイ投げしてから、置きザオにしてアタリを待った。雨も一時的のようですぐにやんだが、沖から冷たい風が吹いて肌寒い。
カタボシイワシとは
カタボシイワシは南日本から南方で生息するニシン型のイワシで、まだ私は見たことがない魚だ。温暖化の影響で生息域が北上して、碧南釣り広場でも釣れるようになったようだ。しかし2月に入ってからはピークも過ぎて、パラパラ釣れている感じらしい。
東の空が明るくなりかけた午前6時半ごろ、左隣の人が20cmぐらいのシルバー系の魚を釣り上げた。そろそろ時合いがきたようだ。その直後に私にも何かヒットした。リールを巻き始めるとよい引きをする。
10mほど沖でキラキラ光る魚体が見えた。引き抜けるくらいまでリールを巻いて、サオを立てて引き抜いた。22cmの丸々としたシルバー系の魚体で、これがカタボシイワシのようだ。見た目はサッパのようにも見えるが、丸々とした感じはニシンによく似ている。
本命を手中
次もアタリのあった20mほど沖のポイントへチョイ投げした。チョンチョンと誘いを入れながらアタリを待つと、ミチイトが引っ張られてヒットした。先ほどと同じくらいいい引きをして、同サイズのカタボシイワシを取り込んだ。これでヒットするポイントとパターンが分かった。
周囲でもカタボシイワシが釣れているのが見えるので、時合いを逃さないように同じポイントめがけてチョイ投げする。この碧南釣り広場の放水路では内側でも釣り人がいるので、オーバーヘッドキャストはオモリや仕掛けが後ろの釣り人や通行する人に当たると、かなり危険なのでやめてほしい。
24cmの良型も顔出し
余談はさておき、チョイ投げしたポイントではアタリが止まることもあるので、チョンチョンと誘いを入れて少しずつリールを巻いて、手前へ探りながら仕掛けを寄せてくるとヒット。今度は少し型が良いようで引きが強い。足元まで仕掛けを寄せてくると、横走りした。
隣の人とオマツリしないようにしながら引き抜いた。釣れ上がったのは良型のコノシロだ。サイズは24cmあり、夜は酢漬けに決定。右隣の人には指1本半ぐらいのタチウオがヒット。左隣の人にはヒイラギやサッパもヒットして、いろいろな魚がいるようだ。
アタリが消失して納竿
1時間ほどでカタボシイワシ5匹、コノシロ2匹となってラスト1時間頑張る。その後は大きなボラが時々スレで掛かることもあって、0.8号のハリスを何本か切られてハリ数が減ったので新しいサビキに替えた。
魚も回遊しているので今まで釣れたポイントで釣れなくなったり、足元で釣れたりしてポイントが定めづらい。8時の満潮近くになるとアタリが少なくなってきた。残り30分ほど頑張ったが、ほとんどアタリがないまま8時30分に納竿した。
最終釣果
この日の釣果は2時間でカタボシイワシ18~23cm9匹、コノシロ19~24cm5匹だった。夜のメニューはカタボシイワシの塩焼き、刺し身、酢漬け、そしてコノシロの酢漬けで奥さんと2人でおいしくいただいた。
<週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘/TSURINEWS編>