洋服やバッグの好きなところに装着できる画期的な『どこでもカラビナ』が登場
2024年04月03日 11:30
抜粋
釣行中、胸元・腰回りに「フィッシュグリップやプライヤーをひっかける場所」、「ルアーチェンジの時に、フックをひっかける場所」が欲しいと感じたことはないだろうか。そんな釣り人の煩わしさを解決する「どこでもカラビナ」という便利アイテムが発売されていたので、詳細を紹介していく。
（アイキャッチ画像提供：EVE-Technologies株式会社）
新発売の「どこでもカラビナ」
EVE-Technologies株式会社から、2024年3月1日より新発売となった「どこでもカラビナ」は、布やナイロンなどを中心した衣服や、ビニール製のテントなどに対して、一切穴を空けず、好きな場所に取り付けられる便利なカラビナだ。
先行して、自社ECサイトで販売を開始。その後は、釣り専門店や作業服専門店、アウトドアショップや生活雑貨などを取り扱う店舗へ展開していくようだ。
製品の特徴
「どこでもカラビナ」は、ダイナミックアタッチメント（特許出願中）と呼ばれる着脱方法を用い、フックを付けたい場所の裏側にメス側の金具を当て、オス側のカラビナをメス側にできるスキマに通すだけで取り付けが可能。フックから外すだけで取り外しも簡単で「アイデア次第で、いろんな場所に付けることが出来る」のが特徴。
どこでもカラビナの取り付け手順
どこでもカラビナの取り付け手順を紹介していく。
カーブしたパーツを、バックパックの取り付けたい位置に準備。
カーブしたパーツをバックの中に入れ、フックをカーブしたパーツの端の穴に入れる。
カラビナのフックをカーブしたパーツの反対側の穴に回すように引っ掛ける。
引っ掛かったら、手を放し取り付け完了。
釣行中の「困った」から生まれた商品
釣りシーンで必ず役立つ、「どこでもカラビナ」の商品化の背景についてについて紹介していく。
釣行中の不便さから着想を得た製品
同社代表の土屋さんは、釣り歴30年の釣りキチだ。土屋さんが普段する釣りのジャンルは、バスフィッシング、ライトゲーム、ライトショアジギング、サビキ釣りととにかく幅広い。どの釣りでも、両手がふさがっている状態で一瞬一瞬が勝負になる。そんな中で、無駄な動きを避けることから、市販のカラビナの購入を検討するも、つける場所に制限が生まれてしまうことがネックだった。
この不便さを解決したいと考え、世界中のアイテムを探し、「どこでもカラビナ」の原型となるアタッチメントを見つけた。実際にサンプルを取り寄せ、釣り場で試したところ非常に便利なことが分かり、共感する釣り人も多くいると考え、製品化に踏み切った。
釣りシーン以外でも使える便利な製品
この「どこでもカラビナ」は、釣りシーンに限らず、使用する道具が多い建設現場や、キャンプシーン、日常でも活躍が期待できそうだ。
＜河野／TSURINEWS編集部＞
