堤防で簡単に出来る【岸壁採集】で出会った想定外のもの4選 サメに昆虫に野菜まで?

2025年08月09日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

漁港などで水面・壁に居る生物をタモ網などの道具で採集することを「岸壁採集」といいます。フィールドワークの手段のひとつで、初心者にもおすすめできる比較的安全な方法です。主に採れるのは幼魚などの水面で暮らしている生きものや、アメフラシやカニなどといった底生生物などです。しかし、そこは広い海。思わぬものを見ることもあります。

【『サカナト』で読む】

(アイキャッチ画像提供:俊甫犬)

堤防で簡単に出来る【岸壁採集】で出会った想定外のもの4選 サメに昆虫に野菜まで?

小さなシュモクザメの死体

漁港は囲いのような地形であるため、色々な物が吹き溜まります。中には、様々な魚や生きものが息絶えた姿も。

筆者が出会った中でも、特に大物だったのがシュモクザメの死体。全長1mほどのまだ若い個体でした。

おそらく漁で混獲されたものが弱って、亡くなったものでしょう。この大きさになると、さすがに持ち帰ることもできず、写真に残すのに留めました。

昆虫を観察できることも

池や川などに棲む水棲昆虫は基本的に淡水域に生息しており、海には昆虫類は居ません。

ですが、昆虫が採れたことがあります。水面で溺れていたカナブンの一種です。

堤防で簡単に出来る【岸壁採集】で出会った想定外のもの4選 サメに昆虫に野菜まで?カナブンの一種(提供:俊甫犬)

 

海面に小さい虫が溺れていることはよくありますが、カナブンのような比較的に大きな昆虫までいるのは想定外でした。

その個体は脱水を起こしていたらしく、飲み水を与えたところごくごくと飲みました。

海に大根……?

水面には人が捨てた様々な物が浮いており、海洋ゴミ問題が深刻であることは周知の事実。

ですが、中には「なぜ?」という物もあります。いちばん意外なものが「大根」でした……。

堤防で簡単に出来る【岸壁採集】で出会った想定外のもの4選 サメに昆虫に野菜まで?大根(提供:PhotoAC)

葉も根も綺麗にそろっており、「このまま干せばたくあんができるだろう」と感じるほど。

しかし、いずれにしても、海に捨てるのは適切ではないでしょう。いったい誰がなぜ捨てたのかは見当も付きません。

生態系を脅かすミシシッピアカミミガメ

ミドリガメ(正式名称ミシシッピアカミミガメ)は指定外来種に数えられている生物のひとつ。

かつてはペットとして流行しましたが、寿命の長さとその成長サイズによって飼いきれなくなり、野外に放すことで定着してしまい、生態系を脅かしているカメです。

堤防で簡単に出来る【岸壁採集】で出会った想定外のもの4選 サメに昆虫に野菜まで?ミドリガメ(提供:PhotoAC)

本来は淡水の沼などに生息するはずのミドリガメを海で発見。しかもまだ赤ちゃんサイズの個体でした。

ペットとして飼育していた方が逃がしたのか、川を下って流れ着いたのかはわかりませんが、海水にいては生きていくことは難しいでしょう。

移動させるわけにも行かず、悶々とした気分になりました。

採集・釣りの際はマナーを守ろう

2020年、静岡県沼津市の名所・大瀬崎が釣り禁止になりました。一部の釣り人のマナーの悪化が原因だと言われています。

自然の恩恵を受けておきながら、ゴミなどの廃棄物を自分で処理せず、自然に対して仇で返す。そのようなひどい行為が各地で行われていることがあります。

岸壁採集は、綺麗な生きものにたくさん出会える素敵な活動です。

採集活動や釣りを含む自然を相手にしたフィールドワークでは、生きものたちとの出会いがある反面、ゴミや捨てられた生きものなど“負の側面”にも遭遇することがあります。

1人1人が自然や生きものに敬意と慈しみを持ち、人間社会と共生できることを願っています。

<俊甫犬/サカナトライター>

この記事を見る

楽天市場ランキング
30位
商品説明★ ウェーダーやフローティングゲームベストの収納時に最適!★ 可変ギミック搭載であらゆる用途...
¥2,393
29位
仕様/規格●自重(g):238●ギヤ比:6.2:1●最大ドラグ力:5.2●最大ライン巻き取り長(cm...
¥12,495
28位
【返品種別A】□「返品種別」について詳しくはこちら□※竿収納目安は竿の仕舞寸法をご参照ください。リー...
¥12,800
27位
仕様/規格●スピードコントローラー付き●日本国内仕様 (AC100V~240V)対応●回転数: 最大...
¥13,039