日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説

2024年07月05日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

三国沖ではひと足早く到達したマイカの群れを捉えた遊漁船から、多少まとまったマイカの釣果が届き始めており、良い日には1人30匹ほどの釣果が期待できそう。さらに、バチコンで狙う良型アジも好調とのことで、これから本格的にシーズンインする人気のイカメタルと、一緒に楽しめるバチコンアジングの魅力も併せて紹介したい。

福井県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説

福井でイカメタル釣行

初夏、西から北上してくるマイカの回遊に心躍らせるアングラーは多い。しかし、今季は海水温がなかなか上がらないため、マイカの到達が遅れているようで、いさり火で有名な福井県では、6月になってもスルメイカやアジが多く釣れ上がり、マイカは交じる程度の状況が続いている。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説イカメタルでマイカ手中(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

福井県坂井市三国町にある九頭竜川ボートパークから出船する飛龍に乗り込んだ。6月7日、最高気温は23度とそれなりに夏日となった。午後6時にアングラー10人を乗せて出港。波は穏やかだが、北東の風が3~5m吹きつけ、日が沈むころになると肌寒く感じる。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説船上は熱気ムンムン(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

風光明媚な東尋坊を海上から眺めながら航行すること20分。ポイントに到着すると船の向きを調整し、アンカーが投入された。堤腰船長から「水深40m。初めは20号からやってみてください」とアナウンスが入り、準備できた人からイカメタルやオモリグが投入されていく。

タックル

ロッドは各メーカーから専用のラインナップが出ているが、ファーストテーパーで20号の重さを背負えるものが好適。

リールは水深やタナがひと目で分かるカウンターリールがお勧めだが、メインラインに0.6号のマーキングカラー付きPEラインが巻いてあれば万事OK。

リグの種類

マイカは基本的にボトム付近を回遊しているため、底をしっかり取りタナを探りながらバーチカルに誘う。その日の活性やパターンをスピーディーに探るならイカメタル。対して潮流が速い、もしくは周りの状況を広く探るならオモリグ。大きくこの2種類の釣法に分かれる。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説15~30号がメイン(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

イカメタル

イカメタルを始めるうえでそろえておきたいマストウェイトは15~30号。カラーセレクトで押さえるべきは、発光色のホワイト系、シルエットを強調するダーク系だ。中間色のグレー系を担うイエローやピンクを入れた3パターンのカラー展開でそろえておくと安心だ。

次にドロッパーと呼ばれる浮力のあるスッテや、潮なじみの良いエギをセット。これらのカラーセレクトもメタル同様に基本の3パターンがあればバッチリ。

そしてその2つをラインに結んだリーダーにセットする仕掛けが重要なのだが、ロングやショートタイプといった種類がある。ショートタイプは取り回しが楽だが、アクションレスポンスが激しくなるため、スルメイカや新子マイカの興味を引き数釣りが楽しめる。逆にロングタイプはエギやスッテのアクションがゆったりと誘えるため、大物が狙いやすいという利点もあるが、初めは取り回しが良いショートタイプの方が、トラブルが少なくお勧めだ。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説イカメタル仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

セッティングは、リーダー側(上)のスナップにはドロッパー、エンド(下)のスナップにメタルが基本形態となる。それぞれのカラーセレクトだが、例えばメタルに発色系の白赤を選んだ場合、ドロッパーにはシルエット系の赤緑スッテ。もしくはその逆で装着し、その日のヒットカラーやレンジを特定していく…といった具合だ。上下2カ所につける利点を生かし、状況に応じてカラーを入れ替えてイカの反応を探ってみよう。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説オモリグで連発(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

オモリグ

次にオモリグを使用する場合だが、基本的にフォールで誘う釣り方になる。広範囲を探るためにキャストすることもあるので、トラブルが少ないスピニングタックルがお勧めだ。仕掛けをミチイトに装着し、船長指定サイズのオモリをぶら下げたら、リーダーのスナップにエギを装着。ボトム着底後、リーダーの長さ分でエギをフォールさせて誘う。潮流が速いときは特に有効な誘い方となるので、2タックル準備できれば完璧だ。

誘い方のテクニック

イカメタルやオモリグの誘い方として代表的なのは、(1)上げ誘い:ボトムまで落とし、2~3回シャクり上げステイ。フォール、もしくはテンションフォールを繰り返しながら巻き上げていく。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説大剣サイズと格闘(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

(2)下げ誘い:指示ダナまでフォール、2~3回シャクってステイ。フォール、もしくはテンションフォールを繰り返しながら落としていく。(3)シェイク:(1)、(2)のステイ後に小刻みにシェイクしステイ、このの3つを組み合わせながら、その日のパターンを導き出そう。

いざ実釣

まだ明るい時間帯はボトム中心で釣りを展開。それなりに潮も流れていたこともあり、イカメタルに対してオモリグを選ぶアングラーも半数ほどの割合でいた。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説マイカゲット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

右舷トモでイカメタルにファーストヒットするが、悔しいフックアウト。まだ警戒心が強いようだ。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説マイカ手中(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

7時20分ごろ、集魚灯が点灯。しばらくすると右舷ミヨシで待望のマイカが釣れ上がった。点灯から1時間ほど経過し、ようやく船の周りにベイトが集まってきたようで、ポツリポツリと釣れるものの反応は渋い。「本格的に釣れ始めるのは9時すぎごろだろう」と話す船長の予測通り、後半に差しかかるころにようやくコンスタントにヒットし始める。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説パラソル級のマイカ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

スルメイカ&アジ高活性

スルメイカは特に高活性で、シャクリや誘いを入れると高確率でヒットしてくる。マイカを狙う際は、ゆったりした誘いからのロングステイでのヒットが多く、この日のパターンのようだ。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説スルメヒット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

誘い方で釣り分けられるのだが、掛かったらさっさと取り込まないと今度はマダイなどの魚に食われてしまい、見るも無残な姿で上がってくることになる。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説こちらはマイカ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

終盤にさしかかると、ようやくアジの反応が出始めた。アジを狙う場合は、イカメタルのドロッパーやオモリグタックルのエギをジグ単ワームに交換するだけで、たちまちバチコンスタイルに早変わり。ほぼ入れパクで、良型アジがバケツに積もっていく。

バチコンの釣り方

バチコンとはバーチカルコンタクトの略で、イカメタルやオモリグ同様、縦で釣る仕掛けで魚にコンタクトする釣りのことを言う。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説バチコン仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

オモリの重さは船長のメタル指示同様20~30号。オモリの代わりにイカメタルスッテを取り付けて、イカと一緒に狙うことも可能だ。この自由度が面白い。さらに、バチコンでヒットするアジのサイズは、小さくても20cmオーバー。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説アジの活性が上昇(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

比較的コンスタントに40cm級のギガアジもヒットするため、釣り応え&食べ応えもボリューム満点だ。チャンスがあればぜひチャレンジしてみよう。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説バチコンで良型(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

総括

全体的に見れば、まだスルメイカが多い状況だが、マイカも大剣サイズ交じりでコンスタントに釣れた印象。誘いやステイの度合い、小まめなカラーチェンジが釣果促進のカギとなる。

日本海のイカメタルに本格シーズン到来 リレーで楽しめるバチコンアジングと併せて解説お世話になった飛龍(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

バチコンで狙えば確実にヒットする良型アジの存在はうれしい。無事全員安打となり、午後11時20分納竿。0時には港に戻ってきた。今はまだスルメイカが元気だが、水温上昇とともにどっと押し寄せてくるであろうマイカの回遊に期待したい。

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年6月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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