高知にできた最新のアレ! 手軽に楽しめる海上釣り堀。便利でこだわりのアイテムを有効利用しよう

2024年04月03日 19:30

[FISHING JAPAN]

抜粋

高知にできた最新のアレ! 手軽に楽しめる海上釣り堀。便利でこだわりのアイテムを有効利用しよう

初心者からベテランまでが楽しめる海上釣り堀。

イケスに放流された魚を釣るから、ターゲットは確実に目の前に潜んでいる。

あとはどうやってその魚にエサを喰わせ、釣り上げるか…のみである。

ただし、これが難しい。

特に糸や鈎の結び方もおぼつかないビギナーに大物がヒットすることも頻発する反面、ちょいと魚の機嫌が悪ければ、なかなか思うように喰ってはくれない。

ベテランや達人になると、喰いの渋さを仕掛けやエサの工夫で克服する。

それも釣り堀の魅力といえるのだが…。

今回はチヌ釣りKINGこと、がまかつテクニカルインストラクターの南康史さんと、がまかつフィッシングキャスターで女性マルチアングラーとして知られる島田細香さんが、高知県浦ノ内湾に登場した海上釣り堀で、達人それぞれ得意とする釣り経験から得たノウハウを駆使して、手軽な市販のセット仕掛を使いカンパチやサーモン、マダイなどを次々に釣り上げた。

「海上釣り堀は手軽な仕掛でやるのがイチバン。最近は様々な状況に合わせたこだわりの仕掛が簡単に使える時代。そんなアイテムを有効利用して海上釣り堀を楽しんでほしいですね」というのが2人の共通意見。

そこで今回は、手軽で楽ちんでありながら、ビギナーにも強い味方となる仕掛やアイテムを紹介してみたい。

使い方1つで釣り堀のヒーローに上り詰められるぞ~。

【1】

手軽に大物と対峙できるのが釣り堀の魅力

【2】

南さん、島田さんともに大物を釣りまくり

【3】

今回のロケの目玉ターゲットの1つがサーモン

基本となるマダイやシマアジを狙うワンタッチな仕掛が便利

海上釣り堀で釣りをする場合、2つの柱となる釣法が「ウキ釣り」と「ズボ釣り」や「ミャク釣り」という釣り方。

ウキ釣りはその名の通りウキを使った仕掛での釣り。

ズボ釣りやミャク釣りはウキを使わずに、軽いオモリを鈎の少し上に打っただけのシンプルな仕掛を使う釣り。

大きな違いとしては、アタリを取るのがウキ釣りの場合はウキ、ミャク釣りの場合は穂先となる。

ミャク釣りは釣るタナの設定が自由自在な反面、ウキが付いていない分、放っておくと仕掛がどんどん沈んで底網に引っ掛かってしまうリスクもある。

なので、ビギナーには圧倒的にウキ釣りがオススメなのだが、ウキを使った仕掛はパーツも多くて、セッティングが面倒なのがデメリットといえばデメリットだ。

ウキ釣りの場合、水深(網の底まで)が10m近くあるのが普通なので、遊動式の仕掛が一般的。

遊動仕掛は道糸の竿側からウキ止め、シモリ玉、ウキ用のシモリペット、下部のウキ止め、オモリ、サルカンやスナップサルカンと続き、その先にハリス、鈎が接続される。

まあまあパーツも多いので、これらをバラバラに持って行って順に通していくだけでも初心者には敷居が高い。

ロケ当日、南さんと島田さんがともにスタート仕掛として選んだのが、がまかつから発売されている「海上釣堀 棒ウキワンタッチ仕掛(真鯛)」だ。

これは上記パーツがすでにセットされている仕掛で、リールからの道糸を、この仕掛の接続部分の環に通して引っ張るだけですべてのパーツが道糸側にスライドして、一瞬で遊動ウキ仕掛が完成する便利なアイテム。

【4】

「海上釣堀 棒ウキワンタッチ仕掛(真鯛)」

で、こだわりの部分としては、感度がよく喰い込みがよいE.V.A素材の棒ウキを使用している点や、喰い渋り時にはどうしても細いハリスを使いたいのだが、ハリスが鈎の号数に応じて2号から用意されている点などがある。

