種子島エギング遠征でレッドモンスターに挑戦 フィールド特徴や飲食店情報も紹介
2024年04月12日 06:00
抜粋
今シーズン2回目となるレッドモンスターを求めて3月下旬の月夜周り、2泊3日で遠征に行ってきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・佐々木智成)
今回の舞台は種子島
種子島は鹿児島県から南へ約40km地点に位置し、周囲166キロ、人口は約30,000人と大きな島と離島です。みなさんも一度は耳にしたことのある『ロケット打ち上げ』や『鉄砲伝来』などでも有名な島です。
アクセス方法
種子島へ渡るには飛行機、フェリー、トッピーの3つの手段があります。今回も私は出船率の高いトッピーで渡りました。島内の移動では車が必須です。必ずレンタカーを借りるか、フェリーで車と一緒に渡ることをオススメいたします。
種子島でのエギング情報
今シーズンは例年に比べ始まるタイミングが遅かったものの3月に入り徐々に良型があがり、3月中旬には4キロアップがかなり上がっているとのことでした。
屋久島と同様、夜に捕食で浅瀬に入ってくる個体や、回遊する個体をナイトで狙うのが基本となってきます。日中はダツの猛攻もありなかなかエギングは難しいのも現状です。
フィールド特徴
種子島は根が荒く、浅いエリアが多いため漁港の堤防やテトラから狙う方が多く、特に外海に面した漁港が実績が高いとのことです。堤防は足場がよく、レッドモンスターに挑戦してみたい女性にもオススメのエリアでもあります。
タックルデータ
ロッド :
エメラルダス STOIST ST 74MMH-SMT
エメラルダス STOIST RT 76MMH
リール :
EXIST LT 2500S
エアリティ2500S
ライン:ソルティメイト PEエギULT HS4 0.6号
リーダー :サンライントルネードVハード3号
ヒットエギ : ピーク4号
今回は先日発売されたSTシリーズ74MMHをメインに、RT76MMHとパワーのあるロッドで挑みました。
夕マヅメから釣りスタート
初日は島の北部にエントリー。天候にも恵まれ最高のコンディションの中、夕マヅメから釣りをスタート。辺りが真っ暗になり、満潮から下げ始めの潮が動くタイミングで、まずはアカイカ型の1650gのメスをゲット。
ヒットエギはエメラルダスピーク4号デリシャスムキエビンパス。
1kgオーバーが連発
イカはだいたいペアでいることが多く、このメスについているオスはかなりでかいだろうなーと、そこからすぐにキャストするも反応なく…
しゃくり続けること4時間。ど干潮間際の潮が一瞬動いたタイミングで、潮がきいているところを発見。丁寧にロッドでラインを送り込むとヒット!1410gの良型のシロイカ型のアオリイカをゲット。
ヒットエギはエメラルダスピーク4号ハッスルナイト。
そして、すぐに潮のきいているところにキャストすると1200gのアカイカ型のオスをゲット。
ヒットエギはエメラルダスピーク4号ハッスルナイト。
もう少しサイズが欲しかったものの潮がとまったタイミングで納竿。
2日目と3日目は荒天
朝からティップランの予定でしたが前日とは打って変わって爆風大時化で出船できず。その後、半日かけてエギングができそうなポイントを探して気付けば島をほぼ一周…
なんとか風裏でうねりもないポイントを発見して島の東部にエントリー。6時間しゃくるがアタリもなく納竿。
3日目
午前中ティップランを予定していましたが前日のうねりが残ってしまい、安全を考慮し泣く泣くの中止で竿を出すこともなく終わってしまいました。
種子島遠征で知っておきたいこと
種子島の近くにある馬毛島の自衛隊基地の開発や宇宙センターがあることから年々物価の高騰が進んでいることを頭に入れておいた方が良いかもしれません
開発により様々な業種の方が工事で来られており、なかなかホテルやレンタカーもとれないため、早めに計画をたておさえておくことをオススメします。
ギャフやタモは長めのもの準備
堤防での釣りがメインとなり、高い所では水面まで6m近いところも多々あります。長めのランディングツールを準備されることをオススメします。また堤防とはいえ滑りやすいポイントもあるので必ずスパイクフェルトシューズとライフジャケットを着用しましょう。
オススメの飲食店
遠征といえばやっぱりグルメも大事ですよね(笑)今回美味しかったお店を少し紹介します!
ラーメン(濱商さん)
トッピー乗り場から近く、地元の方も多くいつも行列ができています。あっさりとした塩とんこつもオススメですが、今回は味噌ラーメンと混ぜ飯をいただきました。
喫茶店(風車さん)
レトロな雰囲気のある喫茶店です。初日には種子島の知人とボリューム満点なランチをいただきました。
最終日にはモーニングでコーヒーとサンドイッチをいただきました。
モンスター挑戦は続く
今回の遠征ではなかなか天候に恵まれず、かなり悔しい思いと苦労をしました。早い段階から計画をたてていたこともあり、限られた時間と選ぶことのできない天候の中で結果を出すことの難しさを痛感しました。
ただ、それもまた遠征です。そして、その経験と悔しさが次回の種子島遠征にいかされると思っています。計画をたてた日程の中で全て釣りができる方が少ないかもしれせん。
天気、運、タイミング全てが揃わないとやはりモンスターには出会えません。ただこのエリアには毎投、毎しゃくりレッドモンスターが食ってくるという可能性と夢があります。その緊張感とワクワクが本当にたまらなく楽しいんです。
是非、一度皆さんにも挑戦してみてほしいものです。そして、私もモンスターと出会えるように今後も挑戦し続けます。
<佐々木智成/TSURINEWSライター>