バス釣りに使うタックルってどれを選べばいいの？おすすめアイテム10選

バス釣り用に作られたタックルは、数え切れないほど存在します。

初心者の人でなくても、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。

「できればめっちゃバスが釣れるのがいいです～っ！」

誰しもそう考えるに違いありませんが、果たして釣れるタックルとはどのようなもので、どんなふうに使えばいいのでしょう？

ここでは、バス釣りにおすすめのタックルについてご紹介します。

バス釣りのタックルとは、バスを釣るために使う道具一式のことを指しています。

決してラグビーの関連用語ではありません。

ロッドやリール、仕掛けに使うルアーやスナップ類など、全ての釣り道具をタックルと呼んでいますね。

道具をまとめて収納しておく箱はタックルボックス、釣り場まで肩から下げて運ぶカバンはタックルバッグです。

ですから、ベイトロッドにベイトリールを取り付けた状態をベイトタックル、それぞれ単体の状態でもそう言うようになっています。

バス釣り用のタックルで印象深いのは、なんといってもルアーでしょう。

さまざまな形・カラー・サイズが用意されていて、使われている素材もウッド・プラスチック・発泡樹脂と多種多様な状態です。

「どれがイチバン釣れるの？」と尋ねられても、答えようのないくらい多いですね。

なぜそんなに増えたのか？

それはバス釣り自体に、大変魅力があったからです。

ルアーに食い付くシーンを目の当たりにできる釣りなど、他の魚ではかなり限られています。

それが手軽に、近所を流れる水路や河川、小規模な池でも体験できてしまうわけですから、人気が出ないはずがないのです。

その中心に輝くタックルが、ルアーなのです。

そのルアーをバスが潜むポイントまでキャストするのに必要なのが、ロッドでありリールであり、それらをつなぐラインになってきます。

またフックがなければ、ルアーに食い付いたバスをランディングするまでに至らないでしょう。

これら全て、タックルという名称でひと括りにできます。

バス釣りを展開していく場合、タックルをどう選ぶかで釣果も変わってくると認識してください。

分からない・知らないままでは、釣れないままに終わってしまいます。

勇気を出して、バスを釣り上げる領域へ自らの一歩を踏み出してみましょう。

それでは、バス釣りにおすすめのタックルをご紹介します。

連動しているほうが分かりやすいので、まずはルアーから取り上げましょう。

そしてそれをキャストし操るのに必要なロッドやリールを、順に並べてみますね。

昔からよく見かけるバス釣りルアーの代表のような、クレイジークローラーです。

ボディにはじゅうぶんな浮力が与えられていて、左右に大きな金属製の羽根が付いているのに沈みません。

沈まないどころか、正面からやってくる水の壁をしっかりとらえて、胸を張るように羽根を大きく開く仕組みになっていますよ。

左右の羽根に同時に同量の水が当たるわけではありませんから、左右どちらかにやや傾きます。

その誤差を修正するために、逆にボディを振って水を後方へ逃がそうとしますよ。

アングラーが鼻先に結んだラインを引っ張っているのですから、その誤差修正アクションは続くわけです。

これが、クレイジークローラーのアクションのベースとなり、カシャカシャという干渉音と水をかき回す音を重ね合わせながら、水面を攪拌しバスを引き寄せるのです。

ハンドル1回転で60センチに満たないライン巻き取り量に設定された、シマノの丸型ベイトリールです。

これなら自分の心拍数に合わせたリズムで、しっとり緩やかにクレイジークローラーをリトリーブすることができますよ。

キャストの際も、最新のDCブレーキがバックラッシュトラブルを抑えてくれて、快適なバス釣りを続けられます。

かなり飛距離が伸びるので、広範囲をくまなく丁寧に探りたい人におすすめです。

クレイジークローラーの遠投には、6.5フィートの長さを持つこのロッドが応えてくれるでしょう。

バットからティップの先に至るまで、グラスファイバー繊維を張ってあり、中心にはカーボン素材のブランクスを配置。