また、仕掛を沈めるオモリのほかに、ウキの浮力をさらに細かく調整できるガン玉(2Bが2個)もセットされているから、魚の警戒心が高い時でもウキの浮力を落として違和感なく喰わせることができる仕掛となっている。

これがワンタッチでセットできるのは、初心者にはありがたい。

さて、釣り堀のターゲットとしてマダイやシマアジと並ぶ人気魚種が、ブリやカンパチなどを代表とする青物である。

掛かれば引きは強烈で、マダイ用の仕掛ではハリスが細くて対処できないことも多々ある。

そんな青物用の簡単で楽ちんな仕掛もある。

青物狙いでロケ当日にお2人が使用していたのが「海上釣堀 ワンタッチ仕掛(青物)」。

先に紹介した「海上釣堀 棒ウキワンタッチ仕掛」と同じスタイルで、こちらは青物用にハリスが6号、鈎は青物用の「ワラサ王」の11号がセットされている。

ハリス付きの替え鈎が2本付属されているので、交換も楽々だ。

【5】

「海上釣堀 ワンタッチ仕掛(青物)」

基本的にお2人ともベースをこの2つの仕掛で通して、マダイやカンパチなどを次々と仕留めていたわけ。

初心者はもちろん、達人級のアングラーも唸らせる仕掛だったことは間違いない。

【6】

ワンタッチ仕掛でマダイを手軽に数釣り

状況に合わせて仕掛の変化をもたらすこだわりのハリス付き鈎も有効利用しよう

基本的な仕掛のセッティングはマダイやシマアジにしろ、青物にしろ前述のワンタッチ仕掛が強い味方であるのは間違いない。

しかし、釣り堀では魚の活性によっては同じ仕掛でもハリスを細くしたり、長めに取ることで喰い渋りを克服できるシーンは多々ある。

ベテランさんなら、自分でハリスと鈎を替えて結び直すことは容易だろう。

しかし、初心者にとっては時間がかかるし、ましてやハリスと鈎を結ぶなんでテクニックは持ち合わせていない…なんて人もいるはず。

そこで有効利用したいのが、最初からハリスと鈎が結ばれているハリス付きの鈎である。

最近ではハリスや鈎の号数、ハリスの長さなどを違えてセッティングされているハリス付き鈎もバリエーション豊富に用意されているので、タックルケースに潜ませて、いざという時には利用したい。

そんな便利でこだわりのあるアイテムということから、ロケ当日にお2人が活用していたのが、がまかつが手掛ける海上釣り堀用のブランド「MARINE BOX」シリーズのハリス付き鈎。

このアイテムの特徴は何といってもバリエーションの豊富さで、使いたい状況がそのまま商品名にもなっているので非常に選択しやすい。

たとえば、マダイやシマアジをターゲットにした「海上釣堀 マリンボックス 真鯛」では、「ベーシック」「誘い」「喰い渋り」の3タイプが用意されている。

「ベーシック」はその名の通り、最初に使用したい基本となるセッティングなのだが、ベーシックタイプの中でも鈎はS(伊勢尼8号・ハリス2.5号)、M(伊勢尼10号・ハリス3号)、L(伊勢尼12号・ハリス4号)の3サイズがあるこだわりよう。

【7】

「海上釣堀 マリンボックス 真鯛 ベーシック」

がまかつ(Gamakatsu) G 糸付 海上釣堀マリンBOX真鯛ベーシック 1m S

この仕掛けは1mのハリスが接続されているが、喰いが悪くなった時には軽く仕掛けを引っ張ってサシエを動かすアピールも必要になってくることから、サシエを動かしやすい短めのハリスセッティングをしたい時に、ハリス70㎝の「誘い」が強い味方となる。

【8】

「海上釣堀 マリンボックス 真鯛 誘い」

がまかつ(Gamakatsu) G 糸付 海上釣堀マリンBOX真鯛誘い 70cm M

長いハリスをカットすればいいのだが、スナップサルカンとの接続部分がおぼつかない初心者のために、接続はすべてチチワ仕様となっているので、短いハリスを使いたい時にもスナップに通すだけで簡単に仕掛の交換ができる。

