チャドクガって知ってる?葉を大量に食べる幼虫がグロ過ぎ!生態や対策方法をチェック
2020年04月16日 07:02
抜粋

チャドクガって知ってる?葉を大量に食べる幼虫がグロ過ぎ!生態や対策方法をチェック
釣りに出かけると、山の中でさまざまな虫に出会います。
写真のチャドクガは、成虫の状態よりも幼虫の姿のほうが、よく見かけるのではないでしょうか。
初夏のころに大量に発生し、ツバキ科の葉を食べ尽くす勢いで集まってきますよ。
厄介なのは、その表皮から突き出している毛。
抜けて空中を飛び交いますし、人に触れるとその箇所が腫れ上がってしまうのです。
つまり、毒を持っている毛ということに。
知らないままでは、誤って触れてしまうトラブルが多発するでしょうし、山の木以外にも街中の公園の木の葉にも、数多くくっ付いている光景を見ることも。
ここでは、チャドクガの生態や対策方法についてご紹介します。
チャドクガとは
チャドクガとは、蛾の一種で、チョウ目ドクガ科の昆虫のことです。
黄色い成虫は、飛んでいるシーンよりも壁などに引っ付いているイメージが強いですが、幼虫のほうは違いますよね。
いわゆる毛虫とは、このチャドクガの幼虫を指しているといっていいでしょう。
チャノキやサザンカ・ツバキなどの葉を好んで食べる習性があり、発生する時期は毎年4月以降。
増え始めると大量に膨れ上がり、横並びになって葉を食い尽くしていきます。
なぜそんな整然とした食べ方を実践するのか、詳しいことは分かっていませんが、木の葉をまるごと食べてしまうケースもあるので、害虫として駆除の対象になっていますよ。
チャドクガの産卵の時期
チャドクガの産卵の時期は、夏ごろと冬になる直前という年2回のペースです。
特に冬直前の産卵では、卵のまま越冬して次の年に幼虫になるようですね。
葉の裏にときどき毛の塊のようなものを発見することがありますが、これがチャドクガの卵=卵塊です。
実は卵の毛にも毒が含まれているので、指などで触れてはいけません。
もし見つけたら、卵塊を取り除くのではなく、葉の根元から切断して、密封性の高いビニール袋などに入れて処分するようにしましょう。
1ヵ所で卵塊を見つけたら、その近くにも生み付けられている可能性があります。
慎重に葉の裏を確認しながら、除去作業を繰り返すようにしたいですね。
チャドクガの毒針毛
このチャドクガの卵塊や幼虫から伸びている毛のことを、毒針毛(=どくしんもう)と呼んでいます。
人の肌に触れると、毒でポツホツと腫れ上がってしまいますよ。
この毒は、タンパク質系の毒ですから、お湯などで肌を温めてあげるとその腫れを抑えることができます。
ただし、あまりにひどい腫れ方が続くようであれば、皮膚科のお医者さんに見てもらうほうが賢明でしょう。
カユイからといって、絶対に肌に指を立てたりしないでくださいね。
チャドクガ対策のためのおすすめアイテムはこちら!
それでは、チャドクガの対策に効果的なおすすめアイテムを取り上げましょう。
まずは、刺されたと感じた際に用いる薬です。
前述のようにお湯で温めるのか効果的なのですが、山の中などで応急処置が必要な場合は、塗り薬が最も適しているといえるでしょう。
アウトドアキャンプで自然の中へ立ち入る場合は、塗り薬の持参を忘れないようにしてくださいね。
薬を塗る前に、やってはいけない対処方法を記載しておきましょう。
①腫れてきた箇所がカユイので掻いたり擦ったりする・・・こればダメです。
余計に患部を広めてしまうかもしれませんから、絶対にしないでください。
50℃以上のお湯で肌を温めて、毒そのものの効果を和らげるようにすれば、カユミを我慢できるようになりますよ。
②チャドクガの幼虫に刺されたときに来ていた服をそのまま洗濯機に入れる・・・これもダメです。
服に付着していた毒針毛が、洗濯によって他の服に付着してしまう可能性があるからです。
梱包用の粘着テープを用いて、服の表面をペタペタ貼っては剥がしを繰り返しながら、毒針毛を取り除く作業をしましょう。
その上で50℃以上のお湯に浸し、毒気を抜いてから洗濯機に入れるようにしたいですね。
アイロンやアイロンのスチームは高温ですから、服に当てて毒の効果を取り除くという方法もあります。
チャドクガの幼虫を駆除する際に用いる、専用の殺虫剤です。
植木屋さんなどは、バーナーで幼虫を毛ごと焼いて駆除したりしますが、一般の人が木に向かって火を放つのはおすすめできません。
このような専用の薬を使って、幼虫を丁寧に駆除するようにしましょう。
チャドクガの駆除をするときは、素手でおこなってはいけません。
毒針毛がいつ刺さるか分からない状況なので、指や手のひら・手の甲などをしっかりガードするために、ゴム手袋を着用しましょう。
厚手タイプで、指先に滑り止め加工が施されているものがおすすめです。
雨降りのレインコート用に、使い捨てのポンチョが販売されています。
これを長袖・長ズボンの上から着込んでください。
顔にはマスク・メガネ・帽子をきっちり着用し、チャドクガの毒針毛対策を万全におこなってから駆除作業に入るようにします。
チャドクガの生態をよく理解して毒針毛に刺さらないようにしよう!
チャドクガの生態や実害、それに対する対策やおすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
チャドクガの幼虫の毒のことを知らずに、木の葉に触れてしまうことがあるかもしれません。
もし肌に異変が生じたら、まずは真水でしっかり洗い落としてから、50℃のお湯で患部を温めるようにしましょう。
カユミが出てきたら、塗り薬で対処するようにします。
当然幼虫が発生する時期には、むやみに木の葉のそばへ近寄らないようにしてください。
そして幼虫の姿を見つけたら、そこから離れることを実行しましょう。
似たようなシチュエーションのところにも、近づかないようにしたいですね。