こんな設計のロッドはなかなか珍しいのですが、軽くて振り抜けが良く、グリップエンドまでが短いので、お腹に当たって邪魔になることがありません。

バスが釣れたときの美しい曲がりは絶妙で、バスか幾度となく暴れてもその衝撃をしっかり吸収してくれるのを、間近で見ることができます。

クレイジークローラーを遠くまで届けてくれるラインには、流行りのPEラインよりもナイロンを選びます。

理由は、①擦れに強い②水に浮く③しなやかでトラブルが少ない、からです。

バリバスゲームというタックルが作られてから、ずいぶんと年月が経ちましたが、それでも現行品として釣具店に並んでいるのは、それを欲するユーザーが枯れないからでもあります。

20ポンドの表記でも、4号の太さしかありませんから、ワンランク細いラインを選べるというメリットも、ユーザーを満足させている理由かもしれませんね。

流行りの高比重ワームです。

これをオフセットフックに装着してオーバーハングの前へ着水させると、不思議なことに真下へ沈もうとせず、そこからオーバーハングの奥目がけて、斜め方向にスライドフォールしていきます。

まるで散歩しているポチが、飼い主の気持ちを察して落とし物を拾いに行くかのように、バスの居場所へ自らを運んでいく、そういう最新鋭タックルなのです。

まだ未体験の人は、ぜひ試しにキャストしてみてください。

「こりゃ釣れるわ！」と独り言を池の上で漏らしてしまうでしょう。

ナロースプールに切り替わって、明らかにキャストの後半が伸びるようになった、新しいベイトリール・メタニウムです。

12ポンドのフロロカーボンラインとの相性がバツグンに良く、バックラッシュトラブルなしで手返しよくキャストを続けられますよ。

高比重ワームのバックスライドフォールを操作しやすく、バスが食い付いた瞬間にフッキングに移ることができます。

オーバーハングや奥に沈んでいるカバーにバスが引っ掛かったりするのですが、モノコックボディは何ら歪むことなく力技で引きずり出してくれます。

少々荒っぽい使い方がよく似合うベイトリールといえるでしょう。

ロッドティップ部分だけがソリッドになっていてよく曲がり、バットにかけてはミディアムパワーという、超ハイブリッド異端児の雰囲気を醸し出している、2020年追加モデルのベイトロッドです。

グリップがめっちゃ軽くなったので、フッキングからランディングまでの作業がとてもスムーズにおこなうことができますよ。

繊細なアタリはティップの曲がりで判断、それでも分かりにくい場合は、ティップから垂れ下がっているラインの緩みと張りで判断できます。

つまり、目視でバスの有無が判断しやすい画期的なタックルということになります。

実売価格がとんでもなく安いので、本当にこれでいいのか？と担当者に尋ねたくなる逸品ですよ。

フロロカーボンラインなら、クレハがリリースしているラインナップが扱いやすいです。

しなやかなものから硬めのものまで、ユーザーのニーズに応じて細分化しているのが嬉しいですね。

すでに餌釣り用ハリスとして実績が高かったですから、クレハのフロロなら安心して使える！という人も多いでしょう。

ちなみに、ボビン巻き仕様のシーガーフロロマイスターというラインも、バス釣りには欠かせないタックルです。

高比重ワームに付けるオフセットフックです。

少々幅狭なデザインに感じるかもしれませんが、ハリ先とラインアイがじゅうぶん過ぎるほど離れているので、フッキング効率はかなり高め。

絶対にバラシたくない一投を任せるなら、このフックで決まりでしょう。

最も小さなサイズか、それより一段大きいサイズの六角ナットをバス釣りタックルに加えてください。

上述のオフセットフックを高比重ワームにセットする際に、これを通しておくのです。

1個通すだけで遠投が利きますし、フォールスピードやフォール角、ワームそのものの姿勢もコントロールできますよ。

バス釣りに使うタックルの特徴や、おすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか？

タックルをうまく使いこなせるようになると、バス釣りが一層楽しくなります。

あえてスピニングタックルを載せなかったのは、ベイトタックルにチャレンジしてもらいたかったから。

そのほうが掛かったバスを、より確実に取り込むことができますよ。