逆に長いハリスで自然にエサを沈下させることで、活性の低いマダイに口を使わせたい時もある。

そんな時には、長ハリス仕様の「喰い渋り」がオススメ。

こちらはハリスの全長が1.5mとかなり長い仕様で、喰わせやすい「口元尾長」鈎を採用している。

小鈎サイズのSS(口元尾長6号・ハリス2号)から用意されていて、S、M、Lと併せて4サイズがあるこだわりよう。

【9】

「海上釣堀 マリンボックス 真鯛 喰い渋り」

がまかつ(Gamakatsu) G 糸付海上釣堀マリンBOX真鯛喰い渋り1.5m S

同様に、青物用のハリス付き鈎もある。

それが「海上釣堀 マリンボックス 青物」だ。

こちらは「ベーシック」と「誘い」の2アイテムがあり、鈎には強さで定評のある「ヒラマサ王」を使用しているので、青物との真っ向勝負が楽しめる。

1mハリス付きの「ベーシック」はM(ヒラマサ王11号・ハリス6号)、L(ヒラマサ王12号・ハリス7号)、LL(ヒラマサ王13号・ハリス8号)があり、放流されている魚のサイズに合わせて、また、喰いの状況に合わせてチョイスできる。

【10】

「海上釣堀 マリンボックス 青物 ベーシック」

がまかつ(Gamakatsu) G 糸付 海上釣堀マリンBOX青物ベーシック 1m L

マダイ用のハリス付き鈎同様、誘いが有効な釣堀では短めのハリスセッティングも必要になってくる。

70cmハリスが接続されている「誘い」は、Mから3L(ヒラマサ王14号・ハリス12号)までの4種類があり、ターゲットや状況に合わせて細かな仕掛の交換が実現できる。

【11】

「海上釣堀 マリンボックス 青物 誘い」

がまかつ(Gamakatsu) G 糸付 海上釣堀マリンBOX青物誘い 70cm L

今や定番となっているネリエとのミックスエサ対応の鈎もある

マダイやシマアジ狙いの定番エサがネリエ。

最近ではネリエでも成分やカラーリングを変えたものがバリエーション豊富に発売されているが、ネリエの使い方はそれだけではない。

近年、流行の兆しを見せ、今やアングラーの中でも定番化してきているのが1つの鈎にネリエに加えて、ほかのサシエを合わせて掛けるミックスエサ。

要はダンゴを喰わせるもありだが、マキエが禁止されている海上釣り堀で、マキエの代わりも果たしてくれるダンゴと、シラサエビやエビのむき身、鶏のササミなどの定番サシエを組み合わせて喰いを誘発する。

これに対応させたハリス付きの鈎も登場。

「海上釣堀 マリンボックス ダンゴプラス」は、ハリスのチモト部分にネリエ(ダンゴ)をホールドしやすいラセンが取り付けられているタイプの糸付き鈎だ。

【12】

「海上釣堀 マリンボックス ダンゴプラス」

がまかつ(Gamakatsu) G 糸付 海上釣堀マリンBOXダンゴプラス S

ラセン部分にネリエを握り付けることで、鈎には何も付いていない状況を作り出すため、別のサシエを刺しやすいのが特徴だ。

ちなみに、もう少し高度な技術を要するウキなしのズボ釣り、探り釣りなどでは、仕掛を極力軽くするのが有効だが、そんな際にもオモリは使わずにラセンに付けたネリエの比重だけで仕掛を沈めることもできる。

今回紹介した糸付き鈎はすべてハリスにチチワが付いていて、スナップでワンタッチ交換ができるので、初心者にもベテラン並みの状況対応がしやすくなる便利もの。

ぜひ、タックルケースにラインアップを忍ばせて、いざというときに活用されたい。

●交通:高知自動車道の「土佐」ICで降り、すぐを左折。道なりに進み土佐市高岡町でセブンイレブンのある信号を右折。県道39号を進んで浦ノ内湾へ。宇佐町宇佐の信号を右折して黒潮ラインで渡船場へ。

●問い合わせ:海上釣堀 幸丸(TEL:0888・57・0830)

(文・写真/松村計吾)

「キング南康史 海上釣り堀で大暴れ!」

※当日の様子は、YouTubeフィッシングDAYS「キング南康史 海上釣り堀で大暴れ!」https://youtu.be/Bm3yHZQBETA で視聴できる。

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